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召喚

寒い・・・


目を開けると私は広い空間のなかにいた。辺りを見回してみるとそこはヨーロッパとかによくある広い礼拝堂みたいな場所で、目の前には3人の人物が立っていた。


私が訝しげな様子で彼らを見ているとそのうちの一人、司教みたいな恰好をした男が話かけてきた。


「ようこそ聖女様。お待ちしておりました」


そう言ってきた。


何を言っているのかわからなかったので聞き返した。


「聖女って何のことですか?」


そういえば日本語が通じる。ここは一体どこなのだろう。


「ここはミッドガルド王国の聖都ペンドラゴンの王城です。あなた様は癒しの聖女として異世界より召喚されました。ここはあなた様の住んでいた世界とは異なる世界です」


何を言っているのかわからなかった。異世界転生という単語が思い浮かぶ。私は今どういう状況なんだろう。夢なのではないだろうか。


いや、この現実感・・・明らかに夢ではない。私は異世界転移してしまったのか。


「この世界には時の神殿と呼ばれる重要な神殿があり、現在はそこにひびが入ってきてしまっています。このひびが広がり続ければやがて世界は滅びます。このひびを治せるのは癒しの聖女様の癒しの力しかないのです」


頭の回転がついていかない。私はつまり何かのミッションをこなすために呼び出されたのだろうか。この男の話によればそうらしい。


では私がその癒しの聖女なら、取り敢えずは状況を探ろう。

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