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第２７話 盆地へ行く準備
（盆地へ行こう１/６）
９月１日から盆地へ行って 早く皮鞣し工房を取り仕切りたくてうずうずしているドスコイ。
炭焼き職人であるダンカンや木こりのトントンも 自分達の仕事の基となる木を育てる為の植林事業には最初から関わりたいと積極的だ。
当初 リンは、この３人と見習いであるアランとリックの５人が盆地に行き、
ベルフラワー本領（と修道院などがある地域を呼ぶことに決めた）が人手不足になれば、現在盆地にいる森男達をに呼び寄せればよいと考えていた。
しかし 森男を本領に入れることに女性達が大反対であったので
５人も盆地に送る余力があるか疑わしくなってきた。
そもそも１０月前後には 湯気の地へ 粘度や石灰などの採掘の為にサローヤン達を送らなければいけないのである。
そこで 人手のやりくりについて話し合った。
