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この先に日常は待っているのか  作者: 柊彩華
第2章 目
14/25

去年 11月18日


彩達が1年生の頃。

入学式・クラスマッチ・3年に1度の学園祭などのイベントを終えていた時期だった。冬の寒さが近づき、あと1ヶ月で年末を迎えようとしている。


「おはよう、彩ちゃん!」


「芽生ちゃん、おはよう。」


当時1年4組には、明神 芽生〈みょうじん めい〉という生徒がいた。

顔が可愛い上に誰にでも明るく接する彼女は、他クラス含め友人が多い。男子バスケ部のマネージャーで、当時は同じ部の雄吾と付き合っていたらしく、この話題は1年の間で有名だった。


人見知りの彩は特段仲が良いという関係ではなかったが、同じクラスのため言葉を交わすことは勿論あり、自分にでも明るく接してくれる彼女のことをとても良い人だという印象が強い。




その日の放課後。いつも通り体育館のギャラリーで彩達が卓球をしていた、その時だった。



「キャーーーーーーーーー!!!!!!!!」



外から聞こえる女子生徒の悲鳴。

体育館にいた卓球部含め、バドミントン部やバレー部の生徒達も驚きで動きを止めた。


が、数秒後には何事もなかったかのように、活動を再開する。



「今の悲鳴何だろうね。」


「俺たち今から休憩だし、涼みに行くついでに見に行こうぜ。」


こうして、彩・中・優哉・恒星は外に出て、とりあえず中庭の方に行ってみることにした。


中庭には、校舎と別館を繋ぐ2階の渡り廊下があり、その下に自動販売機がある。

何もなければ飲み物を買って戻れば良い。4人はそう思っていた。



中庭に着くと部活中の女子生徒が2人佇んでいた。

よく見ると、春菜と女子テニス部の1人だった。


「ダニー!お疲れ!」


彩が春菜に叫び、走って行く。


「………………。」


こちらを向いた春菜は何も言わない。



不思議に思い、そのまま近づく。

そして、4人は目を見開かせた。







渡り廊下下のコンクリート上に、1人の女子生徒が頭から血を流して倒れていたのだ。









よく見るとそれは、明神 芽生だった。



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