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転生した古竜は人生を謳歌する  作者: くま
竜の記憶
5/135

まだ終わらない

非常に読みにくいかと思いますが、演出です。すいません




 数千年続いた伝説と、数千年を生きた古竜。




『我はただの人間でありたかった。人を引き裂ける爪ではなく、人を助けるような道具が作れる指が欲しかった。人を拒むような鱗ではなく、人を感じられるような肌が欲しかった。人を脅かす目ではなく、人を安心させられるような笑顔が欲しかった。人を灰に変えられる炎ではなく……』


『人を楽しませるような歌を歌いたかった、かな?』


『誰だ?』


『誰でもない、誰かだよ』


『我に何の用だ?』


『特例処置』




 彼らの伝説は後世に残り、語り継がれる。




『伝説に残り、名もなき名を刻んだ古竜さん』


『つけられる名がなかった』


『自分に名前を付ける前に娘に名前つけてたらしいみたいだね』




 しかし、新たに作られる伝説は、いまだ知られることはなく。




『我は、ただの親であればよかったのだ』


『そんな調子じゃあ、君が進む意味を与えた勇者君が呆れるよ?』


『このようなところにいるのだ、進んだところで、前にたどり着くことはできぬ』




 知らぬままに、その歩を進める。




『君は言ったよね?考えることが人間だって』


『……言ったな』


『それならさ、あきらめないことも人間じゃない?』




 進む足取りは疎らだが、




『これは、君の幸せのための試練だよ』




 進む先に光があると、

 


 

『神様は言いました』




 彼らの道は照らされていると、




『進むことをあきらめなければ』




 その道が交差するとき、




『物語は生まれる』




 新たな伝説が幕を開ける。




『じゃ、頑張ってね!』

 

プロローグはここまでとなります、次の投稿は一章を執筆し終わってからになりますので、しばらくかかります。

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