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序章

やぁいらっしゃい。

おそらく初めまして・・・だとは思う。けどたまに複数回来る人もいるからこうも言っておこう。「また会ったね」って。まぁ君がどちらかなのか、僕には分かりえないのだけどね。

さて前フリはこの辺にしよう。

今から始まる物語は、ある少年と少女による戦いのお話だ。・・・え、ありきたりだって?確かにそうだね、ありきたりだ。けどちょっと違うかもしれない。僕的には、だけど。そう思う理由は敵さ。彼らの敵は複雑だからね。純粋な悪だったり、別の正義だったり、世界だったり、時間だったり、仲間だったり、恋人だったり、自分だったり。まぁこの辺は見てくれれば分かるんじゃないかな?

とにかくそんな物語さ。・・・全く分からないだって?それはそうさ、真面目に説明してないもの。教えてしまったらつまらないだろう?ヒントを出したらつまらないだろう?だから僕はこの世界の主としてこんな風にしているのさ。

おっと、長くなっちゃった。そろそろ物語を始めないとね。そろそろ飽きてきているだろうし。僕だってそんな暇じゃないんだ。彼らがしでかしたことの後始末が残ってるしね。

さて・・・とりあえず始めようか。僕はいっちゃうけど。

物語がいいところまでいったらまた会おうね、みんな。


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