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戦闘スタイルの確立 ☆

そして俺はただいまモンスターと戦っています。初日に追いかけられた狼、名前はブラックウルフというらしい。とても、強いです...





鐘の音で目が覚めた。

たしか、6時と12時18時の3回街の至る所に聴こえるように鳴らすようだ。そして、昨日まではテンプレ通り薬草採取をしていたが、今日からはモンスターを狩りたいと思う!


「と、いうわけでFランク用の討伐クエストない?」


ケイト様に教えて貰おう!


「どういう訳よ...Fランクに討伐クエストは回されていないわよ」


「なん...だと..!」


「でも、常備クエストにはあると思うよ」


ゴブリンなどがあるようだ。ん?これは...


「なぁ〜ケイト〜これってさぁ?」


ブラックウルフについてである。俺が初日にぶっ殺されそうになったやつだな!ゆるせん!激おこだぞ?





と、こんな感じで受けたんだが今のステータスでは厳しかったな。やっと1体を倒す事に成功した。ライオットから買った細めの剣で斬りかかるんだが、避けられる。ブラックウルフの反撃は俺の籠手でなんとか防いでいた、そんな激闘(笑)を繰り広げた末決着をつけることが出来た。ちなみに今のステは


ユーリ・クライバー (男)

HP: 400 <

MP: 460 <

STR: 100 <

VIT: 90 <

AGI: 80 <

INT: 150 <

DEX: 110 <

称号:[異世界人][ポーションの達人]

スキル:[システム][剣術lv1][魔力操作lv1]


やっぱりモンスターを殺すとステ結構伸びるな...それでも、一般人に毛が生えた程度だ。魔力操作?これで身体強化でも無意識にしてたのだろうか。それにポーションの達人ってなんだよ!なんか日本語変だろ!?いや、正確には翻訳されてるから日本語じゃないのか?謎は多い


1匹の討伐報酬は銅貨10枚でした。1000円です。





今日はゴブリンじゃ!ということでゴブリンやっつけます。ただ、こいつら人型なんだよな...なんかやだなぁ


なんて思ってた時期もありましたよ。でもね顔を見たらそんな気なんてなくなりましたよ。ある意味差別になるのかもしれないけど(魔物に差別ってあんのか?)やっぱり人族とは違うんだなぁと思った。ちなみにステが上がったのと、剣術lv1のおかげで楽に勝てた。けどなんとなく違うなぁって気がする




さらに次の日

そう!魔力だよ!やっぱり異世界なんだから魔法だよね!

まずは魔力を感じろ!などとは言われなかった。魔法は決まった物しかなく、魔法によって消費mpが決まっている。ある種ゲームみたいだな。他の人にはステータスなんて概念はないから総MPなんていうのは感覚でしか分からない。だから無属性魔法のライト(明かり)を何発撃てるかで測ってるんだそうだ。まぁぶっちゃけこの辺はどうでも良いんだ。俺が目指す事は全ての元となっている無属性魔法に馴れる。そして魔法の開発とかをして見たいな。


魔力操作のおかげで余裕でした。イメージは粘土、これをこねくりまわしたりしてる。と、普通の人なら思うよね?飛ばしてみとうと。結果から言うと出来た。ただ、部屋のドアを壊しちゃった。

ケイトに訊いたら魔弾と言うらしい。だいたいの人は1個を撃てるくらいらしい。熟練者でも2〜5個が限界らしい。まずはこれの数を増やすか。





無属性の魔石というものを見つけた。実はこれといやし草(薬草とも呼ばれるのでこれからは薬草と呼ぶ)でマナポーションが調合出来る。そしてこれがまた貴重品なのである。だからこれを大量に使う事が出来たら?





ゴブリンの集団に魔弾が降り注ぐ。その数50程!これを何度か繰り返した。


「よっしゃぁ!出来たぜ」


マナポーションを飲みながら魔弾を作成して行くと100近くの魔弾を作る事に成功した。だがそれ以上飲もうとするると物凄いだるさが身体を襲う。ふむ...1度には2本が限界か。それ以上は時間を置くと。





「ほい、これを頼む。ケイト」


「こんなに!?」


俺はバッグから取り出す様に見せかけてアイテムボックスからゴブリンの魔石を取り出した。


「ちょっと運がよくてな」


「いくらなんでも多すぎるわよ!100近くはあるわよ!?」


この一言でギルド内が騒めく。いや、もともと騒めいているようなもんだったけどさ。


「おい100個だってよ」

「ってこたぁ5個集団くらいか」

「すんげぇスタミナだな」

「まだ太陽が結構高いぞ」

「とんでもねぇな」

「いや、普通に考えれば溜めてたんだろ」


などと聞こえる。


「へぇ!あんたやるじゃん!名前は?」


なんだなんだ?


「ユーリだ。貴方は?」


前に鑑定したから知ってるんだけどねぇw


「あぁ失敬失敬!私はポーラってんだ。...ん?Fランクでそれはやばいっしょ」


机の上に置いといたギルドカードを見られた。


「まずいのか?」


「いや、普通Fランクなんざすぐに昇級しちゃうからね。珍しいんだよ!」


「なるほど」


「ケイト!ユーリ君を推薦するよ」


「ポ、ポーラさん!」


「なんだい?」


「いきなりそんな...」


「良いじゃないか!頼むよぉ〜」


「はぁ〜、分かりました」


「おお、さすがケイト!って事でユーリ君、行こうか?」


「???」


どういうことだ?勝手に話が進んでく...


「ランクアップテストですよ。Aランク以上の者の推薦で受けることが出来ます。最大Bランクまで昇級する事が出来ます。まぁ、Aランク自体そんなにいないのもあり全ギルドを通して1年に1.2度くらいしか行われません。


それとポーラさん、今からは無理です。準備があるので明日ですね」


ケイトさんの営業スマイルに押され、おもわず丁寧になっちゃう。


「なるほど、ありがとうございます」





9時の鐘で起きた。うん、まだ早いな。これからテストだしたまには準備運動しますか!


運動終わり。ん?内容?ははは、走っただけだよ。少し早いがギルドへ行くとしよう。


「おはようケイト」


「あ、おはようユーリ。もう来てるわよ」


来てる?ポーラか?


「お待たせしました」


闘技場へ行くと4人の人がいた。


「ユーリです、よろしくお願いします」


「わしはギルド長のジョンソン・マクナルドじゃ、貴様には期待しておるぞ。まぁせいぜい頑張るんじゃな」


なんだこいつ、偉そうだなぁ...いや、実際そこそこの権力を持ってるからこの時代で言えば偉いんだろうな。


「私は騎士団の副団長のローレオ・ブランタナーです。よろしくお願いしますね。Bランクを目指して頑張ってください。ちなみに勝ち負けはあまり関係ないので気軽に取り組んだ方が良いですよ」


はい、すごく...イケメンです。そして、さりげなく緊張をほぐしてくれている。内面までイケメンとは!


「俺はアントビっす!今日はよろしくっす。いやー、ユーリ君強そうなんで負けないように頑張りたいっす」


なんでこんなに腰が低いんだ?それに俺の事を強そうって言ったな?こいつ...


「ユーリさんにはアントビさんと模擬戦をしてもらいます。場所は自然の中だとアントビさんが優位すぎて、力を測る事が出来ないのでギルドにある訓練場で行います。なんでもありですが、命の危険があるような攻撃があった場合には厳しい罰則があるので気おつけてください。また、あくまで力を測るためなので勝てなくても問題ありません」


ポーラと同じパーティ。そして試験官はAランクがする。騎士団もこの街にいる。もちろんギルド長も。なるほど、だから翌日に試験が出来たのか。

そしてアントビ...騎士とはちがう、泥くいような強さを感じられる。これが、戦歴の冒険者!第1に生き延びる。冒険者はこれに尽きる。


「もちろん、過去に試験官に勝った人なんたいないけどね」


と、ローレオ


「はい、そうです。なのでユーリさん、リラックスして挑んでくださいね」


ケイト様の有難い(笑)お言葉がかかる。

なるほど、ならいっちょAランク相手に勝ってやりますか。俺の今のステータスは


ユーリ・クライバー (男)

HP: 500 <

MP: 670 <

STR: 160 <

VIT: 190 <

AGI: 130 <

INT: 400 <

DEX: 200 <

称号:[異世界人][ポーションの達人][無属性魔法の天才][魔法使い]

スキル:[システム][剣術lv1][魔力操作lv2][無属性魔法lv4][魔法攻撃アップlv1]


これが魔弾特訓の成果だ。INTだけならAランククラスのはずだ。


「それでは始め!」


俺はいきなり魔弾を50程展開した。


アントビ「っ!?」


ケイト「えっ」

ギルド長「なっ」

副団長「ほぅ...」

ポーラ「へぇ!」



*アントビです。謎のイケメン感www

挿絵(By みてみん)




どうも!


戦い方がなんとなく分かってきましたね。魔力おせおせです。そしてそれを補助するアイテムたち...調合とかチートすぎんよ。


アントビさんはまた登場してもらう予定になっています。

日付変わってしまっていた!!!

どうしても☆忘れちゃう...

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