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お助けぇ〜 ☆

「それとも転生してみる気はあるかい?」


パジャマ着たお兄さんと対面している。

それよりもなんて言った?転生?転生だと!?


「うん、転生」


お、おおお。まさかこの俺が...奇跡だ!


「そ、奇跡。君は神に選ばれたんだ」


なんで俺なんだ?


「ん?たまたま」


たまたまか...まぁそうだよな。祈った所で意味はない。いや、そもそもなんで会話出来てるんだ?


「それはね、心を読んでいるんだよ。ここは現実だけど現実空間じゃないから」


?よく分からないが、心を読めるってことか。それで、一応聞くが地球での俺はどうなったんだ?


「意外と理解が早いね。ああ、それでどうなったかだっけ、うーん死んだかなww

そんで、輪廻の輪に還るか転生するかってとこだね」


転生します!転生の転生による転生のための転生を目指してきたんで!


「ちょwおまっwwwそれ間違ってんぞww」


所でさ、お兄さん誰?


「ほぉ?なるほどなるほど。私はね神の代行者って所かな」


へぇ、合点いったよ。


「それでね、転生先なんだけど、神の管理している世界にしか行けないんだ。でもちゃんと、剣と魔法の世界だから安心していいよ」


魔法なかったらどうしようかと思ったよww美少女は!?


「もちろん!」


ここで、俺たちは熱い握手を交わした。気がした。

それで、特典とか恩恵みたいなのはないのか?


「それが...」


それが!?


「あるんですよ」


ここで俺達は今度こそ熱い握手をした。


「それで、どんなのが良いですかねぇ...誰にでも必ず先制攻撃が出来て絶対に勝てるとかはあるっちゃあるんですが、世界バランスがね。トランプ使いでもやります?」


やりません!うーん...


「ゆっくり悩んで良いですよ。その間おやつでも食べてますので」


ナチュラルに俺も食べようとしたら切れられた。なんだよ、ちょっとくらい良いじゃないかw


よし、決まったぞ!


「ほぉ、それでは聞かせていただきましょう」


すばり、ゲームだ!


「ふむ、やはりこの状態だと思考が不安定か...」


ちげーよ!ゲーム画面の様な物があればなと思っただけだ!


「も、も、もちろん最初から知っていましたよ?ちょっとからかっただけですよwww」


それ絶対知らないやつやん!で、どうだ?


「可能ですよ、ステータス画面、インベントリ(アイテムボックス)、マップ、鑑定、ログ(過去ログや、完全記憶能力)などが詰まった物になりますね」


あぁ、そんなもんで良い。おおよそ考え通りだ。そんで、肉体成長値をその世界での天才レベルにしてくれ。


「うーん、まぁそのくらいなら大丈夫かな。それとこちらでプレゼントとして見繕って付けておきますね」


太っ腹だな。助かる。


「いえいえ、知らない世界へ行くのです。ちょっとくらい優遇してあげますよ。そろそろ時間ですね」


俺を転生させてくれてありがとう。心より感謝している。俺に人生をくれた恩、本当にありがとう。また会う事があればよろしくな。じゃぁな。


「良い旅を」


「ふぅ、行きましたか。楽しませてくださいよ?」





走ったさ。帰宅部だった俺からすれば一生分は走ったよ。え?チート貰ったんだから倒せよ。はぁ?初期値で戦えるのなんてほとんどいねぇだろ!と、言うわけで森を抜け草原に出ると、馬車を見かけた。


「おーい!助けてくれぇーー!」


軽く涙目になっている。まぁなぜ逃げれているかと言われれば転生したおかげだ。肉体が前より軽い気がする。

転生最初の馬車。これはテンプレだと美少女との出会いぃ!

そんな事を思っていた時期もありましたよ。助けを求めて、応えて中から出てきてくれたのは、おっちゃんだった。狼はおっちゃんが余裕で倒してくれました。


「坊主、大丈夫かぁ?」


「は、はい、ありがとうございます」


「冒険者には見えねぇな。どうして森なんかに居たんだ?」


きた!ここで用意していたネタを使う。


「それが、俺にも分からないんです。気がついたら森に居て...自分の事も何も覚えてないんです」


「それは大変だったな。どうだ、近くの街まで行くんだが、乗せてってやるよ」


「ありがとうございます!助かりました」


「あ、おれはライオットだ。商人だ」


「俺は...あっ!ユーリって呼んでください」


この世界では俺はユーリだ!

そしてこのおっちゃん、戦う商人ってどうなんだ?



リメイクにあたって新しく描いて貰いました。

挿絵(By みてみん)

どうも!


2わ投稿です。


タイトルに☆入れ忘れたので入れときました

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