決闘
どうも~
今回は、やっと舞と村雨が出てきます!!
誤字脱字多すぎです(笑)
「あなたとチームを組む?なんで?」
「お前が強いからとお前、『適合者』じゃないだろ、暴走の可能性が少ないだろ?」
「!?なんで、わかったの……」
「それが俺の能力だからな」
「ふーん、その能力でどうやって敵を殺したの?追いかけてきてるなら倒したんでしょ?」
「まぁ、種があるからな」
「そう、じゃ私に勝てたらチームに入るわ」
「そっか、いいよ勝てるから」
瞬間、舞は地を蹴り上げ一気に村雨に近づく、村雨も一気に前に出る。普通ならば舞の刀が当たるはずだった、紙一重で村雨は剣撃を躱した。
「なにっ!」
「いやー、危ない危ない」
「何言ってるのよ、その身のこなしなら、余裕で躱せたでしょ、それに簡単に反撃も加えられたはずよ」
「仲間を傷つけたくないんでね」
「仲間になった覚えなんてない!」
「仲間になってもらいますよ!」
今度は、村雨が前に出る。咄嗟に舞は反応する、舞の反応と同時に村雨は手に持ったナイフを投げる。舞はナイフの軌道だけずらし、村雨との距離を詰める。その行動が一秒も満たない事だった。そして、舞は村雨との距離を縮めた速さのまま刀を構え刀を抜き、なぎ払うように刀を振るった。しかし、村雨はしゃがむという動作だけで躱す。それは、相手にとって舐めきった行動だった。
「全然あたらない…なんでなの…」
「俺の眼は能力も観れるし動きを先読みすることができる」
余裕の表情で言った。普通戦闘中には晒さない、それは弱点を晒してるのと同じようなものなのだから…
「なら、視界に入らなければ動きは読まれないんじゃないかしら?」
そう言って、舞は横に蹴りだし、木に飛び移り、木から木へとまるで、空中サーカスのように空中を舞う、そして、完全な死角に向かって飛び込んだ。鞘に収めたまま、叩きつけるように刀を振るう。
「そこっ!」
舞の刀はそのままの軌道ならば、当たるはずだった。はずだったというのは、当たらなかったという事だ。
舞は飛び込んでいく最中に地に落ちた。まるで、上から何かに押し潰されるように。
「なっ…にぃ…これぇ……」
舞は上からの圧迫に苦しそうな弱々しい声を出す。
「俺のもう一つの能力だ。もう限界だがな」
村雨本人も少し苦しそうに力を抜いた。
そして、舞にのしかかった重圧がなくなった。
なくなった瞬間、舞は刀を構える。そして刀を抜く――
「居合一番・始電!」
その叫びとともに、刀から電気を帯びた斬撃が飛び出す。
「なにっ?!」
辛うじて致命傷は避けたが斬撃は村雨の肩に大きな傷を残した。
「こんなに、速いなんて予想外だ」
「私も避けるなんて予想外よ」
舞は冗談だったのか本気だったのかわからない表情で言った。
「そろそろ、本気を出さないとな」
そう呟いた村雨は、力を入れ構え叫ぶ
「はぁぁぁぁ」
中途半端に終わってしまいましたが。次で、村雨vs舞は終わると思われます。