BULLET-45:森へ
まんまるたちと別行動したもふぃが向かったのは?
楽しんで頂けたら嬉しいです。
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まんまるたちと分かれたもふぃは、街門の反対側にある森林地帯に向かっていた。
『すごく微弱ではあったけれど、あれは魔獣大王の手下の気配だったわ。』
もふぃは街に入った頃から怪しい気配に気付いていた。
それはギルドから出た時も、変わらず感じられた。
その時、少し大きめの気配が消えるのを感じた。
『少し調べる必要があるわね。』
そう考え、まんまるたちと別行動をとったのだ。
森の入口に着いた。
けれど、なんとなく怪しい気配が感じられるだけだった。
『ここまで来れば、もっと強い何かを感じられると思ったのよ。』
そんな事を考えながら、森に入っていった。
ら、目の前に街が見えた。
『これは、結界ですわ。』
森は結界によって侵入を拒んでいる。
『ここには秘密がある、そう言っているようなものね。』
結界が張られている、という事は中に何かがある、という事だ。
『女神の力なら、こんな結界、簡単に、入っ、、。』
悪戦苦闘すること約30分、やっとの事で結界をこじ開けて、森に入っていった。
『はぁはぁはぁ、ざっとこんなもんよ。』
とか思っていたら、3匹の魔獣が襲いかかってきた。
自分と同じ、もふもるんが3体。
けれど、もふぃの倍くらいの大きさで、悪意むき出しで向かってくる。
「こんの雑魚共、これをくらうといいわ。
”旋風円斬”」
円になった風の刃が、3体を切り裂いた。
「いきなりこんな歓迎、って事はバレてるわね。」
結界をこじ開けた事で、敵に察知されてしまったようだ。
「”探知阻害”。」
もふぃは姿を消す魔法を使った。
そして、森の奥へと進んで行った。
如何でしたか?
ちょっと短めですが、つなぎ回って事で。
もふぃの奮闘をお楽しみに。
次回は明日の零時の更新予定です。
よろしくお願いします。




