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それぞれの生きる道

最終回っす。はい

『あれから一週間後』


『安達雪菜の場合』


雪菜「えー!そんなことがあったの!?」


安達さんの叫びに耳を塞ぎながら


私はこくりとうなずく


美和子「うん、命がけだったよ」


雪菜「そうとは知らず、ただただ眠っていた私は・・・・あぁ、不甲斐ないです」


美和子「そんなシュンとしないでよー」


そう私はなだめるが、相当悔しかったのか


むむっと頬を膨らませる。なんか可愛い


美和子「じゃあこうしよう!ずっと一緒に特訓するとか!」


雪菜「ふえ?こんな私で特訓相手になるんですか?」


美和子「もっっっっちろん!友達でしょ?」


私が聞くと、安達さんはパッと明るい笑顔をうかべて


元気よく頷いたのだった




『牧銘菓の場合』


美和子「あのときは理由も聞かず助けてくれてありがと!」


銘菓「んー?別に、気にしてないのに~ムグムグ」


私のお礼にサンドウィッチを食べながら


手をヒラヒラさせる銘菓ちゃん


しかし表情と裏腹にウサギの耳は機嫌よくのびている


美和子「銘菓ちゃんはこれからどうするの?」


銘菓「んー、美和子ちゃんはそろそろこの学校にいなくなるよね?どーしよっかなぁ」


そうだった、そろそろ一年がたつのだった


どうしよう、安達さんと約束しちゃったよ


美和子「もしかしたら残るかも」


銘菓「じゃあ残る!!!」


美和子「決めるの早!」


銘菓「テヘペロリッター1.5リットルぅぅ~♪」


美和子「なにそれ・・・・」


銘菓「だって美和子ちゃんは、見てるだけで楽しいもん♪」


笑顔でそんなこと言ってくるので、さすがにテレる


美和子「そ、そんなぁ、そんなことないよぅ」


銘菓「ん?なんでテレてるの?寝顔のことだよ?」


美和子「寝顔かい!!!てか寝顔見て楽しいってなに!?」


銘菓「テヘペロリッター1.5リットルぅぅ~♪」



『九十九晴の場合』


晴「あ!お疲れ様です♪美和子さん!」


校長室に入ると、女の子を撫でている校長先生がいた


美和子「先生?その女の子は?」


晴「あ、この子ですか?愛夢さんです♪」


愛夢「いつまで撫でてんのよ!気持ち悪い!」


晴「んも~♪美和子さんが来たとたん暴れるのやめてくださいよ♪二人きりの時はおとなしかったのに~♪」


愛夢「ち、違うわボケぃ!」


愛夢さん?そういえば橘さんから聞いてたけど


愛夢さんは確か温度が高いと能力があがり


見た目が二十歳くらいになるが


そっか、まだ四月でも寒いから小さいのか


愛夢さんかなり赤くなってる。可愛い


晴「ところでなんのご用件ですか?」


美和子「あっ、いや、もう一年がたつから、どうしようかなって」


私が言うと晴さんは思い出したかのようにパソコンを叩き出す


しかし、片手だけ、もう片方は


どうしても愛夢さんから離れたくない様子


愛夢「ちょっと!パソコンするなら頭撫でるのやめろ!」


晴「ん?あー、すみません。忘れてました」


そう言ってようやく手を離してから


パソコンをこっちに見せてくる


晴「今までの記録です。あとでプリントしますね」


そんなのいらない、と心の中で叫んでから


不自然な笑顔を浮かべる私


美和子「あ、あのですね、来年もここに残ってもいいですか?」


私が聞くと、待ってましたと言わんばかりに笑顔が光る


晴「ほんとですか!?やったぁぁぁぁ!」


美和子「ということで、私はこの辺で」



愛夢「・・・・いいの?」


晴「・・・・なにがです?」


愛夢「まあいいわ、私は帰るからね」


晴「・・・・そろそろですよね。『あれ』」


愛夢「・・・・そうね」



『青羽瑠美の場合』


雨音「瑠美ったら宇宙人食べたさいに中身から爆発して微塵も残らなかったって」


橘さんの衝撃の事実に、私は口があんぐりになる


美和子「え!?瑠美ちゃん死んじゃったの!?」


晴「そうなんです、ほら、これが証拠です」


校長先生が指差す先に黒い煤が見える


そこには、瑠美ちゃんが愛用してたリボンが


少なからず残っている


美和子「瑠美ちゃん・・・・ごめんね、私のせいで・・・・」


「皆なんで悲しんでるのだ~?」


雨音「なんでって瑠美が・・・・ん?」


いきなり私たちの後ろから話しかけてきた


瑠美ちゃんに似た女の子がいた。


女の子は両腕をひろげながらきょとんとする


「瑠美が死んだのか~?じゃあ生き返らせるのだ~♪」


そんなことを女の子は気軽に言って


煤のところに座ると、なにかを祈る女の子


雨音「な、なんなのこの子・・・・?」


晴「こんな生徒みたことないですよ?」


そんなこそこそ話を聞きながら女の子を見守る


すると煤の所から白い光が出てきた


そこに、なんと瑠美ちゃんがいるではないか


瑠美「あれ?私いままでなにを・・・・」


美和子&雨音「瑠美ちゃん!!!」


瑠美「ふぎゃ!なんで二人とも抱きつくの~?」


晴「す、すごい、一体どこからそんな技術を」


校長先生の言葉と一緒に女の子をみるが


そこに女の子はいなかった


『湯浅夏菜の場合』


美和子「夏菜様、あのときはどうもありがとうございました」


夏菜「ううん!美和子こそ私をあんなに助けてくれてありがとう」


記憶を取り戻した夏菜様は敬語を使わず


こんな感じで朗らかに話してくれる


夏菜「ビックリしたな~宇宙人が美和子を襲うなんて」


美和子「そういえば、パンドラの宿命ってなんですか?」


戦いの時、夏菜様が放った言葉


あのとき正直なにも理解できていなかったのだが


夏菜「擬態解除は私が昔、召喚はまだその先があると思い、身に付けた技なんです。召喚でさえ魔力を消費するのに擬態解除はさらに上。私が技を覚えたさいには100人ほど挑戦して全員死んでしまったんだ。だけど・・・・」


かなりの長文の説明してから、私のおでこを触る


ほとんど右から左へ受け流してた私は


そのかなり冷たい手で「ふぎゃあ!」と叫んでしまう


夏菜「この紋章は『パンドラの宿命』と言われ、その紋章があるかぎりあなたは宇宙人に狙われ続けます」


美和子「そういえば、最初に全世界に指名手配されたとかどうとか言ってた気がします」


夏菜「ではこうしましょう」


なにかを思い付いた夏菜様は


座ってから両手をそろえ、こう言った


夏菜「今までお世話をしてもらったパンドラ様の命、この私に守らせてください」


美和子「えぇぇぇ!?なんでですか!?」


夏菜「そのパンドラの宿命は見覚えがあるんです。おそらく作った原因はあなたの父です」


私のお父さん?確かに子供の頃


開けてはならないと渡されたけど


って、今も子供か


夏菜「その呪いが解けるまでおともいたします」


美和子「わ、わかりました。お願いします!」


『六道美和子の場合』


さて、この一年色々あったな


そうだ。お兄様に電話してみよう。


あれ、繋がらない、誰かと電話してるみたい


じゃあ千晴姉さんでいいや


『ハーイ♪どうしたの美和子?』


美和子「あ、千晴姉さん?色々手助けありがと。おかげで夏菜様も記憶戻したよ」


『Oh♪ヴィクトリー♪さすがね♪』


美和子「それでさ、お父さんについて何か知らない?」


私が聞くと、少しだんまりになる姉さん


すると


千晴「きっと天国で見守ってるわよ」


死んだ人に言うようなことを言う姉さん


美和子「あれ?お父さん死んでたっけ?」


千晴「ウフフ、今はなにもわからなくていいの♪」


そう言って一方的にきられてしまった


もう、しょうがない姉だ


そう思って、私は部屋に戻るのだった





「そろそろね。後は私の息子を育てるだけ・・・・か」


「なにを呟いとるんじゃ?気色悪いのぅ」


「失礼ね。そろそろすべてを明かさなきゃと思っただけよ」


「なるほどな。それならわしも手伝うぞい」


「えぇ。ありがと。」




『橘雨音の場合』


『あの技を使ったみたいだな。』


雨音「まぁね。どう?そろそろ認めてもいいんじゃない?」


『たわけ、お前はその立場で動いた方が都合良さそうだ』


雨音「なんだかんだいって頼られてる~私♪」


『でも、今度のやつに関しては大きく変えるようなことはするなよ』


雨音「大丈夫。ちゃんと仕事するわよ。傑」




『エピローグ1』


林之助「申し訳ございません。分身体とはいえあのような形になってしまうとは」


「問題ない。おかげで状況はとれた。」


「ぷっぷ~だっさいな~あんた達は」


大翔「うっせーな!お前は黙っとけ!」


おとぎ「今度。どうする?」


「そうだな。そろそろ地上に行こうか。五英傑よ。期待しているよ」


ハイハイ~終わりましたね


あ、どうも傑です


最後には色んな謎めいたことを言ってましたが


それらは後で回収いたします


まさかね、最後は主人公で終わらないっていうねw


いつもなら新作を紹介して終わるんですが


同時進行してる何事も0からが終わるまで


しばらく新作は出ません


なぜかはその時分かりますよ。きっと


Twitterで今質問募集してるので


良かったら覗いてみてください


それでは感想、好評価よろしくお願いいたします!

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