妖怪との因縁
美和子「ちょちょちょ!どうしたんですか夏菜様!」
夏菜「この魔力にこのオーラ、人食い妖怪よね?」
夏菜様はそう言ってまた瑠美ちゃんをキッと睨む
瑠美ちゃんはキョトンとするものの
こくりとうなずく。その手には人の腕があった
・・・・いや人食ってたんかい!!
美和子「なにしてんの瑠美ちゃん!しかも誰それ!」
瑠美「ん?そこらへんにあった死体」
美和子「拾い食いしちゃ駄目って前に約束したでしょー!」
瑠美「おりょ?そうだったっけ?」
瑠美ちゃんは人の腕をかじってから
テヘペロをかましてくる
私はため息をついて、そのまま夏菜様に向き合う
美和子「人食い妖怪がどうかしたんですか?瑠美ちゃんは生きてる人は食べないいい子ですよ?」
いい子とは限らないけどね、というのを心の中で呟く
すると夏菜様は目を見開き
夏菜「何を言ってるの!人食い妖怪は悪の元凶!生きてちゃ駄目な存在なの!」
夏菜様は人食い妖怪となにかあったのか
悲しげな表情で叫ぶ
すると瑠美ちゃんは少しショボンとした顔で
瑠美「あなたの身になにが起きたかは分からないけど、私たちだって必死に生きてるの。あまりあなたたちには害を出してないと思うけど・・・・」
すると夏菜様は頭をかかえる
どうやらまた記憶の断片が見えているのかな
すると夏菜様は泣き出した
夏菜「私の・・・・父は・・・・人食い妖怪に食われたの・・・・だから・・・・」
美和子「夏菜様・・・・」
私は夏菜様にかけより、そっと涙を拭いてあげる
そしたら瑠美ちゃんは急に形相を変えた
瑠美「だぁぁぁぁ!うじうじすんなぁぁぁぁ!」
美和子「瑠美ちゃん!?」
瑠美「過ぎたことはもう戻らないんだよ!いつまでもそんなことしてたら父親は成仏出来ねぇだろーがぁ!」
美和子「いいこと言ってるけど殺したのはあなたの仲間だよ!?」
夏菜「・・・・そうよね・・・・泣いてちゃ駄目よね」
美和子「納得したぁぁぁぁ!?」
夏菜「ありがとう瑠美さん!私頑張る!」
瑠美「分かればよろしい!なにがあっても笑顔は大切だよ♪」
美和子「・・・・なんだったんだこの茶番」




