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ばめんかんもく。

作者: 沖田猫

 あたりまえのように喋って


 あたりまえのように歌って


 あたりまえのように笑って


 あたりまえのように泣く




 そんなことが

 私にはできない




 どんなに頑張っても

 あなたの前じゃ声を出せないから




 だから




 あなたにとっての『普通』が

 私にとっての『異常』なの




 でも




 あたりまえのように聞いて


 あたりまえのように想像して


 あたりまえのように書いて


 あたりまえのように人を笑わせる




 そんなことが

 私にはできる




 声を出せなくても

 生きてく方法をやっと見つけたから




 だから




 あなたにとっての『異常』が

 私にとっての『普通』なの





 この世界に同じ人間なんていない




 そんなあたりまえのことを


 忘れないでくれる人は




 いったい何人いるのだろう……


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