453話 もてなす準備
早朝にやって来たソフィーは、やることがあると早々に帰っていった。
送る必要はないと、モーニングスターを握りしめてにっこりと笑っていた。
わぁ、頼もし~……遭遇する変質者がいないことを願う。双方のためにも!
ソフィーが持ってきたという手紙を読ませてもらったところ、とりあえず、バーバラはベルティーナの意思に沿う準備があるという内容だった。
つまり、光の行進のデモンストレーションには参加するし、薬師ギルドへ抗議する時は名を連ねますよということか。
「強い絆で結ばれてるな、ベルティーナ派は」
「そんな派閥はありません」
ジネットの用意した飯をもくもくと食べながら、ベルティーナが俺を睨む。
ベルティーナは、どこの派閥にも属さないというスタンスらしい。
ただ、教会至高派よりも、婆さん司祭の提唱する国民に寄り添う考えの方が理解と共感が出来るということらしい。
だから、それって、婆さん司祭派なんだろ?
「最近、司祭様は一部の者たちから『改革派』などと呼ばれることがありまして……」
改革派って、そんなイメージは全然ないけどなぁ、あの婆さんに。
でも、やってることは改革か。
この街のパンの概念をひっくり返すような新種のパンが持ち込まれ、主食に対する考え方が根底から覆されかけている。
改革派と言われれば、確かにそうなのかもな。
あのおっとりとした婆さんが改革ねぇ。
「君に関わると、みんな改革派になっちゃうよ」
と、エステラ。
なんだ? クレームか?
「まさか。ボクたちは、いかんともしがたい現実を突きつけられて、なんとかしたいと思いつつも何も出来なかった。そこへ君が現れて、どうしようもなかった問題を次々に解決してくれた」
ぽんっと俺の肩を叩いて、にっこりと笑みを向ける。
「感謝してるんだよ、本当に。改革派の君にね」
「改革じゃなくて、改善と言ってくれ。この街の明らかにおかしい部分を通常の状態に戻しただけだ」
あからさまに経済が停滞し、衰退する道を進んでいたから、「そうじゃねぇだろ」とちょっと誘導しただけに過ぎない。
「お前だって、ジネットが落とし穴に向かって歩いていたら、『そっちは危ないよ』って声をかけるだろうが」
「それくらいはするけど、もしもジネットちゃんの目的地がその穴の向こう側だったら、ボクは途方に暮れることしか出来ないよ」
肩をすくめ、エステラはわざとらしく息を吐く。
「その点、君だったらその落とし穴に橋をかけて、なんなら橋の向こうにとっても楽しいテーマパークまで作ってしまうだろう? 目的地に何をしに行くのかを事前に聞いて、だったらこうすればいいっていうアドバイスまでついてくるんだから、みんなが君を頼りにしてしまうのも納得さ。改革派って見られるのも仕方ないよ」
「勝手に懐くな」
「野生の動物だって、美味しい餌と安全な寝床を与えられたら懐いちゃうよ」
俺はそこまで甲斐甲斐しく世話を焼いた覚えはねぇよ。
「口さがない者たちは、伝統を破壊する行為だなどと言うかもしれませんが、それでも、光のお祭りや遊具など、ヤシロさんがもたらしてくださったものは、人々の、私たちの暮らしを豊かにし、心を満たしてくれる素晴らしいものばかりです。改革という名の裏に、破壊という攻撃的な言葉を隠して使用する行為は間違っていると、私ははっきりと言い切れます」
新しいパンを提供した時に、こちらからいくつか条件をつけた。
その辺が、気に障ったってヤツが何人かいたんだろうな。
結果として、パンは毎日のように焼かれるようになり、教会はパンの生産量をコントロールしにくくなっている。
それでは困るという層がいるのだろう。
「もしかしたら、『精霊神様へ感謝の気持ちを捧げるのに、こんな馬鹿騒ぎするのは不敬だ』とか言い出すヤツが出てくるかもしれないな」
「そうですね。これまであまり接触がなかった各区のシスターが連携し始めると困るという方は……悲しいことにおられるでしょうね」
外周区の教会を任されているシスターは、その教会で身寄りのないガキどもを預かっている。
要するに、金のない者たちへ親身になって寄り添う立場の者なのだ。
それが結託すると、「パンをもっと市民へ!」って声がデカくなることは容易に想像できる。
一人ひとりなら権力で黙らせられても、結託されると厄介だ。
そんな思考を持っても不思議ではない。
「なので、シスターを一箇所に集めるにはそれなりの理由が必要になり、同時に、なるべく秘密裏に事を運ぶ必要があるってわけだ」
「だから、今回のトラブルを逆手に取るんだね」
「そういうことだな」
薬師ギルドが、教会の定めたルールを無視して統括裁判所に提訴をし、統括裁判所がそれを受理してしまった。
この事実は、派閥に関係なく教会として対応しなければいけない案件となる。
ここを許しては、今後教会が何を言おうと無視されてしまいかねない。
そういった土壌を作ってしまうことになる。
悪しき前例の芽は摘み取っておくに限る。
「毒薬が蔓延しやすい土壌があるなんて言われた四十二区を放置するわけにもいかないだろ? 湿地帯の大病まで持ち出してきたんだ、しっかりと調査をする必要がある」
湿地帯の大病については、教会も熟知しているだろう。
どれだけの規模に被害が及んだのか。
どれだけの犠牲者が出たのか。
それに対して、何が出来たのか……いや、何も出来なかったという事実を、きっちりと把握しているはずだ。
そして、その顛末も。
「なので一応、教会の偉いさんにも『調査に来ませんか?』って手紙を出してもらう」
「シスターにかい?」
「そうそう」
俺が出したって門前払いだろ?
エステラが領主として出してもいいんだが、それだと事が大きくなり過ぎる。
断るのにも段取りを踏んでいかないといけなくなるからな。
「誰が行くか、ヴォケが!」なんて、間違っても言えない。
死者が多数出た湿地帯の大病が再び発生する危険があると、統括裁判所が指摘した場所の調査へ、是非ともお越しください。
そう言われて、来たがるヤツはいない。
まして、調査する場所は湿地帯内部だ。
精霊神が見放したカエルが住まう不浄の地――とか思ってる上層部は近寄ることすら嫌うだろう。
その湿地帯を、長い間一人で見守ってきたベルティーナが、『是非調査にお越しください』と手紙を書けばどうだ?
「おそらく、『そちらで調査し、報告するように』ってことになるだろう」
ただ、ベルティーナは自他ともに認める四十二区愛の強いシスターだ。
多少の不備があろうとも、四十二区を愛するが故にそれを「問題とはいえない」と隠蔽する可能性がある!(性格上、絶対ないけど)
「――っていう名目で、他の区のシスターを呼んで調査に協力してもらうんだ」
「それで、教会はあくまで教会のために、シスターを動かしたという名目が立つわけだね」
そういうこと。
決して、四十二区の潔白を証明するために教会を利用したわけでも、教会が四十二区に阿って力を貸したわけでもない。
「まぁ実際は、ただの当てこすりで、ウィシャート亡き今、毒薬が四十二区に蔓延することなんざ万に一つもない」
仮にあろうが、俺とレジーナで即座に叩き潰してやる。
……って言葉は、飲み込んでおくとして。
「実際は、外周区のシスターが興味津々な光の行進を見に来ませんか~ってお誘いだ。教会に顔を立てつつ、派閥を刺激せず、外への言い訳も完備された状態で、息抜きの小旅行にご招待って感じだな」
「今回お声をかけるシスターは皆、各区の教会で子供たちを預かる身ですから、小旅行なんてなかなか出来ません。彼女たちにとって、素敵な思い出になればいいのですが」
ベルティーナも、船に乗って三十五区に行ったり、街門の外までピクニックへ行くようになったりして世界が広がったと喜んでいた。
敬虔なアルヴィスタンといえど、息抜きは必要なのだ。
「一泊二日の日程で大丈夫か? ガキの面倒を見るヤツがいない教会とかないよな?」
「どの教会にも寮母さんはいらっしゃいますし、おそらく何かしら対策を立てて参加してくださると思いますよ」
そう言ったベルティーナは、「きっと大丈夫ですよ。シスターはみんな結構タフですから」と笑みを深めた。
「それじゃ、滅多にない機会を存分に満喫してもらえるように、こっちも万全の準備で出迎えるとするか」
「そうだね。来てよかったと思って帰ってもらえるよう、最善を尽くそう」
「わたしも、精一杯協力させてもらいますね」
ジネットが協力するなら、飯は確実に美味いものになるだろう。
「それじゃあ、ヤシロ、陽だまり亭に戻って計画を練ろうか」
「館に戻って練れよ」
「君を歩かせるのは申し訳ないじゃないか」
俺の参加は決定なのかよ。
ナタリアやルシアと練ってこいよ。
まぁ、いろいろアイデアが浮かんでるから、ちゃっちゃとやっちまうか。
陽だまり亭に戻ると、ダックとスゥ、そしてハム摩呂と妹たちは帰ったあとだった。
代わりにというか、ロレッタがフロアでノビていた。
「なに燃え尽きてんだよ?」
「折角だからって、スゥさんに貴族令嬢の嗜みを叩き込まれたです」
「その結果、フロアの床に寝転がってるのか。どんな貴族令嬢だ」
「違うですよ。背骨が、なんか、伸び切って曲がらないです……」
まずは姿勢からだと、結構厳しく叩き込まれたらしく、ロレッタは燃え尽きていた。
「しかし、姿勢を美しく保つのはよい面もある」
と、ルシアが口を開く。
「姿勢を美しく保つことで気持ちを引き締めて精神面の強化を図れるし、何よりスタイルを一層美しく見せることが出来る。女に磨きをかければ、今年のミスコンで上位入賞する可能性も上がるであろう」
「なるほどです! じゃあ、女を磨くためにも、今日からこつこつ練習するです!」
「うむ」
頑張る意思を燃えたぎらせるロレッタを見て、ルシアが満足そうに頷いた。
「これで、親族として貴族の茶会にも招けるな」
「密かな野望を滾らせてんじゃねぇよ」
ハム摩呂はやらんというのに。
よって、ロレッタを義理の姉として貴族のパーティーに呼ぶこともないっつの。
「……ロレッタの学んだことを共有する」
「あ、マグダっちょもやりたいですか? いいですか、まず背筋を伸ばして立つのと直立するのは違うです。『ピーン!』ではなく『しゅっ』とするイメージです」
と、ロレッタがさっき学んだばかりのことをマグダに教え始める。
カンパニュラが静かに近付いていく。
間違ったことを言ったら、それとなく指摘してやるんだろうなぁ。
教えてやってくれ、お前がルピナスから叩き込まれた淑女の基本を。
「その点、男の貴族は楽でいいよな。ふんぞり返ってりゃいいんだから」
「そんなわけなかろうが、タワケイワシ」
「貴族男性にも、相応の嗜みやマナーは強要されるものなんだよ。オジ様を見てごらんよ。所作の一つ一つが美しいだろう?」
「ごめん。デミリーって、いっつも頭皮以外見てないから」
「怒るよ、ホントに!?」
だって、ついつい目が行ってしまって。
つまり、所作に自信のないヤツはデミリーのようなヘアスタイルにすれば、多少は視線が散らせるというわけだ。
「デミリーが時代の最先端に……!」
「今の失敬な発言の罰として、四十区にメリットのある提案を考えること。……まったく、オジ様が笑って許してくれるからって、ヤシロは調子に乗り過ぎだよ」
ばかもの。
向こうが望んでこういう関係になってんだろうが。
俺が他人行儀に接して距離取ったら泣きついてくるんだぞ、あのオッサン。
「眩しっ!?」って、思った瞬間には抱きつかれてて、「これが光の速さか!?」って驚くこともあるんだからな。
「四十区の教会はシスターが代替わりしてんだっけ?」
それで、ガキを数人四十二区へ移動させたんだよな。
今いるシスターが高齢になって、若いシスターに引き継ぎをしている最中だったはずだ、たしか。
「ナタリア。四十区の教会にいるガキの人数とか分かるか?」
「さすがに他区の教会の事情までは……申し訳ございません」
「いや、いいよ。もし分かるなら聞こうかなってくらいだったから」
さすがに、そこまでなんでもお見通しってわけじゃないよな。
「あ、それでしたら、わたしが知っていますよ」
まぁ分からなくてもしょうがないかと諦めかけたところ、意外なところから返事が飛んできた。
ジネットが知っているらしい。
「四十二区の教会に新しい家族をお迎えする際、四十区のシスターさんとお話する機会があったんです。そこで教会に残ったのは六人だとおっしゃっていました」
ジネット、教会にガキが増えた時、教会に行ってたんだ。
俺なんか、いつ増えたのかすら知らなかった。っつーか、気にも留めてなかったのに。
「あれから増えていなければ、十歳から十四歳の子供たちが六人だと思います」
「引き継ぎで子供の人数を減らしたのであれば、新たな子供は迎え入れないでしょう。おそらく、店長さんのおっしゃる人数で間違いないかと。ですが、念のため正確な数と男女比と年齢を調べてまいりましょうか?」
「いや、その辺はエステラに任せるよ」
「え、ボク?」
「ボクが聞きに行くの?」みたいな顔でこっちを見ているが、お前が言ったんだろうが、四十区にメリットのある提案をしろって。
「デミリーに手紙を書いとけよ。引き継ぎの途中だから、どっちのシスターも呼んで一緒に光の行進を見せてやれって」
一緒に同じものを見て同じ感動を味わえば、何かしら芽生える感情もあるだろう。
そういう経験を一緒にしておくと、この後のコミュニケーションが円滑になって、スムーズに引き継ぎが出来るようになる。
共通の思い出ってのは、絆を強固に結びつけるからな。
「ついでに、シスターが不在になるからガキどもも一緒にどうですか~ってな」
「そうだね。六人くらいならこっちで面倒を見ることも出来るし、ウチの給仕たちに護衛を任せることも出来るね」
「シスターが変わることへの不安を抱えている子供にとっても、同じ経験をすることで新たな若いシスターとの絆が生まれ、信頼関係が強固になるでしょう。さすがです、ヤシロお兄ちゃん」
「まっとうな台詞の最後にとんでもないセリフをぶっ込んでくるな、ナタリア」
素直に褒めろよ、褒める時は。
「でしたら、お泊まりは教会でどうでしょうか?」
「子供部屋、さすがにぱんぱんだろう?」
「談話室で、みんなでお泊まりをすれば、きっと楽しいですよ」
これまで、教会ではそのようなことは行われてこなかった。
寝る時は寝所へ。
談話室はあくまで談話室。
だが。
「河原での夜釣りや、陽だまり亭でのお泊まりのお話を聞いて、羨ましがっている子たちがたくさんいるんです」
少し笑って、ジネットがそんなことを言う。
キャンプとかお泊まりとか、教会のガキどもはやったことないもんな。
談話室で雑魚寝でも、もしかしたら楽しめるのかもしれないな。
とはいえ。
「その日はきっと、外周区と『BU』のシスターが大勢教会に泊まることになるんじゃないか?」
「あ、……そうですね。シスターたちの宿泊先も考えなければいけませんよね」
「四十二区には宿がないからね。シスターたちさえよければボクの館に部屋を用意させるんだけれど……」
「司祭の婆さんを見る限り、領主の館には泊まらないだろうな」
「ヤシロさん」
「あぁ、はいはい。司祭様、司祭様」
婆さんって呼ぶと怒るんだよなぁ。
ムム婆さんは婆さんでいいのにさぁ。
「他の区に司祭はいないのか?」
「おられますよ」
「んじゃあ、司祭がいっぱいいたら司祭様じゃ分からなくなるだろうが」
「面と向かってお呼びすれば、分からなくなることはありませんよ」
あぁ、そうか。
普通、司祭なんて役職の偉いさんと話をする時には面と向かって話すもんなのか。
「遠くから『おぉーい、司祭~!』とか呼ばないもんな」
「不敬と怒られますよ」
困り顔で叱るジネット。
気安く呼ぶのはもちろん、「おい、司祭。ちょっとこっち来い」とか言語道断なんだろうなぁ、きっと。
「『司祭、これやっといて』とか言ったら、どの司祭が一番に動くんだろうな」
「その前に、そんな不敬な発言は絶対にしないようにね」
エステラにも釘を刺された。
「ですが、おそらく今回お見えになるのはシスターばかりだと思いますよ」
「そうなのか?」
「司祭様は、そうそう自区を離れることはありませんから」
気軽に呼び寄せちゃったけどなぁ、三十五区の婆さん司祭。
「じゃあ、三十五区の司祭は来ないのか」
「いえ」
くすっと笑って、ジネットが耳打ちしてくる。
「何かあれば、また伺いますと、司祭様がおっしゃっていたそうですので」
「フットワークの軽い司祭だな」
「それだけ気にかけていただけているんだと思います」
「美味いものが食えると期待してるだけなんじゃないのか?」
「では、腕によりをかけなければいけませんね」
否定しないのかよ。
ベルティーナに似てるところあるからなぁ、あの婆さん司祭。
「まぁ、誰が来るのか分からんが、とりあえずシスターは全員教会に泊まると仮定しておいた方がいいだろう」
ベルティーナでさえ、教会以外に泊まったりしないんだから、きっとシスターってのは教会以外で寝泊まりをしないものなんだろう。
例外はあるだろうけど。
あの婆さん司祭なら、湿地帯の調査とかいって野宿くらいしてそうだしな。
「子供部屋も解放して、シスターの寝室にしておくのがベストだろう」
「では、子供たちはみんな談話室でお泊まり、でしょうか? 男女が同じ部屋で寝るのは好ましくないのですが……特例をお願いしてみましょうか」
女子部屋は男子禁制。
だが、男子部屋に女子が寝るのは構わない。
ってのが四十二区教会のルールだ。
おそらく他所もそんな感じだろう。
豪雨で教会のガキが全員倒れた時も、男子部屋で雑魚寝させてたし、何か理由があれば男女が同じ部屋で寝ることは許されるだろう。
「特例を頼むなら、もう一個追加しといてくれ」
それでも他所の区のシスターにとっては馴染みのないガキ連中。
最年長のクソガキなんか、もう間もなく成人の男だ。
そこら辺は気を遣ってやるべきだろう。
「四十二区と四十区のガキを一日、陽だまり亭のフロアで預かって、雑魚寝させよう。希望者が多ければ、庭でプチキャンプをしてもいい」
そうすりゃ、教会が丸ごとシスターたちの宿泊施設になるし、四十区のガキどもも四十二区のガキどもも、同じ「初めての境遇」だから親近感も湧くだろう。
うまいこと馴染むんじゃないか、ガキ同士なんだし。
「ガキが馴染んで一個のグループにまとまれば、面倒を見る方の手間も軽減されるからな」
そんな提案をすれば、ジネットは「わぁっ!」っと嬉しそうな声を漏らし――
「それは、とっても楽しそうな計画ですね。是非シスターに聞かせてあげたいです」
――と、前向きに協力してくれることになった。
あとは……ガキどもの面倒を見るための道連れを数名選出して絶対に断れないように根回しをしなければな。
……俺たちだけで面倒見るなんて面倒なこと、やってられないからなぁ。
「ヤシロ、あの、……ごめんね」
なんか、エステラが急にしおらしくなった。
何が「ごめん」なんだ?
「ヤシロがいつもオジ様に対して、度が過ぎる冗談を言うから、ちょっと叱っただけで……そこまで本格的に君のアイデアを搾取するつもりはなかったんだ」
「搾取って……大袈裟な」
「だってっ、そんな……こんなの、絶対子供たちは大喜びするし、シスターもオジ様に感謝するもん。自分で『何か四十区の利益になるアイデアを~』とか言っといてなんだけど、まさかここまですごいアイデアを出してくれるとは思わなかった」
予想以上にいいアイデアが出てきて恐縮してんのか?
肝っ玉の小さい領主だな。
「平べったい……あ、違った、肝っ玉の小さいヤツだな」
「今、素の顔で言い間違えてたよね!?」
「『肝っ玉が小さい』と『平べったい』って、語感が似てるじゃん?」
「似てないよ!」
だってほら、小さい『っ』もあるし、小さいと平べったいはほぼ同じ意味だし。
「教会の子たちがね……あぁ、四十区の方の教会の子たちなんだけど、やっぱりシスターがいなくなる不安が消えないみたいでさ、オジ様もずっと気にされてるんだよね」
まぁ、理解しようとしても飲み込めないことは多々あるだろう。
ずっと一緒に暮らしていた人がいなくなる寂しさってのは、ガキには絶望に近いものがあるからな。
「今回のことで、子供たちやシスターが何かを感じて絆を深めてくれると、きっとオジ様も喜ぶよ」
デミリーがよほど気にかけていたのだろう。
エステラもほっとした表情を見せている。
「じゃ、今後はイジリ放題ということで」
「それとこれとは話が別だよ! ちゃんと敬意を持って接してよね!」
怒っている風を装っているエステラだが、語尾が崩れてるぞ。
「接するように」じゃなくて「接してよね」って、それ完全に友達モードだろ、お前。
そういう「あ、こいつ今浮かれてるな」みたいな感情を読み取られないように練習しとけよ。
今後はいろんな貴族と会う機会も増えていくんだから。
「ナタリア。悪いが、もう一回教会に行ってベルティーナに今の話をこっそりしてきてくれるか? ジネットが行くと、ガキどもが群がって今の話が決定事項になっちまうから」
教会的にNGだというのなら、今の話は完全になかったことにしなければいけない。
期待だけ膨らませて「やっぱりなし」ってのは、ガキどもが膨れるからな。
ふくれっ面のガキどもの、まぁ~あ、可愛くないこと。
あいつらは、馬鹿みたいに笑ってるのがお似合いだ。
「承知しました。では、四十区への手紙はエステラ様にお願い致します」
「うん。君が戻るまでに書いておくよ」
エステラがナタリアから手紙のセットを受け取り、準備を始める。
ここで書くのかよ。
執務室じゃないんだぞ、陽だまり亭は。
「マグダ」
「……お呼びになって?」
ものっすごい背筋がぴーんっとなったマグダがやって来る。
かなり不自然に。
「カンパニュラ、ちゃんと指摘してやれよ」
「申し訳ありません。あまりにも、お可愛らしくって」
マグダのこと好き過ぎだろ、お前も。
確かに、必死に背伸びをしている子猫みたいで可愛いけども。
「姿勢はあとでルシアに教わればいいから、ウーマロのところに行って、教会に簡易的な寝所を作れないか相談してきてくれるか? 間仕切りをするとか、広めの湯浴み場を建てるとか」
「……ふむ。シスターの意見も聞きつつ、ウーマロに相談してくる」
「忙しいようだったら、別にウーマロじゃなくてもいいからって」
「ヤシロ。それを言うと絶対ウーマロが出てくるって分かって言ってるだろ、君?」
だって、ウーマロにやらせるのが一番速くて確実なんだもの。
使えるなら使わなきゃ損じゃねぇか。
「では、一緒に参りましょう、マグダさん」
「……うぃ」
「姿勢をよくするコツは、上半身ではなく下半身です。まず重心の位置を――」
歩きながら、ナタリアがマグダに姿勢を正すコツを伝授している。
効果ありそうだな、あいつの教えは。
「陽だまり亭にみんながお泊まりですか……楽しくなりそうです」
「ベルティーナの許可が出たらな」
「あとでおねだりに行ってきます」
いや、たぶん行かなくても許可すると思うけども。
ダメな時は教会的なNGだろうから、おねだりじゃどうにも出来ないだろうし……まぁ、気の済むようにすればいいけども。
「男女別の方がいいのか?」
「本来はそうなんでしょうが……折角の特別な日ですから、シスターにお伺いしてみます」
出来ることならみんな一緒に、って感じか。
まぁ、嫌がる女子がいるなら、そいつは二階を使えばいい。
客間や俺の部屋、ジネットの部屋なんかを使ってもいいだろう。
……俺はどうせガキのお守りで、フロアで雑魚寝だろうからな。
「ノーマとデリア、ヒマかなー」
「子供たちのお守りなら、その二人がいると安心だよね」
「あとはイメルダか……」
「イメルダがぼやいていたよ。本職じゃなくて、そーゆーところでばっかり期待されている気がするって」
だってしょうがないじゃないか。
面倒くさい者処理班だろ、イメルダは?
「問題は、男で子守が出来そうなヤツがいないんだよなぁ」
面倒見がいいのはウーマロだが、成人間際の女子がいた場合、あいつはポンコツ化する危険がある。
あと、案外ガキの扱いが下手なんだよなぁ。弟子を育てるのはうまいのに。
「ハビエルはガキどもの扱いがうまいが、病が深刻だし……」
「男女の部屋を分けない方針だと、ちょっと危険かもね。……あぁ、誤解のないように言い直すと、ハビエルの命が危険だからね」
イメルダがいるだろうからな。
まだ、ハビエルを失うわけにはいかない。
「で、ベッコは顔が面白いからダメだし」
「いや、面白い顔なら子供たちは喜ぶんじゃないのかい?」
「情操教育によろしくないだろ」
「あぁ、確かに……」
「ひどいですよ、お二人とも」
俺とエステラを平等に叱るジネット。
うんうん、いい傾向だ。
俺だけが叱られるという理不尽はなくなりつつある。
あとは、このまま逆転が起きて、俺だけが叱られない世界になったら最高なのに。
なればいいのに。
「しかし、忙しくなりそうだね」
「返事が来たら即行動、下手したら即開催になるかもしれないからな」
今日の日中、おそらく返事が続々と届くだろう。
その内容によっては、数日中に開催することになるかもしれない。
「ジネットは、行進の練習と、ガキどもの受け入れ準備と、ベルティーナ系シスターどもを唸らせる美味しい料理を考える必要があるが、大丈夫か?」
「ふふ……行進の練習以外は、いつもやっていることの延長線ですし、行進もお守りをいただきましたので大丈夫だと思いますよ」
見積もりが甘い!
ガキどもが大はしゃぎしたら手に負えなくなるのは目に見えてるし、あの大人しそうな婆さん司祭が割と大食いだったんだ。どこにどんなベルティーナ系シスターが隠れているか分かったもんじゃない。
見積もりはそこそこ多めに目算しておいた方がいい。
「エステラ、忙しくなるぞ」
「分かったよ。今回も盛大に走り回ってあげるさ。君のくれたアイデアが効果を十全に発揮できるようにね」
エステラのあざっといウィンクが俺に届いたころ、ナタリアとマグダが「GOサイン出ました」と陽だまり亭に戻ってきた。
さぁ、今から忙しくなるぞっと。
「とりあえず、当日のプランを考えるぞ」
店が開いて客がやって来る前に、詰められるところは詰めておく。
テーブルをくっつけ八人がけにした状態で紙を広げる。
座席には俺、エステラ、ルシアが座り、両領主の後ろには各給仕長が、俺の後ろにはジネットが立っている。
いや、ジネットは座ればいいのに。
あぁ、お客が来たらすぐ動けるようにね。
はいはい。
マグダとロレッタ、カンパニュラは開店準備を進めつつこちらの話に聞き耳を立てている。
「そういえば、レジーナとテレサは?」
「お部屋でお勉強されているようですよ」
「……なんの?」
物凄く不穏な気分になってるんだが?
「言葉のお勉強だそうですよ」
「やばいな……テレサが『いや~ん』とか『あは~ん』とか言い出しかねない。カンパニュラ、ちょっと見てきてく……いや、ロレッタにしておこう」
「確かにカニぱーにゃには聞かせられない内容かもですね! あたしが行ってくるです!」
腕まくりをしてフロアを出ていったロレッタは――三分もしないうちに戻ってきた、一人で。
「レジーナさん、寝てたです」
「テレサは?」
「レジーナさんを守るんだって、護衛騎士やってたです」
「レジーナ姉様は昨夜、あまり眠れなかったようですので、可能であれば寝かせてあげてください」
そりゃ、レジーナが寝るくらいはいくらでも可能だけどさ。
「なんか大変そうだったか?」
「私が感じた限りですが、多少緊張されているように思えました」
やっぱ、ちょっとは恐怖があったのか。
それとも、自分の家でもなく、一人でもない状況でうまく眠れなかったのか。
どっちにしても眠れる時に眠っておけばいい。
そのうち慣れるだろう。
「マグダ。上のことも気にしてやれるか?」
「……抜かりなく」
「こちらでも、気を抜かないよう努めております」
マグダとナタリアが、陽だまり亭全体を警戒してくれるらしい。
この二人がいれば、よほどのことがない限り、不審者の侵入を許さないだろう。
「じゃあ、カンパニュラ。適当なところでテレサを呼んできてやれ。レジーナのそばにいたいなら、それでも構わんが」
「はい。一緒にお仕事しましょうと、あとでお誘いしてみますね」
今すぐじゃないのは、きっとテレサが自主的に始めた役割をすぐさま奪ってやりたくないからだろう。
必要だと思ったところで必要な仕事をして、必要とされる。
それは自尊心に繋がる。
自己肯定感が上がる行為だ。
やれるチャンスがあるならやっておけばいい。
「んじゃ、こっちはこっちで、四十二区お楽しみツアーの概要を決めるか」
「そんなモノを開催するのかい?」
なに言ってんだよ、エステラ。
「四十二区を知ってもらって、『あ、この区とは懇意にしておいた方がいいな』と思わせるんだよ。自分たちが知らない、オシャレでエキサイティングなものを目の当たりにすれば、こっちが提供するものは無条件ですごいもんだと思わせられるだろ?」
実際、こちらから提供するものは他所のシスターどもが見たこともないようなすごいものだろうからな。
「存分に楽しんでもらうことが、そのまま四十二区への好感度になり、その好感度がイコールで四十二区を守ろうとする力になる。全力出しちまっていいと思うぞ」
「なるほど。だったら、四十二区お楽しみツアーはうってつけだね。ちなみに、たたき台は?」
「それを今から作るんだよ。お前ら、四十二区で『ここは見とけ』ってものあるか?」
「……マグダのお勧めは、ランドリーハイツ。あれは見応えがある」
ランドリーハイツか。
確かに存在感のある建造物だが……洗濯屋の寮だぞ?
見応えあるか?
「……そして、大衆浴場へ」
「あぁ、あの大きな煙突はすごいよね」
エステラも納得している。
っていうか、マグダ。お前がお勧めしてるの、トルベック関連ばっかな。
「だったら、ニュータウンも見てほしいです! 綺麗に整えられた街、機能的な構造に、新しくておしゃれなスイーツたちを堪能すれば、好感度爆上がり間違いなしです!」
と、自分のご近所を褒めそやすロレッタ。
「あの辺はウチの弟妹がよく遊んでいるので、きっと可愛い~って言ってもらえるです!」
身内自慢もぶっ込んできたか。
「たまに両親が仲睦まじく散歩してたりしないのか?」
「ツアーの日は、絶対に家から出ないように厳令しておくです! 間違っても他区のシスターさんや司祭さんの目に触れないように!」
メッチャ必死だ。
俺だけこっそり覗きに行ってみ……
「ダメですよ、お兄ちゃん!?」
先読みされた……
「行進の前に、街道も見ていただきたいですね」
「ジネぷーの言うとおりだ。朝に見ておくと、夜の行進が一層引き立って見える。あとは、港の様子も見せてやればいい」
なるほど。
港もありだな。
「遊具は、私が四十二区に来てすごく驚いたものの一つです。遊具で遊ぶ皆様の笑顔は、いつもとても輝いていますから」
と、カンパニュラが子供目線で言う。
……いや、子供目線だったか、今の?
子供を見守る大人目線だった気もするが。
「エステラ。お化け屋敷でも体験させてやるか?」
「シスターたちを怖がらせてどうするのさ? それに、そんな話をしたらまたウチの館が閉鎖されちゃうよ」
「この忙しい時に」と困り顔で肩を竦めるエステラ。
そんなエステラの前に、ずずいっとナタリアが身を乗り出す。
「では、紙芝居を堪能していただきましょう」
「シェイラと張り合わないように」
「もちろんです。人気では圧勝しておりますので、勝負になりません」
って、いちいち突っかかるから張り合ってるって思われるんだよ。
こいつも身内大好きだよな。
「そうなると、お食事はどうしましょうか? 新しいものと、伝統のもの……悩みますね」
「好きなものを食わせてやればいいさ」
何を食っても美味いんだし。
「あ、でも、脱法パンとドーナツはあった方がいいかもな」
「そうですね。シスターに相談してみます」
「ベルティーナに相談したら、絶対『必要です!』って言うに決まってるだろう」
そう言っとけば、自分も食えるんだから。
「港やニュータウンに行くなら、お昼は軽めがいいよね。絶対何かつまみたくなるから」
誘惑が多いからなぁ、あの辺は、
特に、甘い物の。
「だったら、港で寿司を食べてもらって、夜はすき焼きとかどうです? 絶対盛り上がるですよ!」
すげぇ、豪勢なラインナップだな。
すごいものとすごいものをかけ合わせて、最強にすごいものを! ――って発想が、ロレッタらしい。
「ただ、司祭がカレーを食ってたからな。それに興味を示すヤツがいるかもしれん」
「……ラーメンが外周区に広がっている今、噂だけを耳にして興味を惹かれている可能性もある」
噂に聞いた料理を食べてみたいってのはあるかもしれない。
こっちで先に決めちまわない方がいいのか?
「ダメだ、食い物が多過ぎてまとまらない。なんなんだ、この街は?」
「全部お兄ちゃんが仕掛け人の料理ばっかりですよ!?」
その度に飛びついて定着させていったのはこの街の連中だろうが。
俺のせいにするんじゃない。
まぁ、百歩譲っても責任は50:50だな。
「何を食べていただこうかと考える。こんな幸せな時間はそうそうありませんね」
ジネットはにっこり嬉しそうだ。
そんな顔でもてなされたら、何を出されても美味く感じることだろう。
「じゃあ、ジネットに任せていいか?」
「はい。お任せください」
胸を張って請け負ってくれるジネット。
ならこっちは、散々楽しんだシスターどもを手懐ける算段でもしておこうかね。
あとがき
どうも!
宮地のはさみ揚げです☆
大葉と梅肉で挟み込んでみました☆
お酒に、合うよ☆(知らんけど☆)
さて、あまりのことで
前回は思わず目を背け、
その話題に一切触れずに終わってしまいましたが……
もう11月なんですか!?
Σ(゜Д゜;)
いや、四幕始めたのこの前ですよ!?
4月から四幕始めたところじゃないですか!?
なのに、もう11月!?
あれ?
6月とかありました?
今年、キャンセルしましたっけ?
9月…………ん~……何をしていたのか、思い出せない
(―_“― )
というか、四幕が始まってから
本編の中、1ヶ月、経ってないですよ?
なのに、現実世界は7ヶ月も過ぎてるとか……
精神と何と時の部屋ですか!?
精神と時と時々おとんの部屋ですか!?
いやぁ、びっくりしてしまいました
はぁ、落ち着いて、ちょっと本編のお話をしましょう
この辺はですね
いろんな人が出たり入ったり、やって来たりすぐ帰ったりと
忙しなく、そして慌ただしく動き回っております
「え、出てきたのに特に何もないの?」的な人もおりますが
この辺は、なんかそうやっていろんな人を出して「あわただしさ」を演出したかった……ん、だと、思うんですよねぇ、書いていた時の私は
いや、ちょっと時間空けて誤字とか文法とか内容の破綻がないかを確認するため読み返すんですけど
「えっ、何もせず帰ったよ、こいつ!?」
って、自分でびっくりしてしまって(^^;
きっと、慌ただしさとこれだけたくさんの人が動いてるんだよ~ってことを表現したかったんだと思います。
ですので、未来の学生さん!
この辺が国語のテストで出題されて
「Q、この時、作者は何を考えていたでしょう?」
みたいな問題が出たら以下のようにお答えください。
A、知らんがな
これでばっりちです☆
(☆>ω・)
もしくは
A、おっぱいのこと
もぅ、これが正解ですね。
どんなシリアスなシーンでもおっぱいのことは常に考えてますもの!
テストで×された場合、私にご連絡ください
担任の教師におっぱいが如何に素晴らしいかを滾々と説教してやりますよ
だいたいですね
「作者はこの時、何を伝えたっかのか?」みたいな問題はね
「売れろ! 買え! 印税寄越せ!」くらいしか考えてないんですよ、絶対
昔の人であろうと、考えてることなんてみんな一緒なんですよ!
作家なんてそんなもんです!
あ、私は作家なんてたいそうなものじゃないので、違いますよ~
私は、皆様に楽しんでいただけるのが一番嬉しいですから☆
印税とか、そんなのどうでもいいんですよ~☆
だから、読んで!
そして出来たら温かい感想だけ頂戴!
「面白くなかった」とか「もう読みません」とか、いちいち言わなくていいから!
温かい言葉だけ頂戴!
もういいんです!
人生の折り返しも過ぎたんだから、この先ずっとぬるま湯に浸かって生きていくんです!
ぬるま湯に浸かっていると成長できない?
ぬるま湯から出なきゃ成長などしなくても平気です!
私の世界は、ぬるま湯の中にあるのです!
\( ̄▽ ̄)/
温かい感想をくださっている皆様、ありがとうございます♪
最近、朝晩が寒くなってきましたからねぇ~
温かいお言葉がありがたいです(*´ω`*)
なんなら、皆様からいただいた温かい言葉
一回「チンっ」してから読んでますからね
600wで1分半です。
やり過ぎると、熱いんですけどね☆
っていうか、もうそろそろ電子レンジの技術上がりませんかね?
いまだに中の方が冷たいとかザラなんですけども!?
で、追加でもう30秒ほど温めると、食べれないくらい熱っついんですけども!?
わざとですか!?
それともアレですか?
3秒とか、微調整しろってんですか!?
無理ですよ!?
もっと頑張れ電子レンジ!
……あれ、今のレンジいつ買ったっけ?
もしかして最新の電子レンジはそんなことないんでしょうか?
かれこれ5年は使ってますかねぇ
冷蔵庫はもう20年選手ですね(^^;
家電って買い替え時が難しいんですよねぇ
新しいのにしたら、なんか、使いこなせないような気がして……
大丈夫ですかね?
最新の家電って「アプリで操作してね☆」とか言いません?
テーマパークも、アプリ必須になって行くハードル爆上がりしましたし
誰も彼もがスマホを使いこなせると思わないでくださいね!?
(こちとら、カクヨムのアプリ、いまだにインストールしてないんですからね!)(←小声)
音声読み上げとかでネット小説を楽しんでおられる方もいるんだとか
とある知り合いが、「異世界詐欺師を流しながら作業してますよ~」っておっしゃっていまして
「なんてハイテク!? 未来の人だ!?」Σ(゜Д゜;)
って驚いたのが……もうかれこれ10年前くらいですか
やばい!
まだ時代に追いつけてない!?
まって! 時代、まって!
いまだにポケベル、一覧表なしでも文字入力できる能力失っていないというのに!
まったく役に立ちゃしない!
三和音のケータイの着メロだって手入力で登録できますのに!
(>△<;)
それもこれも、時間の流れが早過ぎるのがイケないのだと思います
こっちはやりたいことと調べたいことと見つめていたい横乳と見たいアニメと読みたい本がいっぱいあるんですよ!
いや、おっぱいあるんですよ!
いや、あってた! いっぱいであってた!
でもおっぱいも正解! いや、正義!
つまり何が言いたいのかというと、
11月、今年だけでいいんで4ヶ月ほどやりません?
ここらでね?
ゆっくりしてね?
それで、来年に備えましょうよ
ね?
……あぁもう、夏頃から『詐欺師』と『口外法度』と『トラットリア』書いてばっかりだったから、あっという間でした
今年、秋ってありました?
今がそうですか?
寒くないですか、だったとするならば!
令和ちゃん!
気温のツマミ、ちょっと下げ過ぎじゃない!?
もうちょこっと上げといて!
とにかく、後悔のないように今日から頑張ります!
次回もよろしくお願いいたします!
宮地拓海




