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異世界詐欺師のなんちゃって経営術  作者: 宮地拓海
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372/821

無添加27話 開会式の前に~Bloomers~

「きょう、いぃ~ぉてんち、ねぇ~!」


 ナタリアの予報が見事に的中し、本日は快晴。

 朝から爽やかな日差しが燦々と降り注いでいる。


「テレサさん、随分とよくなりましたね」


 特等席ではしゃぐテレサを眺め、ジネットが頬を緩ませる。

 テレサの目は順調に回復し、今ではしっかりと光を感じられるようになっている。

 物の輪郭も捉えられるようになり、声を聞かなくても相手を判別出来るのだと、ベルティーナが嬉しそうに教えてくれた。


「それはそうと、ヤシロさん……」


 先程までのほっこり笑顔を俯かせ、もじもじと膝をこすり合わせるように身をよじる。


「この服……大変動きやすくて、着心地もいいのですが…………ちょっと、足が……」


 寄り添うようにこすり合わせられるジネットの太ももが眩しい白さで光を乱反射させている。

 生太ももっ、眩しいっ!

 そう!

 現在ジネットが着ているのは体操服!

 それすなわち、下半身は――



 ブルマ~~!



 眩しっす! 先輩、まじ輝いてるっす!


 白い半袖シャツは柔らかそうにゆったりとしたシワを作り、えんじ色のブルマが白く肌理の細かい太ももを引き立たせている。

 ヤバい! 超似合ってる!

 もういっそ、陽だまり亭の制服これにしない!?


「お兄~ちゃ~ん!」

「……白組、ほぼ集まった」


 駆けてくるロレッタとマグダは紺色のブルマを穿いている。

 色は二色! ……だって、どっちも捨てがたかったんだもん! 悪い!?


 いやぁ、やっぱ運動会企画してよかったなぁ。

 前日まではマイナス要因の方が多くて「ちょっとどうかなぁ~」って感じだったが、本番を迎えてみると楽しくて仕方ないな!

 もう、あちらこちらにブルマ、鉢巻、体操着!

 運動会での女子の鉢巻姿も可愛らしいものだ。オシャレな巻き方を考えてちょっとでも見栄えよくしようと努力してな…………って、あらら。


「おい、ロレッタ。ちょっと来い」

「へ? なんです?」


 気合いが入りまくりのロレッタは、白色の鉢巻を額にあててしっかりと結んでいた。「一番!」とか「合格!」とか書かれた鉢巻を巻く時の結び方だ。

 その方が気合いが入るのかもしれないが……やっぱり女の子はカチューシャくらいの位置で結ぶ方が似合う。

 なので、鉢巻を勝手に解き、位置を少し上へずらし、結び直してやる。


「ほい。こっちの方が可愛いだろ」

「ほへぅっ!? かわっ、かわいいですか!?」


 俺の結んでやった鉢巻を「はしっ!」と掴み、ぺたぺた触った後で、「にへへぇ~」と締まりのない笑みをこぼす。

 可愛さが間抜けさに上書きされていく。


「……ヤシロ。マグダはまだ結んでいない」


 すっと、握った鉢巻を差し出してくるマグダ。

 さっきジネットに、「あとで結んで」とお願いしていたような気がするんだが……


「……マグダはチームリーダーだから、特別可愛い仕様であることが望ましい」


 望ましいと言われても……

 ロレッタとお揃いでいいかな。……と、思っていたら。


「……ロレッタとお揃いとか、やっつけ作業は不許可」


 先んじて不可を言い渡された。

 あくまでチ-ムリーダーとしての優遇を希望するらしい。

 ……しょうがない。


 マグダの頭に鉢巻を巻き、一度固結びをする。その際、余る紐の長さを左右で異なるようにしておく。

 長い方の紐をある程度の長さを保つように数度、渦巻きのようにくるくると折る。布団の三つ折りではなく、厚焼き卵のように。『己』ではなく『巳』の形に。

 そうしたら、結び目の上に折りたたんだ紐の中心が重なるように持ってきて、折りたたんだ紐の真ん中を短い方の紐でくるくるとまとめて留める。この際、短い方の紐をあらかじめ縦に半分に折っておくと見栄えがよくなる。

 短い方の余り部分は結び目の下に挟み込んでおく。


「ほい。リボン結びの完成だ」


 イメージは、おでんの昆布巻きのような形状になるわけだが、これを鉢巻で作ると可愛らしいリボンのように見える。

 特に、マグダのように小さな女の子の頭に乗っかっていると、可愛さは倍増する。


「ほゎああ!? マグダっちょ、めっちゃ可愛いです!」

「わぁ! 素敵ですね」


 その出来映えに、ロレッタとジネットがきゃっきゃと称賛を贈る。

 そして、とうのマグダは――


「……これこそ、チームリーダーに相応しい鉢巻の結び方。この時点ですでに白組が優勝していると言っても、もはや過言ではない」


 ――大層お気に召したようだ。


「あの……ヤシロさん」


 そそそっと、ジネットが近寄ってきて、すでに頭に巻いていた鉢巻をするりと解く。

 そして、遠慮がちにそそっと解けた鉢巻を差し出してくる。


「……出来ましたら、わたしも……」


 催促である。

 今日のジネットはポニーテールなので、その根元にちょうちょ結びをするだけで十分可愛く仕上がるとは思うのだが……おそらくマグダ級の出来映えを期待されているんだろうな、これは。

 まったく……


 ジネットの頭に鉢巻を合わせて長さを調節し、頭頂部に二つ三角形の結び目が来るようにして結ぶ。紐を潰さないのが三角形の結び目を綺麗に見せるコツだ。

 そして、その三角形がいい場所に来るように調整して、あとはスタンダードな女の子巻きの要領で結んでやれば……


「ほい、ネコ耳結びの出来上がりだ」

「にゃんこです!? 店長さんの頭にネコ耳が生えたです!」


 栗色の髪の間からちょこんと覗く三角形の結び目がネコ耳のように見える。

 位置の調整が難しいが作り方は至って簡単だ。


「自分で見れないのが、少し残念ですね」


 そうは言いながらも、ジネットは嬉しそうだ。

 おそるおそる頭頂部のネコ耳もどきをつんつん触っている。


 そんなネコ耳結びをじっと見つめるマグダ。

 自分のよりも可愛い結び方にクレームでも入れてくるかと思ったが……


「……お揃い」


 きゅっと、ジネットの腰に抱きついた。

 尻尾が「ぴーん!」と立っている。嬉しいらしい。


「はい。お揃いですね、マグダさん」


 二人して楽しそうに体を揺すり、可愛くアレンジされた鉢巻を揺らしている。


「はぅ!? そうなると、なんだかあたしだけ普通な結び方って気がしてきたです!?」

「大丈夫だ、ロレッタ。普通は、お前のアイデンティティだから!」

「そんなアイデンティティは願い下げですよ!? ……うぅ、でも、お兄ちゃんに可愛いって言われた結び方ですし…………ぁぁああ、悩ましいです!」


 何分間か頭を抱えて身悶えていたが、結局ロレッタはスタンダードな女の子巻きのまま参加することにしたようだ。



「ヤシロさん。ジネット」


 とことこと、ベルティーナが歩いてくる。

 ……いつもの服だ。


「あら、ジネット。可愛い結び方ですね。それはヤシロさんが?」

「はい。結んでくださいました。……あ、いえ。結んでいただきました」


 俺が進んでそうしたのではなくジネットの方から催促したのだというニュアンスを含んだ言い回しにあえて言い直す。

 そういう「悪いことをした」みたいな感じがくすぐったくて楽しいのだろう。

 母娘揃って似たような顔で笑みを交わしている。


「シスターは参加されないのですか?」

「私は、運動は苦手ですから。それにその……その服は、ちょっと……」


 どうやら、ブルマがNGだったらしい。

 絶対似合うのにっ!


「それに、応援席の子供たちを見ていなければいけませんから」


 と、ガキのせいにして体よくブルマを断るベルティーナ。

 絶っ対似合うのにっ!

 応援や子守りなら、ブルマでだって出来るのに!


 ベルティーナって、シスター服以外、ホント着てくれないよなぁ…………いや、でも、川遊びの時は水着着てくれたし……ラッシュガード付きだったとはいえ……一応、さりげなく押しておくか。


「まぁ、みんなで楽しくわいわいやるのが目的の大会だ。参加したくなったら飛び入りで参加すればいいさ。一緒になって騒ぐのは楽しいし、ガキたちもベルティーナと一緒に跳んだり走ったりしたいだろうしな」


 と、競技への参加が難しそうな幼いガキどもがいる観客席を指差して言う。

 ガキどもは、運動会の準備が行われているグラウンドを見てぴょんぴょん跳ねていた。参加しているつもりになっているのだ。

 なんとも楽しそうな顔をあちらこちらに振りまいている。


「くす……」


 はしゃぐガキどもを見て、ベルティーナが笑いをこぼす。


「そうですね。では、機会があれば」


 そう言って、覚束ない足取りでグラウンドに出て行こうとするガキを止めるために応援席へと戻っていった。

 確かに、お目付け役は必要かもな。けど、それは別にベルティーナじゃなくてもいい。寮母のおばちゃんたちだっていいのだ。


 だから! どうか! ベルティーナに! ブルマを! ねぇ!


「なにか、邪な目でシスターを見ていないかい、ヤシロ?」

「ダメだよ、ヤシロ。シスターをそんな目で見ちゃ! 怒られちゃうんだからね」

「ヨコシマはダメだぞ、ヤシロ!」


 不条理なる運命とかいうヤツをねじ曲げてやろうと念を送る俺のもとへ、各組のリーダーたちが集まってくる。

 青組のエステラに、黄組のパウラ、そして赤組のデリアだ。

 もちろん、全員体操服。すなわち、ブルマ!


「みんな、今日は一段と可愛いなっ」

「ふなっ!?」

「ど、どうしたのヤシロ!? そ、そんなはっきりと……いや、嬉しいけど、でも……」

「あっ、あたいっ、可愛いのか!? そっかぁ……へへ」


 みんなが照れて、ブルマから覗く太ももと太ももがすりすり擦り合わされる。

 いいね! 挟まれたい! 巻き込まれたい!


 ……で、たぶん、デリアは『よこしま』の意味を理解していない。

 縦縞じゃない方、って思っているに違いない。


「あっ! なんかロレッタが鉢巻を可愛い結び方してる!」


 パウラが目敏く発見し、声を上げる。

 エステラたちの注目がロレッタに注がれ、得意気な表情をさらす――いや、見せつけるロレッタ。

 だが、次の瞬間、その背後に並ぶジネットとマグダに視線が掻っ攫われる。


「ジネットちゃん、どうしたのそれ!? すごく可愛い!」

「おいマグダ! それいいな! どうやったんだ、あたいにも教えてくれよ!」


 ロレッタをスルーしてジネットとマグダに詰め寄る各組リーダーたち。

 ロレッタ、ぽつーん。


「スルーしないでです! あたしのも可愛い結び方ですよ!?」

「ホント、可愛い結び方よね、ロレッタ」


 腕をぶんぶん振って抗議するロレッタのもとへ、ネフェリーが歩み寄っていく。


「私、ロレッタのマネしようかな? マグダやジネットのは、ちょっと可愛過ぎるしね」

「ですよね!? これくらいがちょうどいい塩梅の可愛さですよね!?」


 慰める意味もあったのかもしれないが、可愛『過ぎる』というのは理解が出来る感情だ。

 キャラと可愛さはきちんと合わせる必要があるのだ。ギャップとアンバランスははき違えられやすいが、まったくの別物だと認識する必要がある。


 ジネットが露出多めのセクシーな衣装を着ればギャップだが、メドラがフリル満載のひらひらふわふわロリータドレスを着てもアンバランス……いや、視覚的凶器と言える。

 その二つはまったくの別物なのだ。


 ……に、しても。


 ネフェリー、足綺麗だな。

 細過ぎず太過ぎず。いや、ちょっと細めか。もう少しむちっとしていてもいい感じなのだが、ネフェリーの場合脚のアウトラインが綺麗だからバランスがいい。それに股下も長いし、ホント、モデル体型なんだよなぁ…………顔、ニワトリなのに。


「ちょっ!? ……もう、ヤシロ! どこ見てるの? エッチ」


 べっ! と舌を覗かせて太ももを手で隠す。

 そんなことより、クチバシからのアッカンベーって、やっぱ衝撃映像だよな。たまに見るけど、全然慣れる気配がないもん、俺の心臓。


「ちょうど、各組のチームリーダーがお集まりのようですね」


 運動会の会場となるグラウンドで着々と準備が進む中、総指揮を執っているナタリアが俺たちのもとへとやって来る。


 紺色のブルマを華麗に着こなし、ほどよい肉付きの脚を惜しげもなく見せつけ、存在感たっぷりに揺れる胸元も誇らしげに、背筋を伸ばして歩く姿は二足歩行を行う全生物の理想型とも呼べる歩き方だ。


「ふぅ……今日はお天気がいいので、いつもより揺れますね」

「天気関係ないよね!? 無理矢理揺らそうとしないでくれるかい、ナタリア!」


 主を盛大に煽っていくスタイルは今日も顕在か……

 黙っていれば、完璧な給仕長なんだけどなぁ、あいつ。


「間もなく準備が完了します。開会式は予定通りの時刻から始められます」


 区民運動会は十時から始まる。

 五時起き、六時起きが当たり前の四十二区にとっては、ゆっくりとした予定だ。

 あんまり詰め込み過ぎると、事故になりかねないからな。


 ちなみに、ナタリアは鉢巻を輪っかにして首にぶら下げている。ネクタイを緩めたような形だ。本番まではそんな感じなのだろう。

 割と少なくない人数がナタリアのように鉢巻を首から提げている。

 ここ一番って時に締めてこその鉢巻なのだろう。

 もしくは、単純に頭に何かを巻くことに慣れていないから違和感があるのかもしれないな。


 ノーマもそんな中の一人だ。


「ナタリア~。得点掲示板の設置、完了したさよ~!」


 仕事の完了を告げつつ、遠くからやって来るノーマは……えんじ色のブルマ!

 すらりとしているのにむっちりといい肉付きの、光さえも弾き飛ばすような弾力を視界に叩き込んでくる完全無欠の太ももは、まさに視覚兵器と呼ぶべき色香と美しさを辺り一帯に振りまき会場の視線を無条件に引き寄せている。


「すみませーん! この店、延長って可能!?」

「落ち着くさね、ヤシロ……アタシにいくらの値を付ける気か知らないけれど……店じゃな・い・さ・よっ」


 煙管が俺のノドを的確に突いてくる。

 ごふ……お前っ、ノドはやめろ、ノドは……いや、店とか言って悪かったけども!

 だって、似合い過ぎているのだもの! 決して学生には見えないのに、物凄くよく似合っているのだもの! 思わず『ご指名』したくなるほどに!


「やっぱブルマっていいな! 健康的で! 健全で!」

「とてもそうは思えないさね……あんたの緩みきった顔を見ていると、特にね」


 やや怒ったような口調ながらも、少し照れて煙管に火を付けるノーマ。

 すぱすぱと、いつもより早いテンポで煙を吹かしいている。


 そうやって照れるのも込みで、ブルマって素晴らしい!

 もう、みんなのブルマ姿をじっくり観察して、一人一人、事細かに記録として文書に残したい気分だ!


「ダ~リ~ン! 見ておくれよ、アタシの体・操・着☆」

「さぁ! 本番に向けて気合いを入れよう!」


 速攻で視線逸らしたよね。

 アレを直視するくらいなら、望遠鏡で太陽を直視する方がマシだ!

 え、目が潰れる? はっはっはっ。……目が頭もろとも吹き飛ぶよりマシだろ?


 つか、なんでお前がブルマを穿いているんだ!?

 ちゃんと、お年を召して「生足はさすがにちょっと……」というご年配のために長ズボンも用意してあるだろうが!

 むろん、用意すると決まった直後から「脚の動きが阻害されてブルマで走るより成績は落ちるだろうけどな」ってことを念入りに触れ回ったけども! だってそう言わないと、みんな長ズボン穿きそうだったから!


 これはあくまで、記録にも期待出来ないし、生足はちょっと……っていう大人女子&ご年配の方に対する配慮、それだけの代物だ! 長ズボンなんかこの世からなくなったっていいくらいの代物だ!

 みんな、ミニスカかブルマで生活すればいい!


「ダ~リンちゃん。オシナもぶるまぁ穿いてきたのネェ☆」


 …………ほほぅ。

 これはこれでなかなか……


「ヤシロさん。お顔がゆるんでますよ」


 隣から伸びてきたジネットの指に、頬を軽く摘ままれた。

 いかんな。さっきから表情筋がゆるみっぱなしだ。


 いやぁ~、運動会企画してよかった。


「まったく! これから人生をかけた真剣勝負を始めようという時に、だらしのない顔をさらすな、カタクチイワシ!」


 ザンッ! と、土のグラウンドを踏みつけて砂埃を舞い上がらせて、俺の前に仁王立ちするルシア。

 えんじ色のブルマに白い体操服を身に纏い、青く煌めく美しい髪をポニーテールにしてこちらを睨んでいる。

 俺に暴言を吐くのが生き甲斐なのかと思うような、いつもどおりの傲岸不遜なドヤ顔。なのに、これは……正直、可愛いっ!


 いつもの、『近寄りがたい領主のオーラ』という鉄壁のバリアを脱ぎ捨てて身軽な体操服姿のルシアは、もうホント、ただの美人なかまってちゃんでしかなく、ある意味で無防備であけっぴろげなその表情は敵意に充ち満ちていても好感が持てる。

 そして何より……


「脚、長っ!?」


 めっちゃ美脚!

 こいつ、こんなにスタイルよかったのか!?

 いつも丈の長いスカートだから気が付かなかったけど、ヒールなしでこの長さって相当だぞ!?


「なぅっ!? お、愚かなことを抜かすな! どこを見ておるのだ、下郎! 不埒者! 不純物! 危険物! 廃棄物!」


 誰が廃棄物だ、こら。


「き、貴様っ、ふざけたことばかり言っておると、えっと、あの……アレだ! あ、ア、……アレして、コレするぞ、カタクチイワシ!」


 どうしたんだよ。日々書き溜めて練習してんだろ、カタクチイワシシリーズ。

 ここ一番でど忘れしてんじゃねぇよ。


「ふ、不愉快だ! 行くぞ、ギルベルタ」

「承知した、私は。そして、見せておく、さりげなく、今日この日のための特別な衣装を、私は、友達のヤシロに。思いきってさらした太ももと一緒に」


 と、褐色の引き締まった太ももをこれでもかと見せつけてギルベルタは去っていく。

 ギルベルタは心がピュア過ぎて、こう……そーゆー目で見られないんだよなぁ、正直。

 懐かれているのも、なんか、犬に懐かれているような感じでだし……


 まぁ、可愛いんだけどね。似合ってるし。


「お前……性根が腐りきってやがんだな、英雄」


 振り返ると、ものすご~く蔑んだ視線を向けられてた。

 味方のはずのバルバラから。


 今日のバルバラは気合い十分なようで、頭蓋骨が悲鳴を上げそうなほど鉢巻をキツく額に縛りつけている。

 四十一区での『美の通り』プロジェクトの一環で鬱陶しかった前髪はさっぱりと切り揃えられ、ヤップロックのところでいい飯といい寝床を提供してもらっているおかげで肌つやもよく、ほどよく肉も付いて、口と性格が悪いだけの美少女に変貌しつつある。

 ……なんか悔しいな。バルバラのくせに。


「それはそうと、このブルマっての、なんかぴらぴらしたのが邪魔だな」

「バルバラさんっ、それブルマが表裏ですよ!?」


 あ。頭も悪いんだった。

 そのぴらぴらはな、縫い代ってんだよ。どんな衣類にも付いてんだろうが。


「穿き直しましょう!」

「ここでか?」

「やったぁ!」

「更衣室でですよ!? そして、ヤシロさんは懺悔していてください!」


 脱ぎかけたバルバラを全力で止めて、ジネットがバルバラの腕を引いて更衣室へと歩いていく。

 ……また懺悔するのぉ、俺。


「……ヤシロ。マグダは店長を手伝ってくる…………という名目でグラウンド中を練り歩いてこの可愛い結び方を自慢してくる」

「名目、薄れ過ぎだな……まぁ、好きにすればいいけど」

「じゃ、じゃあ、あたしも行くです! このナチュラルな可愛らしさをアピールしてくるです!」

「……ナチュラル…………あぁ、『普通』」

「なんで言い直すですか、マグダっちょ!? ナチュラルでいいじゃないですか!」


 などと賑やかに、ジネットとバルバラ、マグダとロレッタが俺のもとを離れていく。


 グラウンドの端の一角。

 白組の陣地として割り当てられた場所が、少し静かになる。


 そこへ。


「ぁの……、てんとうむしさん」


 天使の囁きに似た声が風に乗ってやって来た。

 振り返ればミリィ。

 恥ずかしいのか、ブルマを隠すように体操服の裾を出している。

 その結果、ブルマの大部分が隠れて、太ももの間で微かに顔を覗かせる程度、小さな小さな三角形がチラ見えしている、そんな状態になっている。

 こいつぁ…………可愛らしさがうなぎ登りだ!


「ミリィ、偉い!」

「ぅえ!? ぇっと……たぶん……素直に喜んじゃ、だめなやつ……だょ、ね?」


 ちっ。

 どうせエステラかレジーナあたりが余計な入れ知恵をしたのだろう。

 純粋無垢なミリィにつまらない猜疑心を植えつけやがって。


「卑猥薬剤師、滅べー!」

「えらい言われようやなぁ。自分、よぅ言うわホンマ」


 ミリィの背後から静かに近付いてきた緑髪の薬剤師は、いつものまっくろ衣装を脱ぎ捨てて、今日は体操服を着ている。

 ただし、他の連中とは少し違う。

 こいつは日光がほとほと苦手なのか、長袖の上着を羽織っているのだ。

 うん。長袖もあるんだ。ジッパーがないのでボタンで前を留めるヤツだけど。ブルゾン感覚で羽織れるヤツ。色はブルマと合わせて紺とえんじ色の二色。


 長袖の上着のその下に、えんじ色のブルマを穿いているレジーナ。

 上着はもちろんズボンに入れるものじゃないから、ミリィと同じく裾を垂らしてえんじ色のブルマの多くを覆い隠している。

 ややぶかっとしたえんじ色の上着から、日光嫌いであるレジーナのあまりにも白い脚がにゅっと二本出ていて、そしてチラッとだけ覗くブルマ! 最高か!?

 えっ、お前、最高なのか!?


「レジーナ。俺たち、友達だよな☆」

「結構長い付き合いしてきて、想像をはるかに絶する最低のタイミングで言われてもぅたなぁ、それ」


 差し出した俺の手を、ばっちぃ物を摘まむかのように親指と人差し指の先っぽでちょこ~っとだけ摘まむ。

 なんて不愉快な握手なのだろう。ブルマでなけりゃ蹴りが出ていたところだ。


「あぁ……それにしても日光が暑いわ……ウチ、そろそろ限界かもしらへん」

「まだ準備も終わってないのにか?」


 レジーナは、基本テントの下で救護係をしてもらう予定なので、ぶっ倒れることはないだろうが……つか、自分の体調くらいしっかり管理しろよ、薬剤師。マジで。


「そういえば、ミリィ。俺に何か用だったか?」

「『ブルマ姿堪能したさかい、話聞いたるで!』やて」


 んなこと言ってねぇだろうが。

 ……まぁ、否定はしないけども。


「ぁの……ね? 鉢巻なんだけど……」


 ミリィも可愛く結んでほしいのかと思ったのだが。


「あ、触覚に当たるのか?」

「ぅん……ろれったさんのマネしようとすると、ちょうどあたる、の……」


 おでこに巻けば触覚は避けられる。

 が、それはミリィのイメージではない。

 おでこにぎゅっと結ぶのはデリアとかバルバラとか、本気思考の女子くらいのもので、ミリィみたいな娘は可愛さを優先させて然るべきだ。だって可愛いのだもの!


 じゃあ、どうすれば……あ、そうか。


「んじゃあ、触覚を避けて、ちょっと浅めに巻くとしよう」

「でも、それだとズレてきちゃって……」

「大丈夫。こいつを使う」


 誰かしらが必要とするかもしれないと思って、鉢巻のずり落ち防止用にパッチン止めをいくつか持ってきておいたのだ。

 ミリィたちの髪飾りに使っているヘアピンだ。


「これで両側を固定してやれば……ほら、落ちないだろ?」

「ゎあ……! ぁりがとう、てんとうむしさん!」


 ズリ落ちないことを確認するように、その場でぴょんぴょんと飛び跳ねるミリィ。

 鉢巻がズレないのが嬉しいようで、何度も何度も飛び跳ねる。

 その度に触覚が可愛く揺れて……ジャンプの際に体操服が持ち上がってブルマが見えたり隠れたり見えたり隠れたり見え……


「持って帰る!」

「自分の欲望は、底なしなんやなぁ。ミリィちゃん、早よ逃げ」

「ぇ、ぁの、じゃあ、みんなに見せてくる、ね?」


 レジーナに言われ、ミリィがぱたぱたと駆けていく。


「あぁ……テイクアウトが……」

「ホンマに持って帰る気やったんかいな?」


 バカ、お前、当たり前だろうが! あんなに可愛い子が、あんなに可愛い格好して、あんなに可愛く喜んでいたんだぞ? 持って帰るだろう、そりゃ!?

 ミリィは床の間でもリビングでもキッチンでも、どこに飾っても可愛いんだからな!


 ……って、自分で思って、とある人物を思い出した。

 美しい物を飾るのも、美しく飾られるのも好きな、あの自分大好きお嬢様。


「そういや、イメルダを見てないな」

「木こりのお嬢はんやったら、ほれ、あそこでポーズとってはるで?」


 レジーナが指差したのはグラウンドのど真ん中で、そこにイメルダが立っていた。

 会場のど真ん中に一人立ち、これでもかとプロポーションを見せつけるセクシーポーズを取っている。


 ……なにやってんだ、あいつ?


「あら? あらあらあら、ヤシロさん」


 俺と視線が合うと、すたすたとすげぇ早足で、でも姿勢は崩さずに涼しい顔で、イメルダが近付いてくる。


「ワタクシのあまりの美しさにお見惚れでしたのね?」

「いや、今チラって見ただけじゃん」

「美しさに、時間も忘れて見入っておいででしたのね!?」

「いや、だから……」

「諦めぇや、自分。木こりのお嬢はん、実は結構前からあそこでポーズ取って自分が気付くん待ってはってんから。自分が三十五区の領主はんとかミリィちゃんとわちゃわちゃしてた背後でな」


 ん~……その様を想像すると…………なんか、可哀想になってきた。

 俺には一切の非はないが。一切、悪くないのだが。


「さすがイメルダだな。何を着ても似合うよ」

「ですわよね!? 知っていましたわ!」


 ……ん、褒め甲斐がねぇな、こいつは。


 しかしながら、イメルダは本当にメリハリのある女性らしいスタイルをしている。

 エロス方向ではなく、芸術的な美しさという意味で素晴らしいと素直に評せるプロポーションだ。

 ミロのビーナスとか、あぁいう感じのスタイルだな。


 いつもの煌びやかなドレスではなく、他の連中と同じ体操服を着ているイメルダはとても稀少で珍しい。が、やはり本体に華があるので目を引いてしまう。

 ……まぁ、俺は気付かずに十数分放置してしまったみたいだけど。


「健康的な格好も似合うのは、やっぱ木こりの血かねぇ」


 お嬢様は活動的な格好が似合わないのではないかと思いがちなのだが……こいつは街門の外へ向かう時に鎧とか着ていたし、そういう格好もイケるのだ。


「煮てよし焼いてよしの完璧美女、それがワタクシですわ」

「ほぅ、揉んでよし撫でてよしとは……木こりのお嬢はん、やらしいわぁ」

「言ってませんわよ、そんなことは!?」

「……いや。言ってたんじゃね?」

「言ってませんわよ、ヤシロさん! そんな真顔で言われたからといって、『あら、そうでしたかしら?』とはなりませんわよ!?」


 こいつも四十二区に長くいたからなぁ。

 ツッコミがロレッタに似てきてやんの。出会った頃は、唯我独尊の高飛車なお嬢様だったってのによ。


「ともかく」


 こほんと咳払いを挟み、イメルダが俺を指差す。

 挑発的に、堂々と胸を張って。


「「そして、ぷるんと揺らして」」

「そんなところで息ぴったりなことを恥じなさいまし、お二人とも!」


 確かに、レジーナとお揃いってのは恥ずかしいな。

 まるで俺が卑猥の権化のようではないか。自重しよう。


「分かった。自重しよう」

「『自分は卑しいブタです! 汚らわしい存在です!』」

「それ『自重』じゃなくて『自嘲』だろ!? ……『自嘲』ともちょっと違うな、それは!?」

「あなた方は五分と真面目に出来ないご病気にでもかかってらっしゃいますの!? ワタクシの話をお聞きなさいまし!」


 再度、俺に指を「ずばっ!」と突きつけ、イメルダは勝ち気な笑みを湛えて宣言する。


「当初、ワタクシが『ニュータウンに木こりギルドの支部を』と申し上げましたのに、今の場所へと譲らなかったのはヤシロさんですわ。ですので、この度チームが別れてしまったのはヤシロさんの責任……精々後悔するとよろしいですわ。戦力になるワタクシと木こりを得られなかったことを。……特に、ワタクシと離ればなれになったことを嘆き悲しみ噎びお泣きなさいまし!」


 運動会のチーム分け程度で誰が泣くか。


「……昼飯はチームごとに分かれて食うか」

「させませんわよ!? 店長さんのお弁当は、何があってもいただきにまいりますからね!」


 屋台なんかも出す予定なのだが、どうにもジネットの弁当を楽しみにしているヤツがちらほらいるようだ。

 ……俺が唐揚げとかエビフライをリクエストしているのを見ていたヤツが結構いるからな。しくじったかもしれん。


 まぁ、それを見越して、ジネットは朝も明ける前から大量に料理を仕込んでいたけども。


「とにかく、覚悟なさることね! ……手加減は致しませんわよ」

「「……全力で揺らすのか?」」

「声! 揃えないでくださいまし!」


 イメルダがブロンドの髪をかき上げると、きらきらと光を拡散させるように広がる。それだけで絵になるからすごいな、こいつは。


「優勝して、手に入れてみせますわ……」


 ぽそっと呟いて、一瞬俺に視線を送り、ふいっと踵を返して自軍の陣地へと向かって歩き出す。

 ……よし、聞かなかったことにしよう。


 ったく。

 どいつもこいつも、運動会くらいでムキになりやがって……


「ほんま、したたかやなぁ~」


 イメルダの背中を見つめて、レジーナが妙に明るい声で言う。


「そんなん無理やって分かりきってるのに……」


 そして、髪と同じく緑かかった瞳がこちらへと向けられる。


「それでも、そんな根も葉もない噂のために全力を尽くした自分には何かご褒美くらいあるんやないやろか……って、そーゆー無言のアピールやで、アレ」

「…………」


 んなもん、分かってるっつの。

 いちいち言葉にするんじゃねぇよ。気付かなかったフリが出来なくなるだろうが。

 どいつもこいつも妙にはりきっていて……そのどれもを知らんぷりでやり過ごすつもりだったのによ。


「……まぁ、努力賞くらいなら、な」


 大したことは出来ないし、するつもりもないけどな。


「ほなら、まぁ」


 指を組んで、手首を返しながらぐぐっと腕と背中の筋を伸ばすレジーナ。

 似合いもしないストレッチなんかをして、らしくもなく熱い視線をこちらに向ける。


「……ウチも、いっちょ頑張ってみよかな」


 含みのある、っていうか、含みしかない言葉を残してレジーナも俺のもとを去っていく。


 …………らしくないっつの。



「…………絶対優勝してやる」


 誰もいなくなった自陣で、俺は独りごちる。

 俺たちが優勝して運動会を終える。それが一番平和で一番面倒くさくない。そう確信した。


「絶対優勝してやるっ!」


 もう一度同じ言葉を吐き出して、鉢巻をきつめにデコに縛りつける。



 あ~ぁ、っとに……らしくないっつの。俺も。



 間もなくして、開会式が始まった。







あとがき




区民運動会…………始まりませんでしたっ!


残念!

女子たちの体操着姿で一話丸々消費です!


でも後悔はしていません!

だって、実際の運動会だって、まずは女子たちの体操服に「……ほほぅ」ってなるところから始まるじゃないですか!


そして、鉢巻!


これの結び方って、性格出ますよね。

さりげな~く可愛い結び方が出来る女子は、男子との距離の取り方とか、自分の見せ方とかも知っていてモテます! モテてました。

まぁ、アホな男子が釣られ過ぎなんですけどね。


そんな中、

普段は全然輪に入ってこないような、気が付けば図書室にいるような、

それでいていじめられてるわけでもなく「私は私だから」みたいな孤高の女子が

気合いの入った鉢巻の巻き方をしているときゅんとします。絶対します。

ただ惜しいかな、

そんなラノベヒロインみたいな女子に出会ったことがないので検証のしようがありませんけども。


クーデレ女子、どこかに落ちてないですかねぇ……



というわけで運動会。

ネコ耳鉢巻のやり方は、ネットで検索してください。

すぐ出てきます。

リボン鉢巻は、ネコ耳よりちょっと古いですかねぇ。下級生がやっていたイメージです。


私たちの年代では、輪っかにした鉢巻を緩んだネクタイみたいに首から下げている女子が多かったですかねぇ…………行事に真面目に取り組んで、女子! 鉢巻、巻いて!


男子ですか?


左腕に巻きつけて

「……くっ、封印した暗黒龍が…………沈まれ……っ、沈まれぇええ!」

ってやってたヤツが二桁ほど…………封印されまくりだな、暗黒龍。


私ですか?

私はいたって普通に、

全裸で見えちゃいけないところだけを上~手に鉢巻で隠して…………え、生徒指導室にですか? では後で……あ、今スグですか。そうですか。



まだ運動会が終わってないよ~って学校に通っている女子!

鉢巻の巻き方、参考にしてみてね☆(まぁ、ほぼ無いでしょうけどね、師走以降に運動会やる学校)


次回、いよいよ区民運動会、開幕です!




というわけで、師走ですね。

リアルタイムで読まれてない方もいるのでしょうが、世間はまさに12月です。


飲み屋の客引きさんが

「あれ、絶対寒いだろう」ってペラッペラのサンタ&トナカイコスで駅前に立ち始める季節です。

大学生バイトなんでしょうかねぇ……

無駄にエネルギッシュですよね、あの人たちって。



以前一度、

そこそこイケメンのお兄ちゃんが

道行く女性たちに声をかけまくってて、

「お姉さん可愛いですね。飲みとかどうすか?」とか、「わ、可愛い~。これから飲みすか? いいお店あるんすけど」とか、「可愛過ぎて思わず声かけちゃった。飲み会どうすか?」とか、

可愛い押しで玉砕しまくっていて、

メンタル強いなぁ~……と思ってたら私の前に来て、


イケメン「あ、お兄さんも可愛いすね」

私「なんでもありか!?」


単にレパートリーの少ないお兄さんでした。

ちょっと面白くてついていきそうになったけども!

お酒飲めたら行ってもよかったかもですね。飲めたならば。



そういえば、

忘年会シーズンが到来して、

ウチの会社でも年末に忘年会をやるんですが、

今年入った新人の女性社員が――


女子社員「宮地さん、忘年会行かれるんですか?」

宮地「いや、パスしました。参加するんですか?」

女子社員「いえ。私、下衆なんで飲み会とか無理なんです」


下戸だね!?

それとも、お酒が入ると下っ衆ぅいことしちゃう人なのかな!?

なに仕出かす気だ、この二十代女子!?


女子社員「そういえば、宮地さんも下衆でしたよね?」

宮地「なにその決めつけ!? しかも新人のフレッシュな笑顔で!」



あれは、彼女なりのサービスだったんでしょうか?

残念ながら罵られてはぁはぁするスキルはまだ修得しておりませんので、確認のしようがありませんでしたが。


……どうしましょう。

今さらながらに、なんか損した気分になってきました!?



でも、

罵られて、ではないですが、

叱られてきゅんとする気持ちは、まぁ、分からんでもないかもですね。


たとえば、


「もう、知らないっ!」って拗ねる感じのとか、

「もう……えっち」って照れる感じのとか。

そういうのであればぜひ言っていただきたい!


そうだ!

おーい、新人女子社員さ~ん!

ちょっと言ってほしいセリフが…………ほほぅ、そうですか、これがセクハラというヤツですか。なるほど、覚えておきましょう。



忘年会といえば、

よく、唐揚げのレモン絞ってくれる女子がいいとか、

焼き鳥の串を抜いてくれる女子が気が利くとか、

ホッケの骨綺麗に取り除いてくれる女子が素敵とか、

丸ごとのリンゴを片手で「ぐっしゃー!」出来る女子が可愛いとか、

そんな話を聞きますが、

みなさんはどんなところにきゅんとしますか?


とりあえず、みなさま、リンゴ「ぐしゃー!」ってことでいいでしょうか?

みなさま、そーゆー女子、お好きでしょ?


私は、大皿の料理を綺麗に取り分けてくれる女子にきゅんときますね。

こう、

みんなのお皿「貸して~」ってやってて、

最後に私の方に手を出して

「……ん」って!! これです!

「ん」です!


お皿貸してってポーズの女子、可愛いです!

あと、綺麗に取り分けられるのもポイント高いです!


この冬

狙っている男子を飲み会でゲットしたい女子のみなさま、

私が耳寄りな情報をお教えしましょう!


まぁ、ここまで書いてきてるので分かるかもしれませんが、

飲み会で男子が「きゅんっ!」とくるのは――



コートの下から縦セーター!

これです!



……おや、書いてませんでしたっけ?

でもまぁ、一番男子が「きゅん!」ってきますよ、たぶん。


とりわけ?

小皿?

そんなことより縦セーターです!


小細工はいりません!

素材で勝負です!(いいこと言ってる風に見えますが、おっぱいの話です。騙されないで!)



そんな面白可笑しい忘年会シーズンです。

みなさまも、飲み会に行かれる際は、セクハラにならない程度に楽しんでくださいね☆



次回もよろしくお願いいたします。

宮地拓海

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