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乙女は獅子に恋をする  作者: 龍田環
西方大陸編
26/111

1. いざ、西方へ

 セラは、がらんとした自室を振り返った。


「なぁんにも、なくなっちゃった」


 女官学校を卒業したら、次の見習い女官に受け渡すのが、昔からの慣わし。正式な女官になった者は、王宮の中にある女官宿舎に移ることになっている。すでにマルギットとマイラも部屋を引き払い、王都へと出発してしまった。

セラは使っていたほとんどのものを友人や後輩に譲り、どうしても取っておきたい大切なものだけを、騎士団領内にある先生の屋敷に置かせてもらっていた。そうして荷物を全部移して、次に使う人が気持ちよく使えるように、隅々まで丁寧に拭き清めた。


「三年間、どうもお世話になりました」


 誰もいない部屋に、ぺこりとお辞儀をして、セラは静かに扉を閉めた。


そろそろ屋敷へ戻って、先生から兵法の講義を受ける時間だ。まだ女官試験が続いているような気がするけれど、教わったことが、いつかユリシーズの役に立てるかも知れない。そう思うと俄然気合が入った。


 北方大陸で過ごすのも今日で最後だ。明日、ついにセラは西方大陸へと旅立つ。ガルデニア軍港にマルギット達が見送りに来てくれるといっていたので、もう一度最後に会えるだろう。お互いの道は別れても、心は共にある。寂しいけれどセラは前を向いていこうと決めていた。



 翌朝。セラはウィスタリアと朝食をとっていて、驚きの事実を知った。


「わ、私が軍師、ですか」


「ええ。地図さえ読めて、落ち着いて考えられることができれば、ちゃんと軍師として通用しますよ。私の愛弟子なのですから」


「地図が読めない軍師って、役立たずの代名詞みたいですけど」


「あらまぁ屁理屈がお上手だこと。エーラース卿にお手紙を出しておきましたから、しっかり教わりなさい」


「ええええ、ま、まだお勉強しなくちゃいけないの……」


「ほほほ、おほほほほほ」


 セラのゲンナリした顔を見て、ウィスタリアは朝から高笑いが止まらなくなった。母代わりで、恩師で、本当に世話になったのに、最後の最後まで遊ばれてしまった。てっきり涙のお別れになるかと思ったが、これはこれで私達らしい。セラはミルクたっぷりの紅茶を飲みながら、少しだけ笑った。


 小さな頃から何くれと世話を焼いてくれた、シーグバーン家のおばちゃん家宰とよぼよぼのおじいちゃん執事に何度もお礼とお別れを言い、セラは一抱えできる革の旅行鞄を持って、ガルデニア軍港へ向かう馬車に乗った。

セラが西方大陸に持って行くものは、本当に少ない。気に入っている服が少しと、数冊の本が旅行鞄に収められている。ほとんど身一つで、ユリシーズの元に向かうのだ。


「本当に、それだけしか持っていかないの?」


「はい。たくさん持っていったら、北方が絶対恋しくなっちゃうから」


「ふふ。帰りたくなったら、いつでも帰ってきていいんですよ?」


「か、帰りたくなったりしない、です。あ、そうだ、先生。お母さんからの手紙、よろしくお願いしますね」


「結局、間に合わなかったわね、フェリシアからの返事。南方は郵便事情が悪いから……」


「いざとなったらリオンさんにお願いして、今度は裏ギルドから出してみます」


「そうね。使えるものは何でも使いなさい」




 王都から馬車に揺られること一時間。ようやくガルデニア軍港に到着したセラは、停泊する船舶の多さに目を丸くした。三隻の護衛帆船とともに、遠征軍は西方へと向かうのだ。遠征軍の構成は、精霊騎士団第三師団長直属の精鋭部隊、第四師団第一隊、神官兵団の一部からなる混成軍だ。女神官長の名代でもある親衛隊長のトゥーリが、軍団長として指揮を執ることになっている。遠征と言っても、北方大陸を長く離れることはできないので、西方大陸の解放軍に実地で対亜生物との戦い方を教えて、錬金術対策を共に考え、長くても三ヶ月で帰還する。


「セラ。私はここでお別れです。どうか身体に気をつけて。ユリシーズ様と、幸せにおなりなさい」


「はい、先生。お別れの言葉は、もうおなかいっぱい言ったから、いいません。行ってきます!」


「ええ。いってらっしゃい、セラ」


 最後にぎゅっと抱きしめられて、セラは笑って抱きしめ返した。そしてウィスタリアが馬車に戻るまで、セラはその姿を目に焼き付けるように、じっと見つめた。馬車の窓から笑顔のウィスタリアが見えて、セラも笑顔で手を振る。大好きな先生を乗せた馬車が見えなくなるまで、セラはずっと手を振り続けた。


「ずいぶんあっさりしたお別れだったけど、いいの?」


「いいの、最後は笑ってお別れしようって、ずっと前から決めてたから」


 きっちりと紫紺の騎士服を来たオルガが、遠慮がちに声をかけてきた。気を利かせて、どこかから見守ってくれていたのだろう。


「二人とも、そういうところは昔から変わらないよね。あの師にしてこの弟子ありか」


「それ、どういう意味?」


「セラ!」


 マルギットの声がして、セラは振り返った。そこには神官兵の白い長衣を着たユアンと、紫紺の女官服を着たマルギット達が立っていた。


「うわぁ、皆が女官服着てる!」


「ふふふふ、間に合ってよかったわ」


 得意そうに笑うエリナとカルロッテ。すでに泣いているマイラ。そしてイーダとマルギットが、セラのもとに集まってきた。


「実はね、皆でこれをセラに渡そうって決めたの」


「何なに?」


 ころん、とセラの手に落とされたのは、見慣れた見習い女官の証。女官学校を卒業したときに返却したはずの、セラの蔓薔薇の徽章だった。


「これ……」


「シーグバーン先生と侍女長様が大女官長にお願いして、セラの徽章を頂いたのよ」


「特例中の特例だから、絶対に誰にも言ったらダメよ」


「大女官長様からのお餞別ですって」


「これでどこにいても、セラが私達の大切な友達だってわかるでしょ」


 皆の襟にも、同じ蔓薔薇の徽章がついている。セラは両手で徽章をぎゅうっと握り締めた。


「みんな、ありがとう……すごく嬉しい」


 感動に打ち震えるセラに、マイラが「わーん」と泣きながらしがみついた。セラのラベンダー色のワンピースの襟がぎゅっと締まったが、何とか堪えた。


「オルガ様、セラの事、お願いしますね」


「うん、任せて」


 イーダとオルガがしっかり手を握り合って、決意も新たにしている横で、マルギットはユアンに発破をかけた。


「ユアン、あなたもしっかりね」


「わ、わかってるよ」


 ようやく自由になったセラは、懇々と諭されているユアンを見て笑った。


「ユアンて、尻にしかれるの好きだよね」


「神官兵って、変なところまでストイックよね」


「マルギットに頭が上がらないのは、昔からだよ」


 イーダとオルガの会話が追い討ちになり、ユアンは無言になった。北方大陸は女性のほうが強い民族性だから、総じて男性は尻に敷かれやすい。大体喜んでそうされているのが大半だ。


「……そろそろ、乗船しないと」


「うん。皆、また会おうね。だから、さよならは言わないで行くね」


「ええ。また会いましょう」


「そうね、また会いましょ。結婚式、決まったら言うのよ。休暇をもぎ取って行くから」


「またね! 私達がセラの花嫁衣裳を着つけるんだから、早く言うのよ!」


「えぐっ、ま、また会いましょ、セラ」


「セラ、身体に気をつけて。これが永遠のお別れってわけじゃないから、私もさようならは言わないわ。また会いましょう」


「うん! マルギットも、身体に気をつけて。皆も、女官の仕事、頑張って」


 ユアンとオルガに促されて、セラは帆船のタラップに足をかけた。もう一度振り返って、友達に笑顔で手を振る。寂しいといえば寂しい。でも、手の中にある蔓薔薇が、皆との絆だ。皆が頑張っているから、セラも頑張れる。






 左右に一隻、殿に一隻。真ん中にセラ達が乗る大型帆船という陣形で、船団は一路北方大陸を南へと迂回して、西方大陸へ向かう最短距離の航路を取った。帝国領はちょうど西方大陸の真ん中に位置しており、帝国から見て西側にエーラース地方とトラウゼン領邦、南側にフィア・シリス王国、北側にフェアバンクス公爵を始めとする、帝国に反旗を翻した諸侯達の領土があった。セラ達は西方大陸南部から上陸し、フィア・シリス王国を経由して、トラウゼン領邦へ向かう予定になっている。南向き航路であれば、およそ一週間の船旅と、約二週間の陸路の旅。三週間ほどでトラウゼンだ。



 セラとオルガ、ユアンは船べりに並んで立って、無言のまま小さくなっていく北方大陸を眺めていた。ガルデニア海軍の誇る軍船は、世界一速いと評されるだけあって、ものの数分で港に立つマルギット達の姿が見えなくなった。セラは寂しくてたまらなかったが、ぐっと涙を堪えて、傍らのオルガに笑いかけた。


「私、船旅って初めて」


「一週間も船の上だけど、大丈夫?」


 海風に髪を靡かせながら、オルガは笑ってセラの顔を覗きこんだ。


「たぶん。船酔いしないように、薬も飲んだし」


「セラ、俺にもその薬をわけてくれない?」


「えーいやよぉ。私の分がなくなっちゃう」


「そ、そんなこと言わないで、一個でいいから」


「こら、そこの三人。これからのことを説明するから、船室に来て」


 しつこく拝み倒してくるユアンに、仕方なく酔い止めの薬をわけていると、背後から気だるそうな低音が聞こえた。振り返ると、そこには腕組みをしたトゥーリが立っていた。


「わかりました」


 ぞろぞろとトゥーリの後をついて、幹部達が勢ぞろいしている船室へとやってくると、一斉に中にいた人達が振り向いた。


「あ、セラ」


「ちょっと、噂の小娘ちゃんが来たわよ」


 オルガの所属する第四師団第一隊は、隊員全員が女性の精霊使いだ。うら若い乙女から、年齢を聞いたら殴られそうな妙齢の女性が揃っている。


「聞いたわよ、あのボウヤのために西方に行くことにしたんですって?」


「マイラが物語なんですぅって、大騒ぎしてたわよぉ」


「やーだ、小娘のくせにやるじゃない」


 笑いながら全員がセラを散々突きまわしていると、呆れ顔のトゥーリがぱんぱんと手を打った。


「セラをいじるのはそのへんにして。本題に入るよ。さっさと終わらせて、自由時間を満喫したいと思わないのかい」


「自由っていっても、船の上でしょ」


「それを言ってはいけませんよ、ヘルッタ殿」


 ユアンと同じ神官服の、神官兵団副長が苦笑した。神官兵団は西方大陸上陸後、亜生物調査のために西方各地を回ることになっていた。精霊騎士団は、解放軍と合流して各地に散って亜生物への対抗手段を講じる。トゥーリの率いる親衛隊のみ、トラウゼンに駐留することになっているのは、緩衝地帯が最も苛烈な戦闘が予想されるためだ。


「それじゃ、お嬢ちゃんをトラウゼンに届けて、俺達はフェアバンクスに行きゃいんだな?」


「私達はフィア・シリスにそのまま駐留ね。オルガはセラについて。あの子には護衛が必要でしょう」


「では調査が完了したら、エーラース卿に報告書をお渡しして、我々は引き上げます」


「そうだね。ウィグリド帝国に目をつけられたら、面倒だ」


 セラはトゥーリのすぐそばで、幹部達が話すのを聞いていた。トラウゼンにはセラとオルガと親衛隊だけが向かい、大半の兵団は西方大陸各地に分散して、解放軍を支援するのだ。


「……それじゃ、解散。途中の寄港地まで、好きに過ごしてて」


 幹部達は部下を引き連れ、各々の船室へと引き上げていった。補給と休息のために寄る寄港地は、南方大陸から連なる群島の一つだ。そこまでおよそ二日間の船旅になる。


「トゥーリ様、西方大陸についたら、遠征軍はバラバラになっちゃうんですか?」


「そうだよ。援軍といっても、僕達は兵数が限られているし、駐留期間も決まっている。できるだけ効率的に各軍に伝達するには、バラけるしかないだろう?」


「そうですね」


「話は変わるけど、僕の掴んだ情報によると、ユリシーズはまだフィア・シリスにいるらしいよ」


「え、ホントですか?」


「会えるといいね。戦況にもよるけど」


「はい。きっと、びっくりしますね。予定よりも一ヶ月近く早く来たから」


 穏やかに笑うトゥーリに、セラも笑って頷いた。あと三十回、懐中時計の日付が変われば会えると思っていただけに、じわじわと嬉しさがこみ上げてきた。



 北方大陸を出発して二日目。寄港地である南方群島に到着した遠征軍は、思わぬ知らせを受けた。


「撤退か。思ったよりも、戦況は良くないみたいだね」


「そんな……『グライフ・オルデン』が負けただなんて……」


 ユリシーズ率いる黒騎士団が、西方大陸南部にある砦から撤退した、という知らせだった。帝国軍に囲まれて仕方なく砦を捨て、他の解放軍を守りながら、本拠地トラウゼンに向かっているという。戦争中という現実を目の当たりにして、セラは不安で堪らなくなった。


「セラ、そんな顔しないで。下手に踏ん張ってしまうより、いい判断をしたと思うよ」


「そうだね。戦略的撤退、というやつさ。セラも女史に習っただろう? ユーリはあれでも、戦場では優秀な指揮官だからね」


「皆が無事ならいいんです。私、ちょっと外の空気に当たってきます」


 気を使ってくれる二人に申し訳なくて、セラはバルコニーに出て、そっと扉を閉めた。北方では感じなかった、初夏の熱気があたりを包んでいた。夕方だというのに、気温が下がる様子がない。水平線の遠くに、日が沈んでいくのがよく見えた。


「ユーリ、大丈夫かな。怪我していないといいんだけど」


 セラは両手を祈りの形に組んで、沈む日に祈った。お日様は母なる精霊の右目。月は母なる精霊の左目だから、どんなときでもこの世界に生きるもの達を見守ってくれている。いつものように「ユーリをお守りください」と、念入りにお祈りしてから部屋に戻った。


 南方群島を出発して何事もなく四日が過ぎ、ついに西方大陸へと到着した。フィア・シリス王国の玄関口であるトーバックは、大きな港町だった。南方大陸と直接交易しているだけあって、見たこともないものがたくさんあった。セラは物珍しそうに、キョロキョロと周りを見回した。遥か東方か大陸からやってきた、変わった衣装の一団や、アキムのような褐色の肌の南方人。話に聞いていた通り、人種の坩堝だ。人ごみでは邪魔になる日傘を畳み、店先に並ぶ綺麗な赤い果物を眺めていると、丈の長い淡い水色の上着を着たオルガがやってきた。オルガを含めた精霊騎士達は、全員が私服に着替えていた。精霊騎士の騎士服姿がウロウロしては目立ちすぎるためだ。スヴェン隊は隊長も含めて、ただのガラの悪い傭兵にしか見えなかった。

 そして予定よりも早く西方大陸に来たことは、エーラース卿ことクレヴァと、フィア・シリス女王、ユリシーズの祖父である先代トラウゼン領主にのみ書簡で知らせてある。セラもウィスタリアからクレヴァに渡すようにと、書簡を預かってきている。本格的に遠征軍が動き出すのは、当初の予定通り、翌月からだ。


「それじゃ、私達はこのままフィア・シリス王国領へ向かうわ。オルガ、セラ、また会いましょう」


 ヘルッタは部下と借り受けた第二師団の兵達とともに、駐留地へと旅立っていった。最終的に解放軍本拠地のエーラースで再会できるから、セラは笑顔で手を振って見送った。同時に神官兵団もいくつかの隊に別れて、各地へと旅立っていった。ユアンは副長と共に帝国領まで行くという。


「ユアン、気をつけて。無理したらダメだからね、マルギットが悲しむよ」


「うん、わかってる。セラもオルガも気をつけて。何かわかったら連絡するから」


「お願いね」


 セラとオルガは、神官服姿のユアンを見送った。精霊殿せいれいでんの神官兵は、どこの大陸においても敬われる存在なので、神官服でいたほうが危険が少ない。さすがの帝国も、神官兵をどうにかしようとは思わないだろう。


「僕達も出発しよう。ここからトラウゼンまでは、馬車で二週間くらいだっけ」


「隊長、次の町に行くなら、これが最後の便のようです」


 トゥーリの副官であるファンニが、淡々と応じた。


「ありがとう。じゃ、行こう」


「俺達は足を調達してくる。いくぞ」


 スヴェンは部下五人とともに、馬を扱う行商のところへ歩いていった。セラとオルガだけが馬車で、あとの全員は馬で行くようだ。つかず離れずの距離で、馬車を守るのだろう。


「私達だけ乗合馬車なんだね」


「……人の目があれば、狙われ難いから」


 トゥーリが『タダで護衛を引き受ける』と交渉したおかげで、セラ達は一番いい席に座ることができた。窓から外を見ると、くすんだ青い外套を纏ったスヴェンと、黒い立て襟の上着姿を着たトゥーリが見えた。


「トゥーリ様とスヴェン様がいるし、大丈夫だよ」


 相変わらず心配性なオルガに、セラは明るく答えて、大人しく旅行鞄を抱えて座りなおした。すぐに馬車が動き出し、ガタゴトと振動が伝わってくる。セラはユリシーズに近づいていると思うと心が浮き立ったが、西方大陸の抱える問題の重さを思うと、喜んでばかりもいられなかった。胸ポケットにある懐中時計をそっと撫でて、無事につけますようにと祈った。

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