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第8話 またの名を説明回

ツンデレ枠担当

今日も誰に求められることなく、暇つぶしにデュカリスは歌い始めた。

歌い終わった時、デュカリスは白い光に包まれた。


ハニーアーピス(通常種)(幼虫・姫種)→NEW ノートアーピス(新種・ハイレア・通常種)(幼虫・姫種)


ノートアーピス幼虫|(姫種) 名称:デュカリス

属性 大地 虫 音弱点 水 火 RANK D- Lv42


HP530 SP600 ATK270 DEF220 INT3000│(種 限界値) MAG120 RES80 DEX140 AGI40

種族特性 強力なる顎 糸射出 穴掘り 高速成長 体温上昇

スキル 三部作の魂 不老 遺伝2(封印) 知性大 体内磁針 飛翔能力上昇(封印) 揚力上昇(封印)

軽量化 美声 絶対音感 リズム感 ソルフェージュ 聴力上昇 毒 毒耐性 魅了



見たこともない木ですから 見たこともない花が咲く理屈で、

この世界にいまだかつて歌う蜂などがいなかったためか、この世界で初めての進化先へとデュカリスはたどり着いた。


音符(ノート)のようにあしらわれた模様が非常にキュートでグッドである。将来が楽しみである。

一方、積極的に母について回って、しかしデュカリス程構ってもらえないので、

お姉ちゃんに対しちょっと焼きもちを焼いている次女のスセリはそれからしばらくしてコメットアーピスというこれまた新種へと進化した。

彼女の場合は、特に何かしたかといえば、最近中二病に目覚めたことと、

本来倒せないモンスターを相手が死に懸けであったために何度も倒したこと以外には、

時折姉のまねをしてこっそり歌うものの時にうまく歌えずにいたところを聴力の高い姉に見つかって恥ずかしくて思わずツンデレ気味に

「おねぇのあほー」と突進していたことぐらいだろうか?…………それだったらいやだなぁ。将来が残念である。








いつもは巣に響き渡っているはずのデュカリスの美声が今日にいたっては一向に聞こえてこない。

誰もが不思議に思う中次女が姉の部屋の奥に行ってみると姉は蛹になっていた。

しかも繭はオシャレな音符付きだ。

「か、かわいい………。じゃなくて、おしゃれしちゃってなまいきなの~っ。ふだんそんなのきょうみないふりしてるのにっ。

おねぇのくせにおねぇのくせにおねぇのくせに~っ!!」

セリカ(コメットアーピス)

ツンデレ。実はお姉ちゃん大好き。

残念な娘だが、実は個体値的スペックは異常に高い。

最終的な能力は魔王級になることが容易に予測される。

後の最強の魔王となるデュカリス=スペルヴィアに次ぐ強さを持つ現虫神の一体となる。

その真の正体は……。


ヴェスパ

スズメバチ型モンスター。

この世界ではほぼ最強クラスといえる非常に強力な種族。

個体の性能が高い上に女王の指揮のもと統制された団体行動をとる。

但し蜂のくせに繁殖率は低いし団体行動の割にはソロプレーが目立つ。それを差し引いても十分に強い。

更に女王種ともなると個体性能がさらに飛躍し、最強の一角といってもおかしくない性能となる。


アーピス

ミツバチ型モンスター。ヴェスパから変異した亜種。身体能力や毒など個体としての基本性能はヴェスパに劣る。

しかし熱を発生させる、ヴェスパよりは繁殖力もやや上がり、ソロプレーよりも調和を重んじ集団性能が高い、

針が鋭く平たく長い、知能、器用さが高くなりやすいなどの違いを持つ。

また高い自己犠牲的思考の為か個体の判断を迫られると特攻精神で無謀に攻撃するのを好むのも特徴。

後の時代では針を使用した剣術、体温上昇から直接攻撃用に昇華された体熱燃焼が

より洗練され炎の剣士との異名を持つことになる種族である。


ワスプ

ヴェスパの亜種?具体的にはスズバチやアシナガバチのようなモンスター。頑強さではヴェスパには劣る。

やたら腰と手足が細長い。当然その細い腰が構造上の弱点となる。

ミニスカートは足が冷えるのやハイヒールは動きづらいのと同じ理屈でオシャレなのも楽ではないのだ。

長い手足を持つ種族が多くヒット&アウェイに優れているともいえる。

近接戦闘ではやたら可動域の広い尾針や長い手足が非常に厄介となる。

弱点の腰を攻撃しようとしても生半可なものでは対処される。

また特殊な能力を持つものが多く攻略は難しい。寄生種も多い。

全体的に癖が強く巣の特徴、身体的特徴、能力どれをとっても変わり者である。


ビー

遥か後の時代に登場するミツバチ型モンスター。一般的にはその時代では現在と比べ高位希少種となったアーピスの劣化種と言われている。

ただ、知能は劣るもののアーピスよりも多くの環境で生息でき、

高い頑強さがあり繁殖力が他の蜂種と比べれば非常に高いので群体としてみれば危険。

ハニービー、キラービー、オーガビーそして俗にクイーンビーと言われる高位個体などが存在する。


ハバチ

その名の通りハバチ型モンスター

草食であり植物系に対し優位な特性を持つハチ。珍しい種で細々と暮らしている。蜂族の中ではさほど強くない。

クサバチ、クキバチ、ヤドリギバチ、キバチ、アギトバチなどがいる。


ハチの祖種

かつてこの星の地上に植物しかなかったころに来たハチ種の原種。詳細は不明。



属性について

おおよそ3つの要素が含まれる。

1つめ 海、空、陸など尤も性能が発揮できる場。(無いものもある。)

2つめ 虫、鳥、竜などの種族。

3つめ 火、水、音などの属性要素。


種族について

進化、より上位の種族になることを言う。上へのスライド。

変化、種族が別の方向性に移動することを言う。横へのスライド。

新種とは、この世界で最も最初にその種族に進化したものを指す。

変種とは、ある種が別の通常種または特異種等になることを言う。

通常種とは、子孫を残した際にその子孫がその生まれてくることができる基礎形態を指す。

上位種とは、通常種から順当に進化したもので上位種から生まれてくる子孫は基本的には進化前の通常種である。

特異種とは、環境やアイテムやその他の要員で進化、変化した一代限りの種族を言う。子孫はほぼ通常種である。


ステータスについて

成長することによって上がる。なお種族ごとに限界値が存在する。

HP体力

SP魔力

ATK攻撃力

DEF守備力

INT知力

MAG特殊攻撃力

RES特殊守備力

DEX器用さ

AGI素早さ

勿論高ければ高い方がいい。別に控えめな性格をしていてもMAGが上がりやすいなんてことはない。


種族特性

その種族が先天的に持っている特徴、要素。


スキル

その個体が個別に手に入れた特徴、要素。後天的に得られるものも多いが先天的なものもある。

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