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『最果ての出汁聖女・れいな 〜追放されたけど、伝説の魔獣と呪われ騎士に究極スープを献上したら、いつの間にか最強の村ができました〜』   作者: Zacku


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第97話:『全能の雷神ゼウスに「不潔な泥水」と吐き捨てられましたが、究極のひやひやいりこ出汁うどんで神界ごとハッキングしてやりました』

皆様、いつも本当にありがとうございます!

巨大企業の冷酷エリート購買部長・乾を、現代編の絆をすべて結集した「特製背徳の濃厚明太チーズ釜玉あさりうどん」の職人魂(段取り)で完全ざまぁ(懲戒解雇)し、現代社会救済編を大団円で締めくくった前話、たくさんの「現代編ラストの全部乗せ熱すぎる!」「スカッと完結した!」という最高の応援をいただき大感激です!

本日から、新章『神界・オリンポス激震編』がスタートします!

我がサテライトワゴンが次元の壁を越えて到着したのは、黄金の雲が広がり、まばゆい神光が満ち溢れる神々の故郷『神界ネオ・オリンポス』。

そこで「下界の人間など、我ら神々に信仰心エネルギーを捧げるだけの無力な奴隷! そんな奴らが喰う不潔な泥水など、神聖な神界に持ち込むだけでデリート対象だ!」と、雷の杖をパチパチと光らせて傲慢に笑う、第四部の最初の壁『全能の雷神・ゼウス王』。

贅沢な神酒アンブロシアに溺れ、本当の「現場の飢え」を忘れた神々に、職人聖女がトッピング一切なし、純粋な黄金お出汁と氷締め極太麺だけで挑む「究極の原点段取り」をぶち込みます!

神界の常識をお出汁のリアルでハッキングする新章開幕ざまぁ、いってみましょう!

「――ハッハッハ! 愚かな人間どもが、鉄の箱に乗って我が神界に何をしに来たかと思えば……何だその、飾り気のない白くて太い紐は! 具材すら乗っていないではないか! 我ら神々が口にするのは、不老不死をもたらす至高の神酒アンブロシアのみ! 人間の泥水ごとき、我が神のケラウノスで一瞬でデリートにしてくれるわ!」

大理石と黄金で築かれた神界の最高神殿。

白いトガを纏い、筋骨隆々の身体から青白い電撃を放っている男――神界の絶対権威『ゼウス王』が、玉座から我がサテライトワゴンを見下ろし、傲慢に鼻で笑っていた。

周囲には、知恵の女神や戦いの神たちが控え、人間の持ち込んだ大衆食を「不潔なエラーデータ」として嘲笑う絶対のルーティン(神の法)に浸っている。

「ちょっと、そこの自家発電がうるさいシステムエラー神様」

神殿の黄金の床にピタリと停車した我がサテライトワゴンの運転席から、コーラを持ったシン君が顔を出し、サイバーゴーグルをピコピコと光らせて冷淡にキーボードを叩いた。

「さっきから君の『神の雷』のエネルギー構造データをスキャンしてるんだけどさ……。ただ下界から吸い上げた信仰心を乱暴に放電してるだけで、効率がめちゃくちゃ悪いよ。これ、ただの過剰出力なバグデータだし、ぶっちゃけ君たちの舌、贅沢病で完全にマヒ(ログエラー)してるね」

「――な、何だと……っ!? 信仰心をバグ呼ばわりするとは! 命乞いしても遅いぞ、その不格好な紐ごと神の雷で完全に消去デリートしてやる!」

「泥水か消去デリートかは、このお出汁の『純粋なるリアル(段取り)』を啜ってから言いなさい!」

私はワゴンのスライドドアをバシッと開き、新ロゴのエプロン姿で湯切りテボを構えた。

相手が全能の神だろうが、サテライトワゴンの現場力の段取りの前には関係ない。神殿の玉座の目の前へ、ワゴンのカウンターを堂々と連結デリバリーさせる!

「ゼウス王! あなたが権威と贅沢だけで縛り付けているこの神界の歪んだ傲慢を、私たちの『原点にして究極・氷締めオペレーション』で完全に胃袋からハッキングさせていただきます!」

今、新章の幕開けとして、神々のマヒした五感を根底から覚醒させるために茹ぎ上げるのは、トッピング一切なし、お出汁と麺の完成度だけで勝負する、究極の『原点にして頂点・ひやひや伊吹島いりこ出汁うどん』!

最高級魔導天日塩で鍛え、日本の伝統技術コシを極限まで引き出した純白の極太麺を大釜で躍らせ、茹ぎ上がった瞬間に氷魔石の冷水でバシィィィン!と限界まで締める。

器に盛った極冷の麺に注ぐのは、これまでの旅で得たどの家臣の旨味(肉やスパイス、チーズ)もあえて使わず、瀬戸内・伊吹島産のいりこと昆布だけで丁寧に引いた、透き通るような「黄金の一番お出汁」! それをキンキンに冷やした状態で、贅沢にドバドバとぶっかける!

「セシリア様、一切の雑味を排した、お口直しの冷たい湧き水の段取りを!」

「はい、れいな様! 傲慢に溺れた神々よ、この純粋なる人間の結晶(お出汁)にひれ伏す精神バイタルを取り戻しなさい!」

ガラスのように澄み切った黄金のお出汁から漂う、いりこの豊かで力強い高雅な香りと、氷締めされた麺の放つ清涼な湯気(冷気)が、神聖な神殿全体へ爆風のようにデリバリーされた。

「ぬ……っ!? 何だこの、飾り気が一切ないというのに、我が神体バイタルの奥深くを直接揺さぶってくるような凄まじい香気は……!?」

「いりこのお出汁……!? 神酒の甘さに飽き飽きしていた私の五感が、この香りを嗅いだだけで完全にハッキング(覚醒)されていく……っ!」

雷の杖を構えていたゼウス王が、抗えぬ美味の引力に引き寄せられ、吸い寄せられるようにカウンターへ這い寄ってきた。

「はい、お待たせしました! 茹でたて氷締めのひやひやいりこ出汁うどんです! 人間の技術のリアル、その胃袋で受け止めなさい!」

ゼウスが、我慢できずに丼を両手で抱え、透き通る黄金のお出汁をゴクリと喉に流し込んだ。

「ズズッ……、ぷはぁぁぁっ! ズババババッ!」と神聖な神殿に、人間が麺を啜る快音が雷鳴のように響き渡った瞬間、彼の全能の目が、かつてない衝撃でカッと見開かれた!

「――っ!!! 染みる……っ! 全能の我が肉体の隅々にまで、圧倒的な海の恵み(ミネラル)が染み渡っていくぞおおおッ! 雑味が一切ない、ただ純粋に美味いお出汁のコクが、神酒でドロドロだった我が脳細胞を完全にハッキング(急速洗浄)していく……っ! そしてこのパキパキと跳ね返る圧倒的なコシ! 噛むたびに小麦の生命力が爆発して、我が神のケラウノスをも凌駕する美味の衝撃(最高沸点)が止まらん……っ!(神々し大号泣)」

そう、贅沢を極め尽くした神々の舌が本当に求めていたのは、華美なトッピングや甘い神酒ではなく、お出汁と麺だけで完璧な因果を紡ぎ出す、圧倒的な「素材のリアル(段取り)」だったのだ!

「美味い、美味すぎる!」「神酒などただの砂糖水だ!」「この白い紐こそが世界の真理ルーティンだ!」

またたく間に、神殿にいたオリンポスの神々全員のバイタルが「幸福度・人間全肯定100%」へと書き換わり、彼らは感動のあまり涙を流しながらワゴンの前にひざまずいた。

「ば、バカな……っ!? 我が絶対的な全能の権威が、人間のうどんごときにお出汁ごとハッキングされて、完全に無効化されてしまうなんて……っ! うう、美味すぎて雷が出ない……っ!」

雷神ゼウス王は、己の雷の杖を床に落とし、プライドを粉々に砕かれてその場にガタガタと膝を突いて完全自滅ざまぁするのだった。

「フハハハ! 見たか、裸の雷神よ」

バラド様がエプロンをなびかせ、腕を組んで傲然と言い放つ。

「我が主のうどんは、神の権威すらも一瞬で正気へと引き戻す絶対のリアル(段取り)を持つ。お前の独りよがりの神の雷など、この圧倒的な『ひやひやいりこお出汁のハッキング』の前には、ただの静電気のエラーデータに過ぎんのだ!」

こうして、神界ネオ・オリンポスの最高神殿すらもお出汁の段取りで完全制圧ハッキングしたサテライトワゴン。

多次元移動販売カーの進撃は、神々の常識すらも美味しくハッキングし、誰も追いつけない次なる神々ざまぁのオペレーションへと向けて、そのアクセルをさらに爆音で轟かせるのだった!

第97話をお読みいただきありがとうございました!

新章・神界オリンポス激震編の第一戦にて、人間を見下していた全能の雷神ゼウスを、レイナ店長の原点にして究極の「ひやひや伊吹島いりこ出汁うどん」の圧倒的な素材のリアルとコシの段取りで完全ざまぁ(ファン化)いたしました!(大爆笑)

贅沢に飽きた神々の五臓六腑を叩き起こすお出汁のオペレーション、これぞネオサヌキの現場力の真骨頂ですね!

第98話!

最高神ゼウスすらもハッキングして、トッピング(家臣)に「神界特製・黄金のネクター果汁」を加えたサテライトワゴン一同。

次なるエリアに進むと、そこはなんと『美しさとビジュアルだけがすべての絶対基準であり、美しくない食べ物や下界の料理を「醜いゴミ」として徹底的に排除している、傲慢な「美の女神アフロディーテの薔薇宮殿」』!?

そこでは、神界屈指のインフルエンサー(?)である傲慢な「美の女神アフロディーテ」が、うどんの見た目を「ただの太った白い蛇」と完全に見下しており……!?

次なる舞台は、美の概念そのものをハッキング! 黄金のネクター果汁と、鮮やかなエディブルフラワー(食用花)を散りばめた、前代未聞の「神界映え度5000%・特製ジュレ仕立てのビューティーすだちお出汁うどんざまぁバトル」が勃発して――!?

「原点のひやひや最高!」「ゼウスが静電気扱いは草w」「次は美の女神をすだちジュレでざまぁ!?w」と思ったら、新章もぜひ応援よろしくお願いいたします! 作品へのブックマークと、評価の【星5】をポチッとお願いします!

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