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3日目 3度目の旅立ち

 3日目


 悔しさのあまり、昨夜はたくさん泣いてしまった。「泣いてるようじゃ魔物退治なんかできないわ。もう泣くのは辞めて頑張るのよ私」自分で自分を励ましながら眠りについた。


 今朝も早朝に目が覚めた。


 昨夜泣いていたせいか、何時もより寝たのが遅かったし、途中夜中に何度も目が覚めてしまった。


 それなのに何故か早くに目が覚めてしまった。

 まだ眠かったけど、起きる事にした。


 悔しい気持ちはまだ収まらない。


 リサは自分の人生において、今やっている事を初めて本気になって取り組んでいた。本気を出さなければ、悔しい気持ちになることはない。


 真剣に取り組み、無い頭を使って、できる限りの事を考えてから出発したにもかかわらず、また殺られてしまっては悔しい気持ちにもなる。

 

 でもリサは挫けなかった。今まで自分の意志でやろうと思っていたことを、2度失敗してしまったくらいで挫折はしたくなかった。


 だから、今日も、リサの気持ちはやる気満々だった。外へ出ると、農民仲間に「行ってきます。」と元気良く声を掛けてから出発した。


 ところが、

「くっそォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ」


 悔しさから、歩いている途中で思わず声が出てしまった。突然声が出てしまったせいで、自分でも思わずびっくりしてしまった。


「何で殺られてしまうんだろうか?」振り返って見たが、その原因が全く分から無いまま、長い道のりをひたすら歩いた。

 

 ところが、今日は中々ゴブリンに遭遇しなかった。


「前の時は、この当たりまで来ると、ゴブリンがいたんだけどなぁー」


 今回は遭遇しないので何時もより先に進んだ。


「今日は中々ゴブリンに出会わないわね。もしかして、このまま村まで行けちゃうんじゃないかしら。私ってラッキーかも」そんな事を思いニマニマしながら歩いていく。


「でも、そろそろ現れるかもしれないから鍬を構えなくちゃ」当たりを見回し、ゴブリンを探しながら前に進む。


「やっぱりいないわ」嬉しすぎてピョンピョンジャンプしてしまった。


 警戒しながら歩いていると、急に目の前にゴブリンが現れた。


 リサは鍬を構えると、ゴブリンの一撃を鍬を使って交わした。「やったぁー出来た!!」


 ところがその後立ち向かおうとして鍬を構えてみたが、見失ってしまった。目の前に現れるゴブリン。


 急すぎてまた身動きが取れず、1歩も動くことができなかった。


 リサは、そのまま一撃を喰らい呆気なく死んでしまった。またしても出発地点に戻されてしまった。




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