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12日目 ① 初めてのギルド

 12日目


 次の日、朝ご飯を食べに地下にある食堂へ行くと、今日もケルビンが先に席を取っていてくれたので、一緒に朝ご飯を食べた。


「この後何だけど、ギルドって知ってるかな?この村にあるギルドに加入したらって思うんだけど」ケルビンは真剣な表情でリサに提案した。


「ギルド?」初めて聞く言葉だったので、ギルドが何なのか全然わからなかった。


 恥ずかしかったけど勇気を出して聞いてみた。「ギルドが何なのか全く分からないの。教えて下さい」


「恥ずかしがる事なんてないよ。知らないなら俺が教えてあげる。ギルドは、加入した冒険者同士が集まって情報交換したり、依頼をうけるところなんだよ。依頼を達成すれば報酬がもらえるし、どんどん強くなっていく事ができる。リサは、まだ初心者だけど、初心者からでも加入できるようになっているんだよ。」


 ケルビンはリサが知らない事を馬鹿にせず、分かるよう、丁寧に全部教えてくれた。とても優しい。


「教えてくれてありがとう。ギルドに加入してみようかな……」


「そのほうが良いと思うよ。俺も一緒にリサが受ける依頼参加してあげるからね」


「ケルビンも一緒なら心強いわ。それならお願いします。ギルドに加入する事にするわ」


「じゃあ、準備出来たら宿屋の前に集合だからね」


「わかった」


 数分後、2人は宿屋の前で落ち合うと、ケルビンに案内してもらいながらハステ村にあるギルドの場所に行くため、中心部へと進む。


「ギルドの場所は何処にあるの?」


「ハステ村の中心部にある、換金所の裏にあるんだよ。」


「そうなんだ。全然分からなかったわ。」


「換金所に行った時は夜だったからね。分かるわけが無いさ。」


 そうこうしてるうちに、ギルドの場所に到着した。






 ギルドの加入をするには、まず初めに、受付嬢に話をして、手続きを行わないといけない。


 受付に行くと、そこには髪が長く、細身でとても美人な受付嬢がいた。「綺麗な人だなぁ」リサは女の子だったけど、思わず見とれてしまった。


 手続きをすると、すぐに受付嬢からの説明が始まる……当たり前だけど、手続きには、一つ一つ説明を聞かなくてはいけないので、結構時間がかかる。


 リサは、最初のうちはきちん話を聞いていたけれど、説明内容が難しくなるにつれて、全部ケルビンに任せ切りにしてしまった。


「説明難しい……理解出来ないけど大丈夫かな」振り向くと、ケルビンはしっかり受付嬢の顔を見て説明を聞いている。


 数分後、「これでおしまいになります。何か他に分からない事や質問はありますか?」受付嬢からの問いかけに、リサは思わず「大丈夫です」と即答してしまった。


 ところが、説明をきちんと聞いていないリサには、次に何をするのかが分からない。「これから何するの?」説明を聞き、受付嬢からの質問に大丈夫だと答えたばかりのリサから、ケルビンに質問がくる。


 一緒に聞いていたはずなのに、リサの頭の中には、説明してくれた内容がちっとも入っていなかった。


「ちゃんと聞いてなかったのかい?」


「ごめんなさい。ちょっと難しくて……」


「可愛いなぁー。まずは掲示板でどの依頼を受けるか確認するんだよ」


「こっちにあるからね。一緒に行って確認しようね」ケルビンに手を引っ張られながら、掲示板の前迄連れて行って貰った。



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