僕を好きだと言ってくれる人と僕が好きな人。
僕の名前は、『神城 裕司』34歳、サラリーマン。
毎日、満員電車にぐちゃぐちゃにされながらクタクタになるまで仕事を
して、コンビニで割引されたお弁当と缶ビールを片手にレジでお金を払って
家に帰り、真っ黒な部屋に入ると、、、? 直ぐに電気とテレビを付けて
コンビニのお弁当を食べながら、缶ビールをグビグビ飲んでそのままウトウト
寝てしまいテレビも電気も消さずに、朝を迎える事もしょっちゅうあった、、、!
そんなある日、、、。
僕の働く職場に、新しく入ってきた新人の女の子がいたんだ、、、!
彼女の名前は、『秋口 理央亜』21歳、可愛らしい女の子だよ。
僕が、何故なのか、、、?
彼女の“教育係”を頼まれてしまって、、、。
僕は、相手が若い女の子だし、間違ってても強く言わず、、、。
優しく、間違っているところを指摘するだけにしたんだ、、、!
そのうち、彼女も仕事を覚えてくれるようになって、、、。
いつの間にか、、、?
僕は、彼女の“教育係から卒業”していたんだ、、、。
*
・・・でも、彼女から僕はこんな事を言われてびっくりしたのと嬉しい
気持ちと何とも言えないいい気分になったんだよ、、、!
『私、神城さんの事が好きになったみたいです、、、!』
『えぇ!?』
『神城さんって? 好きな女性とかいるんですか、、、?』
『・・・い.いや? いないけど、、、。』
『じゃ! 私と付き合ってくれませんか、、、?』
『えぇ!? 少し、考えさせてほしいんだ! 急に言われて、なんて答えて
いいか、わからないし、、、! 今すぐには、答えられないかな、、、!』
『分かりました! 私、待ちます!』
『・・・ううん。』
『いい返事、待ってますね!』
『・・・あぁ、』
・・・まさかの!? 【告白】をされたんだよ、、、!
▽
でも同時期に、よく行くコンビニの女の子に僕は恋をしてしまったんだ、、、!
彼女の名前は、『伊野さん』 胸に名前と写真がついたバッチを付けていた!
たまにだけど、、、僕とコンビニのその女の子が会話をする事があるんだ!
・・・と言っても、大した会話じゃないけどね...。
『今日は、いつもの缶ビールがないんですよ~! 実は、新作で新しい缶ビール
が出てるんで! 今日は、これ! どうですか? 金額も同じだし、、、?』
『・・・あぁ~そう、じゃ! それで!』
『ありがとうございます!』
・・・僕は、いつの間にか、、、?
このコンビニの女の子を好きになっていたのだけど、、、?
ちゃんと、話したこともないし、、、!
彼女に、好きな人や恋人がいるのかもしれないと思うと、、、。
そんな事も、聞けないし、、、!
*
どっちにしても、今の僕は、【恋愛モード】になっていると気づいたんだ!
・・・うーん?
『僕を好きだと言ってくれる人と僕が好きな人。』
今まで、まともな恋愛をしてこなかったから、、、?
どうしていいのか? 分からないよ!
僕は、考えに考えて、、、。
コンビニの女の子を選ぶ事にしたんだ、、、!
先ずは、、、?
僕を好きだと言ってくれた職場の女の子には、、、?
『ごめんね、長い間返事ができなくて、、、!』
『・・・でっ? どうなんですか、、、?』
『いろいろ考えて、秋口さんは若くて可愛いし! 本当に悩んだんだけど、、、?
他に好きな女の子が出来て、やっぱりその女の子の事を諦めきれないから、、、!
・・・秋口さんには、申し訳ないんだけど、、、やっぱり付き合えないよ!』
『・・・そうですか、 でもこれからも、いい先輩後輩でいてくださいね!』
『・・・ううん。 ごめん、』
『そんな、何回も謝らないでくださいよ~ 泣きそうになるじゃないですか!』
『・・・ごめん、』
『ほら? また!』
『うん。』
*
そしてその日の仕事帰りに、、、。
いつものコンビニで、いつものあの子に、勇気を出して聞いてみたんだよ!
『・・・あのね? 変な事を聞くんだけど、、、?』
『えぇ!? なんですか?』
『伊野さんって? 彼氏とかいるの、、、?』
『あぁ、いますよ! 3年も付き合ってるのに、【結婚しよう】って言って
くれなくて困ってるんです! どうしたら? 男の人にそう言ってもらえるか?
教えてくださいよ~!』
『・・・い.いや? ・・・そ.そうなんだ~! まあ、上手くいくといいね!』
『はい! 今日は、お弁当どれにします?』
『じゃ、これで!』
『ありがとうございました。』
・・・僕は、あっけなく彼女にフラれてしまった、、、。
その帰り、落ち込んで家に帰っている途中で、、、。
『あぁ、神城くん! 元気にしてた、、、?』
『あぁ、久しぶりだねぇ~!』
『10年以上あってないもんね!』
『・・・ううん。』
僕の、【初恋の人】と出会ってしまったんだ、、、!
第三の女。
『・・・なんだか? 恋の予感を感じる...。』
最後までお読みいただきありがとうございます。




