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独り言

作者: 胡麻油

きっと自分は

寂しかったのだろう。


頑張れば叶うって

努力が叶うって

そう言われ続けたことが。


その言葉は

自分にはあまり刺さらなかった

どんな偉人の言葉も

ボクには刺さってこなかった


半ば拒むような衝動さえある


そう

ボクには少し眩しすぎるんだ。


あまりにも輝きが強すぎて

その姿を直視できない自分がいる


周りを見渡す限り

自分よりも立派な人がいて

でもそれを少しも飾らず生きている


自分の小ささをより明確に

理解してしまう


小さい頃には

鮮明に映った

あの海も

あの空も。


今は灰色のかかった

中途半端な色になっている


忘れられないものも

忘れたいものも沢山あるし

忘れたくないものも

忘れないものも沢山増えた


1度認識してしまえば消えないような

深く刻まれた記憶

その片隅にでもそっと

ほんの少しでいい

立ち上がるだけの

愛を

力を

見つけられたら

幸せなことなのだろう

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