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Dawn Song
「Dawn Song」
黒から蒼に変わるとき、太陽が目覚めて君を照らす
僕らが求めていたのはこんな光
いつの間にか闇に呑まれて消えていた光
「愛」なんてわからないものの代名詞で
「永遠」は得られないものの象徴だった
降り注ぐ夜明けは光に満ちている
だから僕は君にこの歌を贈ろう
ねぇ、人は弱くて
支えてくれる存在すらすぐに忘れてしまうけど
君がここにいることは
君が何とか生きてきたことは
誰かが君を守ってくれている証なんだ
いつも何かに怯えていて、前に踏み出せない君だけど
信じて、君を想う人達を
朝露のドームに映っている、たくさんの人が君を想っている
ゆっくりでいいから、その胸に置いたまま動かない
君の小さな手を伸ばして
僕は唄っているから
迷ったときは頼っていいよ
君へと捧ぐ、夜明けの詩を
夜の中でずっと唄うから
この声を道標に
この声を楯に
君は怖がらずに進めばいい
作者はスキマスイッチ好きですが、この詩は「アカツキの詩」とは何の関係もありません(笑)