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言葉は炎、炎は翼【詩】  作者: 深山瀬怜
詩――よりどり30編
8/38

羽根

「羽根」



届かないことはわかってた

君の中に僕はいないということも

それでも伝えてしまったのは

止まらなかったから

もっと傍にいたかったからなんだ



でも僕は強くなんてないから

きっと君の重荷になる

君が飛ぶのを邪魔してしまう

羽根を持つ君は飛ぶのが宿命さだめ

今は片翼だけれど、きっといつか飛べるように

そう願う僕の勝手を許してほしい

君の隣はもう望まないから

その、純白の羽根で空に羽ばたいてよ



いつか君の隣に

他の誰かが寄り添う日が来るのでしょう

君のもう一つの翼になる誰かが…


少し哀しくて寂しいけれど

僕がここにいて、君が笑っているのなら



涙は、出ない…


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