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言葉は炎、炎は翼【詩】  作者: 深山瀬怜
詩――よりどり30編
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重力を失った砂時計

「重力を失った砂時計」


あの日から僕のときは止まっている


それは君が最後にくれたモノ

時の浸食を受けないように

君が僕にくれたオシマイの銃弾

この胸を貫かれ

この眼を突き刺され

僕は追憶の中で永遠とわに舞う蝶


アクリルの中の青薔薇は笑う

人はそれをキレイだと言う

僕だってそういう存在

綺麗だと君は笑ったのだろうか


感謝してるよ

心から君に

だけど壊れそうなくらい憎んでる


それで壊れられたら楽かもね


散らばった青い砂を見て

君が溜息を吐く

さあ、早く片付けて

君の大切なモノが砂に汚れる前に

今度は何も考えられないように

頭を撃ち抜いてくれればいい


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