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言葉は炎、炎は翼【詩】  作者: 深山瀬怜
詩――よりどり30編
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名前のない少年

「名前のない少年」


『彼女』は僕の唯一の神

夜から生まれた女神様

僕は『彼女』に手を伸ばす

指先が触れたところから

僕たちは一つになっていく


これからは新しい『僕』だ

新しい自分に名前を付けよう――


 *


少年は『世界』に縛られる


アスファルトを踏みしめる足は血に汚れ

少年は痛みの中で絶叫する


「ここから出して」


その声は『女神』を具現化する

コンクリートの中に閉じこめられた深い森

その奥深くに棲む彼女


「この手を取ってくれるなら

君を世界の鎖から解放しよう」


少年は『女神』の手を取った

もう彼女にはあらがえない

2人はもう、1つの存在だから


少年は世界に刃を向けた

名前のない魔物として


 *


少年は『世界』に自由を奪われた

少年は『女神』に存在を奪われた

そして少年は、最後に名前を奪われた

残ったのは、振り下ろした刃が作った

大きな世界の裂け目だけだった


おそらく中学生のときに書いたものですが、その中でも黒歴史化していない奇跡の作品。

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