詩 毒の飴の誘惑
掲載日:2026/07/22
「あなたには選択肢が与えられます」
「名誉ある死が、断罪による死か」
舐めたら死ぬよ
それはお菓子
だけど致死の毒入りだから
忠告ちゃんとしたからね
だから食べたら駄目なんだ
手の中の飴
カラフルで
包装紙がキラキラで
美味しそうに見えてしまう
むいて もどして 繰り返し
誘惑されたい
味わいたい
きっと甘美な味がする
最後に死ぬと分かっていても
記憶に味を記録したい
「ストーリー」
美味しい物だけを食べて贅沢をした。
当然人に怒られた。
「私達は食べる物に苦労しているのに」
「粗悪な毒入りの食べ物でも、転がっていたら食べてしまうのに」
「だからお前にふさわしい罰を考えてやったんだ」




