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異世界転生したら敵が強すぎる件  作者: 歌を忘れたカナリア
4章

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33/40

32話 女神召喚

「う、う~ん」

リリアを呼びかけても唸り声しか返ってこない。

「おいこら、そろそろ起きろ」

「う~ん」

「ちっ、このやろっ」

一向に起きる気配がない。よし、最終手段を使おう。その名もこちょこちょだ。

「くらえ」

リリアのわき辺りをいじる。

「あは、あははは、ちょ、ちょっと、やめ、やめろ!」

平手打ちが返ってきた。何とかよける。

「あっぶな。何すんだよ」

「ハルトがセクハラするからでしょ!」

「セクハラじゃねぇし。これは正当な行為ですぅ~」

「寝てる女の子のわきを触るなんて変態!」

「はいはいそれでいいからはよ起きろ」

不服そうだがベットから立ち上がる。リビングに飯を食いに行く。

「やっぱこれ不味いな…」

「文句言わないで」

「そうですよ、ハルト君、食べれるものがあるだけいいじゃないですか」

「まぁ、そうだけど」

にしても本当に不味い。まだカ〇パスのほうがおいしいだろう。

朝食を終えた。

「じゃあ今日から特訓ですね!昨日皆さんの特訓コースを考えていました」

「特訓コース?」

「はい!皆さんそれぞれジョブが違います。だからジョブに合った特訓が必要なわけです。私は魔術師ですのでひたすら魔術の特訓です。リリアさんはわかりませんがハルトさんは魔術騎士だと思うので剣術と魔術の特訓ですね」

「だったら私も剣術かな。だって双剣だし」

「そうですね、それがいいと思います」

「そういえばリリア?」

「なに?」

朝のことをまだ怒ってるのか少しとげとげしい気がするが俺が悪いか。

「お前の双剣魔術回路を断ち切る府呪?みたいなのがついているとか言ってたがどういうことだ?」

「あぁ~それね、そうだな。簡単に言えば魔術を無効化できるってこと」

「強くね?」

「うん。基本的に魔術は私には効かないかな。でも不意打ちされたらさすがに効くけどね」

「どうやってその府呪とやらをしたんだ?」

「したっていうかもらったのよ」

「だれに?」

「女神に」

「女神?」

「うん。転移ボーナス的なのらしいよ」

「ふ~ん」

転移ボーナス?俺でいうならイメージだけで魔術を使えるっていう能力が転移ボーナスみたいなものなのか?

最近思ったんだが剣を媒体にしなくても魔術を使えるような気がしたんだよな。うまくは説明できないけど野生の感?なのかも。「*違います」

まぁ、練習あるのみだな。

「じゃあ始めましょう」

「は~い」

「そうだね」

3人は小屋「家」から出た。

「じゃあ私はあちらの方で魔術の特訓をするのでハルト君とリリアさんはそっちの方でお願いします」

「OK」

そう言い残しソフィアは特訓に行った。

「じゃあ俺らも始めますか」

「そうだね」

じゃあ試しに剣なしで魔術を使ってみるか。ポーチは唱えるだけで使えたんだ。だったら他の魔術もいけるはず。

俺は頭の中で炎のボールをイメージする。よし、イメージできた。

【ファイアボール!】

手を構え唱える。俺の手から20cmぐらいの炎の弾がでた。そのままぐにゃぐにゃ曲がりながら飛び消えた。

「おっしゃー!使えた」

魔術を自分の力で使えたのは普通に嬉しいな。でも狙ったとこには飛んで行かなかった。

練習あるのみだ。

「ハルトって魔術使えたんだ」

「まぁ」

「お前は何の特訓すんの?」

「剣術かな」

「じゃあ俺とお前で戦う?相手いないし」

「そうだね」

「ん?」

リリアが何かを思い出したのか顎に手を当てる。

「どした?」

「そういえば私女神召喚できるんだった」

「まじ?」

「うん」

「やってみてよ。見てみたい」

「おっけ~い」

【女神召喚!魔力消費制限。半分!】

リリアがそう唱えると地面に1メートルぐらいの魔法陣が現れ人が出てきた。

髪は赤で目を布のようなもので隠しており露出度の高い服を着ている。

「これが女神?」

「うん」

なつかしいな。女神見るのいつぶりだろ。そう思うリリアであった。

「リリア?」

女神がリリアを見て言う。

「ん?」

「あなた私のこと忘れてたでしょ」

「え?うんまぁ・・・」

「何忘れてるのよ!あの時あなたが私を召喚していればこんな男一瞬で殺せたのに」

この男って俺のこと?こわーい。

「そうかもだけど忘れてたもんはしょうがないでしょ」

「まぁいいわ。じゃあせっかくリリアが召喚してくれたことだしこの男を殺してあげる」

「は!?」

とても女神とは思えない言動に動じつつ俺は剣を抜く。

「やるならやってやるよ」

ここで死ぬわけにはいかない。レイグルを殺すためにも俺に脅威を向けるものは容赦しない。

「ちょっとまって。ハルトは確かに変態で女の子に手を上げるようなクソ野郎だけど悪い奴じゃないの。だから殺さないで」

言ってることが矛盾してるんだが?つーか俺がリリアに剣を向けたのは自業自得だと思うのだが・・・。

「リリアがそう言うならいいけど・・・。でもリリアに何かしたら容赦しないからね」

「わかってるよ」

「で、女神?」

「なに?」

「本題に入るけど私たちの特訓相手になってくれない?」

「特訓相手?」

「うん」

リリアがなぜ特訓が必要なのかをかいつまんで女神に説明する。

「そういう理由ならいいわよ」

「本当?」

「えぇ」

「ありがとう」

「じゃあ始めましょう」

女神は左右の手に鎖のような武器を顕現させる。

「おぉ~」

すげぇ。いかにもドS女が持ってそうな武器だ。

「どちらからするの?」

「じゃあ俺から」

どのくらい強いか確かめたいしな。

「じゃあ二人とも距離取って構えて」

女神と俺は二十メートルほど間を開け構える。

「よ~い、スタート」

次の瞬間女神の姿が消えた。

右側から殺気を感じた。とっさに剣を構え鎖状の武器を受ける。

ガイィン

金属がぶつかる音がした。鎖を受けたことによって女神を捉えた。次は俺の番だ!

受けの構えから攻撃の構えに直し素早く反撃する。

女神も難なく俺の剣を受けそのお返しとばかりに蹴りをいれてくる。

剣では間に合わないので腕で受ける。

華奢な体から繰り出される蹴りとは思えないほどの衝撃が襲う。

「くっ」

耐えきれずぶっ飛ばされる。受け身を取り剣を地面に刺し速度を落とし立ち上がる。

目の前には鎖があった。剣で受け女神のわきに潜り込むそして左手で女神の腹に手をあてる。

【衝撃!】

手に風を纏わせ腹の一点に押し付ける。今度は女神がぶっ飛んだ。

「ぐっ」

受け身を取り鎖でハルトの腕を絡める。

「なっ」

引っ張られ女神に引き寄せられたところにまたもや蹴りをいれられた。

だが今度は攻撃が来るとわかっている。剣を構え蹴りを受ける。

ぶっ飛ばされると思ったが腕に絡みついている鎖のせいで飛ばなかった。

中途半端に受けたので鎖で引っ張られそのまま木にぶつけられた。

ドゴォン

木が轟音をたて倒れる。

「ストっプ!そこまで」

危機感を覚えたのかリリアが終わりの合図を挙げる。

「やりすぎ!もっと手加減しないと」

「そうね・・」

女神が少し落ち込んだような仕草をした。

「いってぇ」

「大丈夫?」

リリアが手を差し伸べる。それを掴み立ち上がる。

「あぁ、なんとかな」

「次は私かな」

「えぇ」

そして二人は俺の時と同じように間を開け構えた。

リリアの戦いは初めて見るな。強いんかな。

「よーい、スタート」

今更だがこの合図は場違いだと思うのだが気にしないことにした。

やはり女神は目に見えない速度でリリアに襲い掛かる。そしてリリアの背後に女神の姿がある。

鎖の先にある刃先で切りかかる。リリアはそれをいとも簡単に避け右手の剣でもう片方の鎖を封じ左手の剣で女神ののど元に刃を向ける。

「負けよ」

女神は鎖をなおしてを挙げる。

「まじか・・・」

俺がまけた相手を一瞬で勝ってしまった。俺がリリアに勝てたのは見たことのない魔術をみて同様していたからこその勝利だったのだ。

「どう?」

「正直かなり強いんじゃないか?俺は勝てなかったしな」

「でも女神は本来の力の100分の1程度の力しかないよ」

「まじすか」

「うん」

あれで100分の1?勝てるビジョンが浮かばない。

「私の魔力が少ないから本来の女神を召喚するにはまだほど遠いかな」

「お前の魔力はどのくらいなん?」

「さぁ、気になるけどわからないの。そういうのを見れる魔術があればいいけど」

「それだ!」

「うわ、びっくりした。なに?」

見えないなら魔術で見ればいいんだよ。思いついたなら即実行だ。試しにやってみるか。

【透視】

リリアの服が透けて見え、おっふ。間違えた。ん?でも待てよ。透視する対象を決めればいいんじゃないか?

やってみよう。

【透視 ステータス】

するとリリアの頭上に何かが浮かび上がった。

「おぉ」

「なに?何かできたの?」

「あぁ」

_______________

リリア

レベル28

HP1200

MR4600

防御力900

攻撃力200

特殊能力 魔術回路破壊

種族 人間

転移者得点 レベル機能

レベル上限1000

_______________

なんだこれ?これがステータスか。基準がわからないから多いのか少ないのかわからないな。

「リリア【透視 ステータスと言ってみてくれ」

「え?わ、わかった。【透視 ステータス】」

「どう?」

「どうってなにも起こらないけど」

やっぱりイメージと簡単な詠唱で魔術を使えるのは俺の特権なのか?

自分のも見てみたいな。

【透視 ステータス 自分】

目の前にリリアと同じものが浮かび上がった。

_________________ 

ハルト

レベル15 

HP1300

MP2500

防御力1200

攻撃力500

特殊能力 魔術簡易化、魔力消費80%オフ

種族 人間

転移者得点 レベル機能

レベル上限 ∞

__________________

レベル上限∞?どういうことだ?わからないことばかりだ。

「ねぇ、結局どうなの?」

「え?あ、あぁ、ステータスは見れたぞ」

「まじ?」

「あぁ」

「私どんな感じだった?」

見たものをそのまま伝える。

「う~ん。強いのか弱いのかわからないね」

「そうだな。この世界の基準もわからないしな」

「王女様はどうなのかな?」

「たしかに」

それは気になるな。あとで見てみよう。

「つーかお前の魔力俺の二倍近くあったぞ?」

「ふ~ん。じゃあ多いのかな?」

「どうだろ」

「んじゃ、まぁ今日はこれくらいにしときますか」

築いたら日が暮れ始めていた。そんなにした記憶がないのだが。

集中できた証拠だろう。

そうして一日目の特訓が終わった。

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