3話 敵襲
丘を登った先の見えたものは、ゴブリンやスライム、オークが集落を襲っていた。
「なんてことだ」
おっさんが急いで集落に走っていく。
「すまないが君も一緒に戦ってくれないか?」
おいおい、ダンジョンで死闘をおえたあとだってゆうのにまた戦闘かよ。肋骨もおれているってのに。
だがしかたない、目の前で人がたくさん死んでいるのに自分だけ逃げることはできない。
「わかりました、僕は裏から行くので先にいってください」
「ありがとう、ご武運を」
そういうことで集落の裏に回る。折れた肋骨が走る振動で痛む。
それでも走って集落の家が見えた。よしもうすぐだ。
家に着いた。剣を抜く。
家の裏に少女がうずくまっていた。泣いている。
俺は少女に近寄る。
そこには親らしき死体がある。
「大丈夫?」
「お母さんが、お母さんが」
ショックで会話もできないか。後ろからゴブリンが来ている。
「ここにいて」
返事はない。とりあえずゴブリンを殺す。
「今度は俺から攻撃させてもらうぞ!」
ゴブリンに向かってダッシュする。ゴブリンがこん棒を振る。横に回避し首を狙って剣をふる。
バシュ
ゴブリンの首を切り落とす。
だいぶ戦闘にもなれてきた。だが未知の敵がいる。油断はできない。
とりあえず少女を安全な場所に運ぶことにした。
少女を抱える。倉庫らしき建物の中に入る。
「ここでじっとしていてください」
俺は外に出て戦いに参加する。広間に出た。おっさんが戦っていた。おっさんはゴブリンやオークを一撃で倒していき鬼のような戦いぶりをみせていた。
俺も戦わなくてわ。オークがこっちに向かってきたのでかまえる。
見た目ににあわないスピードで突進してくる。
よけて背中に向かって剣を振り下ろす。
切った。だが手ごたえがなく霧を切ったようにオークの体が消える。
「消えた!?」
背中に強い衝撃が走る。
「ぐっ」
ぶっ飛ぶ。背中が痛い。多分骨が折れた。折れてなくてもひびが入っているだろう。
肋骨の次は背中かよ。正直もう動きたくない。
そう思っているとオークが一瞬で目の前にきてこん棒を振り落とす。
横に転げてよける。オークの攻撃で地面が割れる。
「あぶねぇ」
もし攻撃が当たっていたなら俺は死んでいただろう。
起き上がろうと立とうとした瞬間、こん棒が目の前にあった。
バキッ
骨が折れた音がしてぶっ飛ぶ。木に思いっきりぶつかる。
「かはっ」
血が口からたくさん出てくる。
オークが走ってくる、避けようとしても体が動かない。
俺わまた死ぬのか?そう思ったその時。
バシュッ
オークの首がとぶ。
血を吹きながらオークが倒れる。
「大丈夫かい?」
おっさんが目の前に立っていた。
まさかおっさんが倒したのか。
「村の魔物は?」
「全部倒したよ。」
全部倒したのか?あの数を?このおっさん強すぎる。
「とりあえずその腰にあるポーションをのもうか」
ポーション?あぁこの世界に転生したときに持っていたやつか。
「体が動かなくて」
おっさんがポーションをとり俺に飲ませる。
急に体の痛みがなくなり、体が動くようになる。
「ありがとうございます」
「いや、お礼を言うのはこちらのほうだよ。そんなに傷つくまで戦ってくれてありがとう」
「いや、別に俺は、、、」
言おうとした言葉を飲み込む。
「大丈夫です。死にかけましたけど。」
死にかけた、それは事実だ。だがまだ俺が弱いせいかもしれない。
この世界で生きていくにはつよくなる必要がある。
「君の名前は?」
「虎杖春斗です」
「いたどりはると?珍しい名前だね。」
まぁ、そうだろうな。ここは異世界だし。
「とりあえず村にいこうか。村の村長の家にきてくれ」
そう言うとおっさんの姿が消えた。
「いや、案内してくれよ」
そう思った。
こんにちは、やしのきのみです。この作品は超短編なので読み足りないと思いますがご了承ください。
主人公が最初から戦えていることに疑問を感じた人もいると思います。主人公が戦う前の思いやいろいろを書こうとは思ったのですが、どうやって書けばいいかわからずかけませんでした。ちなみに主人公は昔よくお父さんとチャンバラをして遊んでいたので剣の扱いにはなれています。




