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異世界転生したら敵が強すぎる件  作者: 歌を忘れたカナリア
4章

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27話 フォールン

誤字があったら報告お願いしますね。まじでお願いしますね?「圧」

【リミットブレイク】

俺に噛みついている奴らを立ち上がると同時に切り伏せる。奴らは肉片と化し地面地落ちる。

「まずは治癒しないとな【治れ】」

噛まれた跡やちぎれていた腕が再生する。やはりな。魔術のイメージさえできていれば何を唱えようとも魔術を具現化できる。

「あ゛ぁー!」

奴らが叫びながら俺に向かって走り出す。ちっ、だるいな。

【火竜乱舞】

刀身に火竜を具現化し奴らを切り刻んでいく。斬られた奴らは炎で炭と化していく。そして俺は目につく範囲の奴らを片っ端から切り刻んだ。そしてハルトの目につく範囲には奴らの姿はなくなった。

「次はお前らだな」

上の階を見つめる。レイグルやその側近を殺してやる。俺にこんな思いさせといて楽に死ねると思うなよ。

だが殺すといっても俺は殺人鬼ではない。俺に危害を加えようとするもの、加えたものを俺は殺すだけだ。おそらくソフィアは共犯ではないはずだ。まぁ、共犯だった場合殺すのみだが。そんなことを考えつつ俺は階段に行くために通路をふさいでいる土塊を剣で切り刻んだ。

「待ってろよレイグル」

そして俺は無言で階段を昇って行った。そしてレイグルたちの居る階に着いた。そして会議室へと足を向ける。そして会議室の扉を強引に蹴り破った。

ドォン

蹴り破られた扉は真っ二つに折れ部屋の奥へと飛んで行く。

「な!?なぜ生きている」

王が驚いた顔で俺を見る。側近やレイグルも驚いた顔で見ていた。

「さっきはよくも殺そうとしてくれたなレイグル」

レイグルを睨む。

「これは誤算だった。少し鍛えすぎたかな?」

レイグルは少し驚きつつも冷静さをすぐに取り戻す。

「ハルト様?」

俺は振り返る。そこには先ほどまで泣いていたのか瞼の腫れたソフィアが立っていた。

「ソフィ、ぐっ」

俺は振り返っているすきに背中から剣で刺された。

「がはっ」

口から血を吐く。剣が自分の胸を貫いている。これはまずいな。早く治療を。

「ハルト様!」

ソフィアが叫びながら近づいてくる。ダメだ、こっちに来るな。声に出そうとしても出ない。それよりも早く治療を・・・、

【治れ】

傷はみるみるうちに治っていき刺さっていた剣までも体内に取り込み傷が完全に治った。

「なっ」

流石のレイグルも驚いたようで驚きの表情をしていた。

「ははは、これも誤算か?」

俺は笑いながらレイグルに言う。

「あぁ、たしかに誤算だがこれで勝ったと思うなよ」

レイグルは剣の柄を捨て拳を握り構えをとる。

【鉄拳】

そう唱えるとレイグルの腕は鉄の膜に覆われていった。おいおいまじか、そんなこともできるのかよ。

レイグルはハルトに向かって突進し腹辺りに拳を叩きつける。

「!?」

ハルトは剣を腹の前に構えレイグルの拳をガードする。なっ!重い。俺は完全に拳を受け止めることはできずぶっ飛ばされる。

ドゴォン

壁にぶち当たる。いってぇ、クソ。レイグルの野郎能力を隠し持っていたとは、まぁ、当たり前か。

「大丈夫ですか!?」

ソフィアが走って近づいてくる。俺は剣を地面に刺し力を入れ起き上がる。

「うん、それでソフィアちゃんはこいつらの仲間?」

一応確かめとかないとな。嘘をつかないとは限らないが。

「仲間なわけありません!こいつらはハルト様を殺そうとした挙句私の専属メイドを・・・うっ、ぐすっ」

ソフィアは泣き出した。とても嘘だとは思えない。

「わかった。大丈夫」

ソフィアの頭をなでレイグルに向かい直る。さ~て、決着つけるか。

【火竜】

剣に炎の龍が纏っていく。そして剣を構える。

「さぁ、やろうか」

レイグルも構える。両者警戒しながら歩き出す。そしてハルトが仕掛けた。レイグルの腹に横殴りの剣撃を叩きつける。レイグルはそれを前腕で受けもう片方の手でハルトに殴りかかる。だがハルトもすぐに剣を構えなおし拳を受ける。二人は激しい攻防を繰り広げる。受け、いなし、反撃をする。二人の戦いで建物が傷ついていく。奴らが来ないか心配だったが手加減して勝てる相手でもないので本気を出す。火竜の炎でレイグルの鉄拳は少しずつ削られていく。

「ちっ」

レイグルは後ろに大きく飛んだ。そして鉄拳を再構築する。

「ハルト、俺たちの仲間にならないか?最初はお前を雑魚の役立たずだと思っていたから殺そうとしただけだ。だが違った。お前は雑魚じゃない。その証拠に俺とまともに戦えてる」

「はっ!寝言は寝て言えよカス。お前ら全員殺してやる!」

「そうか、残念だ。なら死ね」

【闘気解放】

レオグルの気配が変わった。なんだ?なにかやばいような気がする。

「本来闘気を開放すると魔力消費が激しいから使わないのだがな、やむを得ん。では、いくぞ!」

レイグルが消える。背中から殺気を感じた。

「!?」

剣を構えるよりレイグルの拳が速かったようでハルトの横腹にパンチを叩きつけた。

「がはっ」

ドゴォン

今度は城の壁を突き破り外に飛ばされる。そのまま地面に激突する。

「ぐっ」

ったくどんな威力だよ。くそ、視界が霞む。壁を突き破った音で奴らが集まってくる。早く起きないと。

「ハルト様!」

穴のあいた壁からソフィアが外に飛び降りる、なっ、危ない!

【ウインドホールド】

ソフィアは地面に激突する前に風魔術で衝撃を抑え地面に着地する。そして駆け寄ってくる。

いや魔術使えたんかい!心配して損した。いや、損はしてないけど。

「大丈夫ですか?」

「う、うんなんとかね」

「よかった。動けますか?」

「うん」

「じゃあここから逃げましょう」

「でもレイグルを・・・」

「今のハルトさんじゃ厳しいと思います。ただでさえそんな傷ついてるのに」

そうだな。本当は今すぐにでもレイグルをぶち殺してやりたいがソフィアの言う通り厳しいかもしれない。それに今死んだらクレアの安否も確認できないしな。

「わかった」

立ち上がる。

「じゃあ行きましょう!」

そしてソフィアと共に走り出す。奴らの間を掻い潜り城の外へ出た。外に出ても奴らは溢れかえっておりもはやこの国は崩壊した。

「こっちです!」

ソフィアについていく。そろそろリミットブレイクが切れるかな。そういえばブレイク時は魔力が無制限になるって言ってたよな。なら

【俊足】

やはり剣から何かを吸われる感覚がする。ソフィアを抱える。

「きゃっ」

驚いたのか可愛い悲鳴を上げる。ごめんね。そして走る速度を上げる。周りの建物がぐんぐん流れるほどの速度で走る。そしてこの国に入るときに通った通りに出た。よし、あとは門をくぐるだけだ。

不意に殺気を感じ剣を抜く。右側からナイフが二本飛んできた。剣で弾く。誰だかは知らないけどかまっている暇もないので走り出す。そして門をくぐった。

【ファイヤボール!】

ソフィアが門を支えている個所を焼き門を落とした。門は閉まり奴らもこれなくなった。

おぉ~。やるじゃん。ソフィアを地面に下ろす。

「ソフィアちゃん魔法使えたんだね」

「はい。一応」

なぜか少し頬を膨らませていた。なんで?

「ソフィアちゃん?俺なんかした?」

「急に抱き上げられて驚いたんです!」

「ご、ごめん」

「まぁ、いいです」

拗ねてる。かわ、うおっほん。何でもない。

「そうだ、自己紹介を改めてしませんか?私はソフィア・エリザベート・ミューゲルニアです。魔術が使えます。得意な属性は風と炎です。15歳です」

丁寧に年齢まで教えてくれた。俺もするか。

「俺は虎杖ハルト。魔術は、まぁ使えます。得意な属性とかはないです。16歳です」

「16何ですか!?もっと年上かと思ってました」

「そういうことなんでよろしくね」

「はい」

握手を交わす。

「年も近いし敬語じゃなくていいよ」

「でも・・・。わかった」

「!?」

ナイフがまた二本飛んできたので剣で弾く。

「それ弾いちゃう~?」

門の上に何者かが立っていた。


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