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異世界転生したら敵が強すぎる件  作者: 歌を忘れたカナリア
3章

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18/40

18話 王都の混乱

俺は今一国の王女とその護衛の騎士たちと一緒に森の中を歩いている。気まずい。自分で怪しい格好をしていてなんだが騎士たちからすごく警戒されているような気がする。

「あなた様のお名前は何と申すのですか?」

王女様が俺に話しかけてきた。

「俺はハルト」

「ハルト?ここら辺では聞かない名前ですね」

まぁそうだろうな。だって日本の名前だし。だが君たちよ、俺がなぜ王女相手に敬語を使わないかというとだな・・・いや、まぁ、その、なんか年下に敬語使うのもなんか癪だし?ね?などと下手したら首をはねられかねんことを思いつつ王女に尋ねる。

「なぜこんな森のなかにいたんだ?」

またもや失礼な態度で話しかける。騎士たちからにらまれたような気がしたが気のせいだろう。王女は俺の無礼な態度を気にした様子もなく答える。

「この森に最近何か妙な噂がたっているので私が調査に来たわけです」

「噂って?」

「最近この森でへんな魔物を見たとかマントをまぶった男がなにかの儀式をしていたとかほかにもいろんな噂があるんですよ。どれもぜんぜん違う噂なのですけどすべてこの森でのうわさなのです」

確かに妙な噂だな。マントを被った男か、見るからに怪しいな。俺みたいだ。・・・ヴヴン。それよりも

まだ少女といっていい年齢「しらんけど」なのによくこんな薄暗い森にこれたな。意外と冒険家なのかもしれない。

「で魔物に襲われたと?」

「はい。馬車も壊されコブリンだけならともかくオークまでいましたからね。ハルト様のおかげで九死に一生を得ました」

というか俺も強くなったよな、最初はゴブリンごときにボコボコにされてたな、なつかしいな。

「助けてもらったので王都でお礼をさせてください」

「礼などいらん」

うっほーー、俺も一回は言ってみたかったんだよ。イきり台詞。

「そうですか」

王女が少し落ち込んだような表情を見せた。やばい何この子可愛いじゃない。なぜかお姉になりつつ王女に言う。

「いや、やはり礼はいただくことにしよう」

「本当ですか!」

王女が目を輝かせてそう言う。だってあんな顔されたら断れるわけないだろう。

そして俺たちは雑談をしながら王国に向かって歩いて行った。一度騎士に「この無礼者!やはりここで斬ってしまおうか!」と怒られ王女が慌てて騎士をなだめていたこともあった。ちょっと調子に乗りすぎたかもしれない。そんなかんだで王国に着いた。そう言えばクレアはどうしてるかな。


・・・


ミリカ視点

ハルトが剣に炎の龍を纏わせた。これが聞いたいた魔術か。確かに剣から魔力を感じる。そしてハルトの手のあたりから剣にかけて魔力の奔流が見える。確かに妙ね。あれは魔力を剣に送っているのではなく吸収させているようにも見える。いや、そうなのかもしれない。

「どうですかミリカさ」

何か言いかけた後ハルトが倒れる。急いで駆け寄る。

「ちょ、ちょっと大丈夫?」

なんで倒れたの?とりあえず回復魔術をしないと。杖を掲げ詠唱する。

「ヒール!」

できるだけ最小限の詠唱にして効果も上げる。聞いている様子はない。どうして?そして次の瞬間ハルトに体が消えた。

「え?」

しばらくこの状況に理解が追い付かなかったがしばらくして理解が追い付いた。

「とにかくこのことをヴィンダーに伝えないと」

そしてミリカは王都に転移した。そして自分の部屋に着いた。とにかくヴィンダーに伝えに行かないと。

自分の部屋のドアを勢いよく開けヴィンダーの部屋に向かって走り出す。周囲が驚いていたがそんなこと気にしている場合ではない。自分でもなぜこんなに焦っているのかはよくわからない。そしてヴィンダーの部屋についた。ドアをノックする。「強めに」

「ヴィンダーいる?いるならドアを開けて!」

ドアが開く。驚いた表情をしているヴィンダーが部屋からでてきた。

「どうしたんだ、そんなに慌てて」

「ハルトが消えたの」

「消えた?全く理解できないんだが。とにかくいったん落ち着いて状況を説明してくれ」

ミリカは一通りヴィンダーにおきたことをかいつまんで説明した。

「ハルト君が急に倒れそして消えたと」

「そうよ。ほんとに文字通り消えたの」


・・・


ヴィンダー視点

激しく私の私室がノックさせる。こんな真昼に誰だ?そう思いつつドアを開ける。そこには焦燥感に満ちた表情をしたミリカがいた。

「どうしたんだ、そんなに慌てて」

「ハルトが消えたの」

「消えた?全く理解できないんだが。とにかくいったん落ち着いて状況を説明してくれ」

そしてミリカがおきたことを説明してくれた。

「ハルト君が急に倒れて消えたと」

「そうよ。ほんとに文字通り消えたの」

消えたということは転移魔法か?こういうことはミリカのほうが詳しいはずだがな。今は焦っているようだし頭が働いていないのか?

「とにかく手掛かりを見つけよう」

「そうね。私はもう一度あの場所に」

サイレンが急にさりだす。

「な、何?」

ミリカが驚く。

「この警報は・・・魔物の侵入か!」

「ミリカ!君はクレアちゃんのところに行き一緒に避難してくれ」

「わかったわ!あなたはどうするの?」

「私は魔物の撃退を手伝ってくる!」


・・・


クレア視点

【ファイアートルネード!】

その場に大きな炎の竜巻がおこる。あたりを焦土にしながら進んでいく。そしてゆっくりと弱まり最後には跡形もなく消えた。

「よし!だいぶ魔術のことが分かってきた」

ミリカさんに教えてもらった詠唱短縮のことわかった気がする。魔術の構成を頭の中で構築しつつその魔術の核となるワードを詠唱すればいいんだ。あってるかはわからないけど実際出来てるんだから問題はないはず。

「今日はここまでにしよう」

私は毎日魔力量の増加特訓や最近習得した転移魔法で自分の魔術練習場に行きそこでいろんな魔術を練習している。たまにミリカさんが来てくれることもあった。部屋に戻って昼食をとり少しゆっくりする。そういえばハルトさんおそいな。いつもなら帰ってきてるはずなのに。立ち上がろうとしたその時急にサイレンが鳴り始めた。

「!?なにこの音」

少し驚いたもののすぐに冷静になる。昔お母さんが言ってた『何かあったときは慌ててはだめ。冷静に状況を判断するのよ』

その時ドアが急に開かれた。そこにはミリカさんがいた。

「どうしたんですか?そしてこのサイレンは」

「クレアちゃん!とりあえず私と非難するわよ。魔物が侵入してきたの」

「魔物が!?」

魔物が侵入してきた。私の村でも魔物が侵入してきてそしてお母さんが・・・

「あ、あぁーー」

お母さんお母さん死んだ死んだ。この言葉が私の頭の中でなんどもリピートされる。落ち着け。お母さんの言葉を思い出せ!冷静に、冷静に、よし何とか落ち着いた。

「クレアちゃん大丈夫!?」

ミリカさんがうずくまっていた私のもとに走って寄ってくる。

「大丈夫です。それよりもはやく非難しましょう」

「そうね。クレアちゃん私の手を握って」

言われたとおりに手を握る。

【テレポート】

そして私たちは転移した。



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