表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生したら敵が強すぎる件  作者: 歌を忘れたカナリア
第2章 

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/40

11話 囚われの身

俺はゆっくり目を開ける。

「ここは?」

俺はどこかの部屋にいるみたいだ。体を起こす。ん?これ部屋じゃなくて牢屋じゃね?

よく見れば部屋全体が汚いし臭いし何より檻が目の前にある。

しかも体は岩のように重い。これが反動か。そうだクレアはどうなった?

あれからどのくらい時間がたった?空が見えないから朝か夜かもわからない。

「やっとおきたかい」

!?きずかなかった。だってこいつ足音すら聞こえなかった。こいつたぶん強い。

「だれですか」

「すまない、申し遅れた。私の名前はヴィンダーとゆうものだ」

ヴィンダーかいい名前だ。じゃなくてここはどこかを聞かないと。

「あのここはどこですか?」

「ここは王都の牢屋だ」

王都?俺は確か王都に行く途中の道で倒れたはずだがなぜ王都にいるんだ?

「なぜ僕は牢屋に?」

悪いことはしたつもりはないが・・・何かしでかしたのかな?

「君は吸血鬼の群れを倒しだろう?一個体の強さがA級の強さがあるとゆうのに・・だ。そんな危ないやつをほっとけるわけないだろ?」

まぁ、それもそうか・・・じゃなくて早くここをでてクレアを探さないと。

「あの俺ともう一人女の子がいませんでしたか?」

「女の子?あぁクレアのことかい?」

「知ってるんですか!」

「あぁ、今は控室でゆっくりしてもらっているよ」

よかった。無事だった。クレアも無事だとわかったのはいいが俺はどうやってここから出られるんだろう?

「あの俺はここから出られないんですか?」

「君が危険じゃないとわかるまで、ね」

そういってヴィンダーはどこかに去っていった。


ハルトが目覚める6時間前   クレア視点


急にハルトさんが止まったと思ったら足元にナイフが刺さっていた。

「ハルトさん」

「敵襲だ。危ないから俺から離れないで」

ハルトさんの近くから離れないようにしないと。邪魔にはなりたくない。

そう思った次の瞬間ハルトさんが消えた。

「え?」

上をみたらハルトさんが血を吐きながら宙に浮いている。

なんで宙に浮いているの?そう思っているうちにハルトさんが地面に落ちた。

!?大丈夫かな?近くにいかないと。

ハルトさんの近くに急いで走っていく。

「ハルトさん大丈夫ですか」

「うん大丈夫」

死んでほしくない。これ以上私の大事な人を失いたくない。

村でハルトさんが私を助けてくれた時失いかけていた希望が戻ってきた気がした。

死にたいと思っていた私を説得してくれてハルトさんに同行するのも許してくれた。

こんなにやさしい人もう二度と会えない気がする。だから死なないで!

ハルトさんが向いているほうを見る。

あれは吸血鬼?なんでこんな朝から・・・たしか一個体の強さはA急に匹敵する。

そんな相手にD級のハルトさんが勝てるのかな?

「ぎゃーーー」

急に吸血鬼が叫んだ。なんだろう?

そう思った次の瞬間大量の吸血鬼が飛んできた。

え?頭が混乱した。なんでこんなに吸血鬼が?あと気のせいかもだけど吸血鬼が何かから逃げている気がする。

じゃない、どうするこの数を切り抜けられるの?一体ならまだ希望はあったけどこの数は・・・

吸血鬼が目の前までくる。そのとき

ハルトさんの前にいた吸血鬼が真っ二つになっていた。一体だけではなくその後にいた吸血鬼の一列がすべて真っ二つになっていた。

え?ハルトさんがやったのかな?次の瞬間ハルトさんが消えた。

きずいたらハルトさんがさっき斬った吸血鬼の列の後ろにいた。

なんでそこに?そしたらハルトさんが何かを唱えたかと思えば剣に炎がまとっていく。

そして瞬きをして目をあけたら吸血鬼がすべて真っ二つになっていた。

吸血鬼の死体が地面に落ちる。そしてハルトさんも・・・

ドサッ

ハルトさんが地面に落ちた。大丈夫なのかな?急いで確かめないと。

「ハルトさん大丈夫ですか」

返事はない。気絶しているのかな。もしかして・・・いいやそんな考えはするな!ハルトさんは絶対生きている。でもこのままじゃどうなるかわからない。

王都まであと80ブロックほどあるし私の力じゃハルトさんを担げない。

どうしよう。今度は私がハルトさんを助けたい。

「ハルトさん!ハルトさん!」

呼びかけても返事はない。やっぱり気絶してるのかな?

助けたいけどこのままじゃ・・・

涙がでてきた。

「ハルトさん、死なないでください。まだまだいろんなことをハルトさんとしたいです。一緒にご飯を食べたり旅をしたり・・・だから死なないで」

瞳から涙がこぼれ落ちる。そしてハルトの頬にクレアの涙が垂れる。

「転移魔術さえ使えれば」

思い出せ私!お母さんがよく転移魔術を使っていた。詠唱さえわかればできるはず。私は生まれつき人より魔力がおおい。お母さんの遺伝だろう。思い出せ思い出せ・・・

!?思い出した!転移魔術は転移する座標がわからないと転移できない。

でも小さいころお母さんと一回だけ王都に行ったことがある。だからなんとかなるはず。

とりあえず詠唱をしないと。

「神よ!我が示す座標に転移せよ!テレポート!」

そう唱えると足元に魔法陣が広がりクレアとハルトを包み込む。

そして二人は転移した。

クレアが目を開ける。

「ここは?王都?」

気が付くと人が集まっている。なんでだろう?

そうだ!ハルトさんを助けるんだ。立ち上がろうとしたとき力が抜け膝から崩れ落ちる。

魔力がきれたかな。でもこんなところで・・・視界がぼやけてくる。

そしてクレアは気を失った。最後に誰かが駆けつけてきた光景を見た。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ