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第12話

今日は、お祖父様に連れられて、魔力測定のために神殿に来た。

ついにこの日が来たわ!


自分に魔力があったらいいなと思うけれど、魔力がなくてもきっと落胆はしない。復讐のために自分の戦力を正確に把握できることに感謝しよう。


お祖父様が、懇意にしている神殿の司祭様にご挨拶とお布施をすると、私は別室に案内された。

祭壇の前に立つように促されて、神官の女性に教えられた祈りのポーズをとる。

神官の女性3人が私の周りを取り囲み、魔力と思われるものを祭壇に流し始めると、私の立っていた部分が光り始めた。


すごく眩しいのだけれど。目を閉じても良いかしら?いいわよね?

目を閉じて眩しさに耐えていると、頭上から声がした。


『もう眩しくないから、大丈夫だぞ』


(今、何か声が聞こえたような?)


『こっちじゃこっち!』

宙に白い猫が浮いて話していた。


(とっても高貴な美猫さんなのにおっさん声、残念すぎる。。)


『お主、神たるわしにそのような物言いとは、肝が据わっておるのか、礼儀がなってないのか、失礼な奴じゃのう』


(白猫は神様だったらしい。というかさっきから考えていることを直接読まれているの?だったら取り繕っても仕方ないわね。普通に話しましょう。)


『お主。。。』


(神様、私に魔力はあるのですか?)


『そう焦るでない。わしが人の前に現れるのは数百年に一度だけなのだぞ!もっと有り難がっても良いのでは。。。』


(そんなレアイベントなんて知らなかったですし((興味なかったですし))、ごめんなさい。)


『今わりとひどい副音声が聞こえた気がするが。。お主は悪い魂を持っておらぬようだが、むしろ高貴な魂の持ち主であるのは神の力でよく読み取れるのだが、、残念ながら慈愛の精神などあまり持っておらぬようだな。。』


白美猫の姿をした神様が大きなため息をついたのであった。


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