表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想討龍伝  作者: 不知火凪
1/2

リアルかゲームか

ついにVRMMOとかいうジャンルのを書き始めました

初めてなので至らない点がありますがよろしくお願いします(どの小説でも同じこと)

 朝。

 俺はお腹がすいて目が覚めた。

 馴染みのあるベッドだ。だが、何かがおかしい。

 昨日はVRをつけたまま寝落ちしたはずだ。

 周りを見ると、シンプルな家具に、どこかで見たような武器。そしてあるはずのないおっぱい。

 パジャマもかわいいものになっていて、横には『幻神』がいる。

 心当たりはある。

 そして、これで確信した。

 右上に、見覚えのあるメールのアイコンがあり、ミニマップも見えた。

 これはゲームだ。VRではない。

 VRでは感触はないが、今は感触がある。ちゃんとおっぱいがある。

 下も確認したくなったが、今はまだ我慢した。

 これは本当にゲームだ。

 昨日プレイしたゲーム。それは『幻想討龍伝』、VRを持っている人の九割がプレイしているという大人気VRMMOだ。

 何が起きたか理解できず、もう一度寝た。

 そして一時間後に起き、今度はメールを開いた。

『公式より』

 今までとは違うタイトルの怪しいメールがあり、何か情報がつかめるかもしれないと思い開いた。

『こんばんわ

 私は幻想討龍伝GM、ふじさんだ

 皆は困惑しているだろうが、すぐに理解できる

 君たちは幻想討龍伝の世界に転送された

 もともとプレイヤーを転送するシステムはあったが使わなかっただけだ

 死んでも生き返られるし、デスペナもない

 その代わり課金も何もない

 まあアバターは専門の店を追加したがな

 この世界から出たいのなら協力することだ

 ヒントはそれだけ

 あとは頑張れよ』

 メールを見て理解した。

 これはゲームだ。だがリアルだ。

 俺たちはゲームの世界に転送されたのだ。

 HPゲージもちゃんと見える。

 ということはベッドから降りると―

「おお、服が変わった」

 いつも来ている服に変わった。いや、正確にはアバターだろうか?

 俺はここで気になった。

 おいている家具の中に棚がある。それは開けれるのか?

 もし鏡があれば今の自分の姿が見たい。

 希望を持って扉を開く。

「こ、これは!?」

 自分のことを可愛いと思ってしまった。

 胸も意外と大きい。スタイルもいい。髪型は変わらずツインテール。背中には愛用のダガー。隣には幻神のアルテミス。近くで見てもやはりロリだ。

 俺は試したくなった。

 一回目は寝ぼけてよくわからなかったが、今ならいける。

「んっ」

 これはとてつもない罪悪感に押しつぶされそうだ。

 自分の使っていた『キャラ』の胸をもんで自分で感じる。しかも声まで出てしまって見られたら社会的に死亡するレベル。

 アルテミスはまったく気にしてはいない。

 罪悪感を紛らわすためにも俺は家を出て、あの人のところへ向かった。


作品5個?くらいあってその中の3つを同時進行とかきついですけど頑張ります!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ