登場人物とかの紹介 5(第五章終了時まで)
主に作者のためのざっくりした人物紹介。
ネタバレ系は書いてないです。
会合編に出てきた面子です。
※くろやみ国
ナハト:
くろやみ国使節の代表。
男とも女ともつかない中性的な声で喋る。
霧のような不思議なヴェールをまとっていて、表情は見えない。
落ち着いていて、堂々としている。(表面上は)
ズヴァルト:
通称“くろの騎士”。大陸の騎士達から一目おかれている。大空騎士団の大会で有名になった。
無口な上に元々口下手なので、本人が意図しない事も含めて勝手にいろいろ解釈されている。
腰には剣、灰色のケープをまとっている。
彼の剣は精霊術をぶった切ることができる。要するに精霊を斬ることができる。何も術を施さずに霊素に干渉できる、人類が持つ唯一の剣だったりする。(おそらく本人も周囲も気付いていないけど)
鎧は法術が効かない。
身体能力の強化は耐久性だけで、他の部分は本人の資質。
ジルヴァラ:
やや天然の入った騎士。
にぶく光る(要するに眩しくない)銀色の鎧に黒いケープをまとっている。
ちなみにこのケープはズヴァルトと色違いで、腿の中間くらいの丈。前面にくろやみ国の紋章が入っている。そして汚さないように気をつけている。
基本手ぶら。
気配も足音も好きに消すことができる。
時々黒色になる。
ハーシェ:
灰色のヴェールをまとっている。
足の見えない長いスカートから女性だとわかる。
時々迷子になる。
ブルム:
世にも珍しい銀の竜。小さい。まだ子供の竜らしい。
鋭い目元、牙、爪からかなり獰猛であるとわかる。
使節団の人間の肩にいることが多い。
サユカ:
丸い頭をした白銀色のふくろう。
本国とナハトの通信を担当。リアルタイムで通信できる。人間なら音声のみだが、精霊相手ならそれ以外の情報も伝えることが出来る。
イメージはシロフクロウを銀色にしたかんじ。
ザウト:
逆三角の眉をしたちいさな銀灰色のふくろう。
法術、精霊術、その他関係なく周囲の術とその使用元を把握、干渉が可能。
能動的な干渉能力を持ったwifiやBluetoothといったところ。
イメージはアフリカオオコノハズクをもっと白っぽくしたかんじ。
錆精霊:
ランク無しの古い精霊。
世界で唯一食事が必要な精霊。精霊や精霊と同じ構成素材を食する。
空腹時はかなり凶暴。あとかなり強い。
※青嶺国
ケセル:
紺色の髪をした好青年。槍や棒を使う。
会合の警備主任。
明るい性格。
能力はバランス良い。オールラウンダータイプ。
ヴィルヘルムスとはもともと顔見知り。
キョプリュ:
杖をついた老人。薄い水色の髭をたらし、フサフサの眉毛。様々な青色で刺繍された外套を着こなしたおじいさん。瞳の色は深い青色。
一見ほのぼのとしているけれど、じつは侮れない。
青嶺国前王。
在位中は賢王と評されていて、今でも国内だけでなく各国に絶大な影響力を持っている。
退位後は表舞台から退き表舞台に現れる事はめったにない
ジェスルの祖父
ハーリカ:
青嶺国の現王妃。大国の王妃にしてはやたら親しみやすい。
青い巻き毛の上には濃い青色の帽子がちょこんと飾られ、連なった真珠飾りと水色の羽が揺れる。帽子と同じ色の落ち着きのあるドレスには同様の真珠飾りと嫌味のない波しぶきのように白いレース飾りが踊る。
年齢を尋ねてはならない。
シナン:
ジェスルのすぐ下の弟
青い髪を三つ編みにしている
レイス:
ジェスルの下の下の弟
ソルとサーグ:
青嶺国のグリフォン×2
ソルは第四章に出てきた。
オーレ:
青嶺国の精霊。特級ではない
ファジル:
青嶺国の王子の一人。
ジェスルの兄。
カラノスに似ているらしい。
※赤麗国
紅濫:
くろの騎士シリーズに出てきた紅濫将軍。
戦うの好き。ぼさぼさの髪で目元はおろか口元以外顔が見えない。
最近強い奴がちょろちょろ出てきて楽しい。
豪快に笑う。30から40代。
高身長。手足も長い。
いろんな武器を使える。というか武器が好き。
法術は使うが、精霊術は使わない。(赤麗国の傾向)
(小説自体がどっちかというと女性が読者対象なので、イメージは格好いいおじさまです)
(超ざっくりした作者内のイメージ→キン肉マンのバラクーダというキャラを赤い髪にして軍服着せてやや細身にした感じ)
紅衛:
会合の赤麗国代表。
おっさん。顔怖い。はっきりした性格。低い声。
深い赤色の頭髪に口ひげ、飾りのついた帽子と裾の長い上着。身分の高い人物。
法術とか使うの苦手。武術はわりと使える。
殿下と呼ばれる。
現国王の紅華の弟。
紅濫とは親戚。
紅祢:
赤麗国の文官長。ほっそりした細身の初老の女性。
鮮やかな赤い髪をきっちりと結い上げ、紅衛に負けない鋭さのある目付き。
紅梅:
軽装の鎧をつけた守衛隊の女の子。
文官長の配下のため文官服の上に鎧を身につけており、帯の中や髪飾りやらあちこちに道具を隠している。
装飾の多い赤麗国の宮廷文化を逆手に取って利用している。
紅濫の姪。
紅華:
赤麗国の現国王。女性。高齢。
紅家:
赤麗国内最大派閥。軍に多い。国精霊がついているのはこちらなので会合も紅家が担当。
朱家:
紅家と対立している派閥。こちらもかなり大きい。文官あがりの軍人が多い。
※白箔国
ヴィルヘルムス:
現白箔王。機嫌が悪いみたい。
オーフ:
白箔国の特級精霊。
(ものすごくかんたんな外見の説明:メーテルを男性にして黒髪にして衣裳を白くしたカンジ)
ファンフルリート:
オレマンス:
ヴィルヘルムス王配下の補佐官五人のうちの二人。
ちなみにあと名前が出てきているのは第三章「海賊と情報 3」に出てきたマウリッツ。
テオフィル:
白箔国の法術師団の偉い人。40から50代。
白箔国は騎士より法術師の方が多い。というか法術師メイン。精霊術にも秀でていて、防衛力はピカイチ。
武器は警備隊と共通のトンファー
※大空騎士団
ジェスル:
青嶺国の王子。苦労人。大空騎士団に勤続。
精霊に人気過ぎて、行く先々で精霊達の悪ふざけに巻き込まれている。日々命がけ☆
自覚なしに厄介事に巻き込まれるのも得意。
エシル:
団長。紫色、背が高い。
ユリア:
副団長。女性。眼鏡。
※黒堤組
カラノス:
黒堤組の代表、通称マヴロ。
各地に女がいる。
くろやみ国の女王を口説き中。
コトヒト:
闇の精霊。
普段は黒堤組の組頭に伝わる剣の姿。
シシのお世話係とカラノスの護衛。
シシ:
黒堤組の代々組頭を守ってきた大昔の人工精霊。猫科の灰色ふさふさの生き物の姿をしている。
普段は剣の姿。持ち手の飾り紐に組頭の印章がついている。
*玄執組:
黒堤組とはだいぶ毛色の違う海賊。船の形で見分けることが出来る。
破壊や略奪をよくやるので有名。そして精霊を狙う。
大陸の物騒な組織と取引あり。最近朱家と取引がある。
捕まえた精霊は材料として売り払い、そして精霊を加工した道具を使っている。
*黄稜国
かつて赤麗国の北にあった大国。70年前に滅んでしまった。
存在しないのにわりと今後関わってくる国。
疑問質問があれば可能な限り回答いたしますので、拍手にてどうぞです。




