登場人物と国の紹介 2(第二章終了時まで)
第二章から出て来た人の紹介です。人でないものもいます。
第三章開始時までの状況などもざっくり軽く書いてあります。
初登場時すぐに名前がでてこなくて、話の途中で命名されたりするキャラなどもいます。
オマケで本編で言及されてない設定とかも書いてます。
■第一章から継続
ファム:
くろやみ国の女王。19歳、女性。
ヴィルに会うため無理矢理城を出て死にかけ、一ヶ月眠るはめになった。
時々髪が銀色になるようになってしまった。
王の間で影霊という精霊を創れるようになってしまった。
レーヘン:
くろやみ国の特級精霊。
基本的にファムの身辺護衛と目の保養とボケ担当。
ベウォルクト:
くろやみ国の特級精霊。国内で一番の古株。
ファムの教育に闘志を燃やす。
旅の精霊:
大地の一等級精霊。
ファムを助けてくれた。
趣味は世界の地質調査。くろやみ国の土地を見て回ったが、何も言及せずに国を出たので土の状態はまだよくないらしい。
ファムに黙って植物園に勝手に果樹園をつくった。一応あらゆる果物がある。
ヴィルヘルムス:
白箔国の国王。
ファムが白箔国にいた頃、恋人関係にあった。
ファムからはヴィルと呼ばれている。
■以下第二章から
※影霊
ハーシェ:
ファムが初めて創った影霊。
核はファム愛用の櫛。
創る時ファムがごちゃごちゃ考えていたので、色んな姿をとれる。
普段は子ウサギの姿をして王の間でファムを癒しているが、必要なときは銀髪のファムの姿になることができる。
喋り方はファムよりお上品。ただしまだ思念で創造主のファムとだけしか会話出来ない。
マルハレータ:
影霊その2
影霊として復活した過去の女王。この頃は血族即位なので幼い頃から帝王学を学ばされ、11歳で即位。大戦時代なので戦争も指揮し、自らも前線にたって殺しまくり破壊しまくった。
後世の呼び名は「血霧の女帝」
これは空気の振動を使う広範囲攻撃(法術より原理の簡単で広範囲殲滅ができる気操術)で、血が霧のように舞ったことに由来。
一見冷静なようでいてかなり凶暴な性格をしている。
9センチヒールを過去の優れた技術と美女補正で平気な顔してはきこなす。
ワイシャツに黒のパンツ姿。メンソールタバコとか似合いそう。
ネイルには法術の仕込みがある。
外見年齢28歳
生前は黒髪→現在は銀髪。雨雲のような灰色の瞳。
メイクはアイメイクとリップだけ派
散々おちょくられたレーヘンに対して苦手意識を持つ
ベウォルクトと面識有り?
胸はAもしくはB。あまりこの部分の話を探ると粛清されます。
ローデヴェイク:
影霊その3
マルハレータのペンダントから復活。
彼女の時代の将軍をしていた。戦闘中に死亡。
あだなは狂狼。女王には絶対服従だけど戦闘狂だったから。
当時は彼の方が年上だったが、死んだ年齢が違うので蘇ったら同い年になってしまった。
元々工員志望だっただけあって、機械工作とか得意だったりする。
かなり感覚が鋭く、神経質が増長してキレやすい性格になったともいえる。
外見年齢28歳。
銀髪でぎらつく灰色の瞳。
図体でかくて顔はそこそこ良いが表情と目つきでかなり恐い。
身長は2mを越える。サヴァより大きい。
※人間
サヴァ:
初登場時21歳の緑閑国出身の青年。
深緑色の短く刈られた頭髪と深い緑の瞳。目元を中心に顔の三分の一ほどが鱗のように堅く変質している。特に左目は爬虫類のような瞳孔をしている。他の肌にも鱗のような変質有り。
性格は幼い頃から外見で差別されたり嫌悪されて来た影響で無口で消極的な所がある。
もの静かで大人しいけれど、戦闘能力はかなり高い。
190くらいは身長ある。かなり細身。針金のような筋肉。
8~12歳ごろに国の騎士団に入団、かなり早いペースで出世して、隊長格くらいまでいっていた。
とある騎士団に会うたびにスカウトされていたが、妹がいるので断っていた。
体内の竜脈の力を完全にコントロール出来ていないので素手で闘うのが苦手。相手を殺さずに戦おうとすると槍や棒をえらぶ。剣でも威力がありすぎて相手をまっぷたつにしかねない。なんという厨二。でも力の暴走はない。本人が穏やかで安定感のある性格をしているから。
純粋な肉弾戦だとマルハレータ達と良い勝負するくらい、腕とセンスはある。
なにもなければ本屋とかパン屋とかやってそう
ゲオルギと海洋漁業してるので、現在の職業は漁師。
ライナ:
初登場時12歳の少女。
サヴァの元でシメオンと三人で暮らしていた。でも身体のことがあるから入院が多かった。特殊体質を怪しい集団に目をつけられ、攫われて実験されかけて症状が一気に進行、くろやみ国へ来る事に。
病の症状は身体の透明化。苦痛と麻痺と恐怖が襲う。
ファム女王が治療して、絵で描いて説明した方が早い外見になってしまった子。健気だけどしっかりしている。新たな自分の姿を確認した際は、羽根や角よりも髪の色を気にしていた。
胸はAカップ。これから成長予定(本人談)
シメオン(後述)のことは家族の感覚で接している。
シメオン:
初登場時13歳の少年。
明るい黄緑色のさらさらした髪に、女の子のように整った顔立ち。青みがかった緑の目。
幼い頃の経験からかなり殺伐とした側面を持つ。ライナがいなければ殺戮マシーンのような人間になっていた。
ライナとその他に対する言葉遣いや表情がかなり違う。
緑閑国で神童と呼ばれた。文武両道良く出来る子。法術も精霊術も基礎だけ学習した後、オリジナル構成して駆使している。
竜脈の影響があるであろう高スペック。だが外見は普通の綺麗な顔立ちの男の子。中身を調べても普通。ベウォルクトが密かに詳しく調べたがっている。
ライナを実験につかった怪しい集団を滅ぼし、裏に大御所の人物もいたので身の安全のために国外追放の措置をとってもらった。
策略とかできちゃう子だけどライナが欠けると一気に精神面に安定がなくなる。極端な子。
身長はライナと同じくらい。これから伸びる(本人談)。
※生き物
ゲオルギ:
緑閑国の竜。
竜の言葉を知っていると会話が出来る。レーヘンと仲が良くなる。
いったん帰国しようとしたが途中シメオンと合流して戻って来た。
※人?
イグサ族:
ベウォルクトがイグサ族と呼んでいる。くろやみ国先住民族。
背が低く、手足が太くて、顔には大人も子供も皆地面に生えている枯れかけの草と良く似たものがもじゃもじゃと生えている。男女の区別方法は不明。
イグサ族は30人程の集団で生活していて、基本的に島の沿岸部をなぞるように移動しながら生活している。
身体に草を編んだマントのようなものをまとっていて、遠目からだと涸れ草の固まりに見える。
もこもこ毛の動物を連れている。たぶんこの毛も生活に使用している。
鍋に入れた海水を火にかけて沸騰するやり方で蒸留して、塩と真水に分けて生活に使っている。主食は海藻と、魚介類。
ちなみにくろやみ国近辺の海で採れるものはファム達大陸からきた人間の体には合わない。
イグサ族には長い間滞在する場所もあって家のようなものもあるが、そこは遠いらしい。
ファムは初対面で友好を確立することに成功した。
ベウォルクトはイグサ族の事を色々調べているらしく、通訳も出来る。
※国
白箔国:
ファムがいた国。交易で栄える。歴史もあり優雅な国。
現在ヴィルヘルムスが王様をやっている。
光属性が多い国。
緑閑国:
青嶺の山脈と深い森の中にある小国。白箔国と青嶺国に隣接。
シメオンが引き起こした事件や、もともとの内部の腐敗で今弱体化しまくっている。古い価値観の国。色々大国の青嶺国に頼っている。内輪のごたごたのせいで属国秒読み。
竜の産地と天然石で有名。
青嶺国:
海を挟んでくろやみ国のお隣の国。よく戦争しているらしい。
赤麗国:
青嶺国と並んで戦争が多い国らしい。
2011/05/30 国によみがなふりました。