登場人物と国の紹介(第一章終了時まで)
いわゆる登場人物紹介です。人じゃないのもいますが。
思いっきりネタバレがありますので、本編を楽しみたい方は第一章読了後に読む事をオススメします。
物語のネタバレにならないけど本編に出てない設定なども書いてあります。
第一章終了時
<登場人物>
*人間
ファム:
平民育ちの女の子。平日は花屋でバイト、週末は自分で花を売って生活していた。
幼い頃に両親を亡くし、唯一残ったこぢんまりとした一軒家をとても大切にしている。両親は精霊に関わる仕事をしていたらしい。
初登場時19歳
身長は165cmくらい。
豊かな艶のある黒髪とくびれたウェストが自慢。瞳も黒。
胸はDカップくらいはある。ふかふかである。
属性は闇。人間の属性が関わるのは術の適正程度。血液型みたいなもので、闇といっても珍しいだけで特に忌まれることはない。
精霊曰く、彼女は己の身体の命脈だけでなく、気脈までも自由に扱える人間。身体は天地万物の気脈に柔軟にできているらしい。
銀色の精霊と出会い、いろいろあって国を出てくろやみ国の女王になる。けっこう壮大なものを背負わされているが、本人はあんまりわかっていない。
苦労しながら家を守って来ただけあって、性格は明るく前向きで強気。物事を深く考えないタイプで、怒るときはものすごく怒るが、気が済むとけろっとしている。
(「キレやすいのは、精霊に対してだけよ!」)
精霊にかなり慣れた対応をするが、学術的に勉強した訳ではない。
ヴィル(ヴィルヘルムス):
白箔国の青年。
ファムと出会い、ファムが国を出る直前まで恋人同士の関係にあった。
現在は・・・?
初登場時17歳。
いつも冷静で、あまり動揺したりしない性格。
ファムを探している。
レーヘンと戦闘になること、2回。
なんでも淡々とこなせる男。一応光属性だが法術は大体なんでも使える。精霊術も使える。
戦闘時は両手にグローブをはめて、仕込んだ様々な術式で戦略的に闘う。
ファムが行方不明になっているうちに即位して国王になった。さらにファムには年齢も身分も、正式な名前も告げてなかった。
本編中一番頑張って欲しい人物。
ルトガー:
ヴィルヘルムス配下の諜報部隊員。
ヴィルヘルムスが王になる前から知り合い。
軽い性格。口調も軽いが、仕事はきっちりこなせる男。
着崩した軍部の制服を着ている。
ナールデン公爵:
軍部を勝手に動かせるくらいお偉い貴族。
ヴィルヘルムスとファムの仲を知って、ファムを消そうとした。理由は己の娘をヴィルの元へ嫁がせたかったから。その辺りの話は本編で語られる間もなく、ヴィルに拘束された。ついでに他にもやらかしていた様々なヤバい証拠を列挙された。
ファムが家を焼かれ、大怪我を負い、殺されかけ、国を出る事になった元凶。でもこの人がいなかったらくろやみ国は誕生しなかった。
*精霊
レーヘン:
ファムに声をかけた銀色の精霊。
はじめは銀色の仮面のような顔をしていたが、ファムに名前とともに新しい姿を創って貰う。ファム曰く「観賞用の顔」
新しい姿→(本文引用):「 肩先にかかる程度の流れるような銀の髪、中性的な輪郭にすらりとした鼻すじと薄い唇。白くきめ細かな肌。そして銀のまつげにふち取られた、うっすらと青みがかった灰色の瞳。穏やかな星夜を思わせる美しい青年」
ちなみにレーヘンの希望(大熊と見間違えるような雄々しい猛者)は即却下された。
細身で、身長はファムよりちょっと高い。
黒髪にもなれる。
属性は闇。ランクは特級。
ちょっととぼけた性格をしているが、精霊の最高ランクなので、やれば出来る子。
特級精霊としては若い方。千歳越えてるけど。
ベウォルクト(後述)よりピュアであぐれっしぶ。
両手を変形させて攻撃するのが得意。
500年頑張ってようやく国王になってくれたファムに敬愛の情を抱いている。
名前の由来はオランダ語の雨
ちなみに登場時に着ていたボロの外套はぞうきんになった。
ベウォルクト:
闇の精霊その2。
ランクはレーヘンと同じく特級。
顔など服から露出している箇所が布でぐるぐるまきになっている。服装は神官のような布を沢山つかったバフバフした格好。
レーヘンの数倍長く活動している。くろやみ国の前身の暗病国のころからいるので、ある意味生き字引。
名前がどうなろうとなんだろうと、国が存続してくれていたら嬉しい。
城、特に王の間の管理にこだわりがあるらしい。
軽い引きこもり。必要な時以外は俊敏に動かない。
気配なくても本文中になくても、基本的にいつもファムの傍に控えている。
布の下の顔は大昔の偉人の模造だが、放置していて癒着してでろでろになっているので、ファムに見せられない。けど一応銀髪。
レーヘンよりちょっと小柄。
名前の由来はオランダ語の曇り
旅の精霊:
白箔国内でファムを助けてくれた。
大地属性の一等級精霊。
本来は髪は薄い水色で、瞳はターコイズブルーをしているが、人間の街にいるときは偽装している。
首から下げたポーチには様々な種が入っている。
世界中の土壌を調べて回っている。趣味らしい。
13~4歳くらいの可愛い少年の姿をしている。
気さくで明るい性格。
オーフ:
白箔国に仕える光属性の特級精霊。
ずっと人間の傍で活動しているため、人間社会に馴染んだ価値観を持ち、人間に対してレーヘン達よりまともな会話、まともな対応をする。
流れるような輝きをもつ黒髪と、美しいまつげを持つ。中性的な美しい顔立ちで、男なのか女なのかわからない姿をしている。でも一応男性の姿です。
身長は高い。
名前の由来はオランダ語の目
*その他の存在
西の祠の妖精:
白箔国首都の城壁の外、西の野原の片隅に存在する石の祠にいる妖精。
簡素な格好をした老人の姿をしている。
ファム曰く「意外な姿だけど、可愛いおじいちゃん」
※国
白箔国:
ファムがいた国。街並みが白い。宮殿を中心として広範囲に街が発達している。
平地が多く草原が広がる国。
暗病国:
くろやみ国の前身。
大昔は栄えていた大国だったが瘴気が渦巻き始め生物がほとんど絶え、国民もいない状態だった。
精霊はかろうじて二名いて、ほそぼそと国を守り続けていた。
他国では子供にきかせるお伽話に出てくるこの世の果てにいる闇の国としてよくない印象だけがかろうじて知られている。ほとんど忘れ去られた国。
島国で、陸地は昔に比べてだいぶ減っている。また城にはかつての大国の遺物や、施設が沢山保管されている。
2018/02/21:本編のレーヘンの描写文に手を入れたので引用部分を差し替え。