婚約破棄をよく知らない日本語勉強中のアメリカ在住のマイケルが書いた婚約破棄小説

あなたは素晴らしい方です。

　忍者をお城に持っていきました。

「あなたは忍者ですね」

「はい。私は忍者です」

「あなたは固ゆでな人です」

「あなたもまた固ゆでです」

「私はあなたが好きです」

「私もあなたが好きです」

「忍者の服を脱いで貰ってもいいですか？」

「いいですよ」

　その顔は知っています。

「あなたは私の兄ですね」

「そうです」

　それは、同性近親相姦の予感です。

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これは最後書きです。

固ゆでとは、たしかアメリカではhard-boiledでした。