8話 パラレルワールド
(「これで俺は年齢という壁はどうにかできた訳だがもう一つ問題がある」)
(「それは何?」)
(「それは…仲間だ…」)
(「あー仲間ね!たしかに1人じゃ危ないものね!」)
(「まぁほぼソロで行く気なんだが周りの目がなぁ…正直15歳でソロでやってるやつなんて怪しいし…絡まれるかもしれないし…勧誘が来るかもしれない…それは正直めんどい…」)
(「それもそうね!じゃあ!誰か信用できる人探しましょ!」)
(「…正直それは無理だな…俺の年齢や魔法についてなんて仲間なら疑問に思っていずればれる可能性がある…」)
(「そこら辺も言っても大丈夫な人を探すんじゃない!例えばー早送りが他の人にも使えるならアリスちゃんとか?」)
(「おい!メデュナ…冗談でもアリスを巻き込むなんて言うな!」)
(「…ごめん…でも彼女なら喜んで協力してくれると思うよ?」)
(「アリスは優しいからな…でもだからこそ巻き込みたくない」)
(「そうじゃないような…」)
(「なんかいったか?」)
(「いえ…なんでも!じゃあどうするの?」)
(「俺の仲間はもう決まってる」)
(「えっ?誰?」)
(「まぁ見てろ」)
するといつも通り彼の周りには2つの魔力がではじめる
(「おい!メデュナ…お前はご飯とパンどっちが好きだ?」)
(「えっ?ご飯かな?」)
(「パラレルワールド」)
(「ん?えーーーー!!」)
「ん?えーーーー!!」
「よし!成功だな!」
そそそそこには私がもうひとりいた…
(「これはどういうこと?」)
「これはどういうこと?」
「2人とも一気に話すな…この世界にいる方で話せ」
(「どうやるの?」)
「どうやるの?」
「今2つとも使ってる状況のものを一つだけ使うイメージ」
「うわ!できた!」
「一応言うとこっちを使ってる間もあっちはメディナとして動くし…その間の記憶はあっちに戻った時に知る…逆にあっちをメインにしてもこっちはメデュナとして行動してくれる」
「なにそれ…きもちわる…」
「うるさいなぁ…」
「これ…どういう仕組み?」
「えっとー簡単に言うとーメデュナに質問をすることでメデュナがもし違う方を答えたらっていうパラレルワールドができるだろ?」
「あーそういう都市伝説あるわよね!」
「まぁホントのことを言うとパラレルワールドはできない!…だってそこには世界を作る力も維持する力もないのだから…」
「じゃあこれは?」
「これはメデュナがもし違う答えを出したら…どうなるか…っていうパラレルワールドを時空魔法で無理やり作ってそのパラレルワールドからメデュナを時空魔法と転移をつかってこの世界(空間)にその体を転移させれば…」
「理論上は…いける…」
「あぁ…あとはーどうするかなんだよなぁーお前を…」
「どゆこと?」
「まぁ正直…俺的にはー冒険の時だけいればいいんだからー日常生活でお前にいられると邪魔なわけで…そこで選択肢は3つある…メデュナが決めろ!」
「えっぇ?急に?」
「1、俺が必要なくなったら毎回お前を殺して そしてまた必要な時パラレルワールドで呼ぶ
ぶ」
「死ぬのかーそれはいやねぇ…」
「2、俺が必要ない時は俺の作った空間で生活する」
「それはどゆこと?」
「まぁ…パラレルワールドを作れるくらいだから普通に新しい世界なんて作れるそこでお前には生活してもらっていざってとき呼び出すまぁ簡単に言うと…ポ〇モン?」
「…私…人権ないの?まぁ神だけど…」
「3、お前はこの世界で生活してもらって一緒に冒険者をする」
「まぁそれが普通よね…でもなぁ生活するってことは働かないとよねー」
「まぁそこは冒険者で稼げばいいだろ…どれにしろ冒険者はするんだし問題は家とか食事だろ?」
「えっ?一緒に暮らすんじゃないの?」
「無理に決まってるだろ?5歳の子が独立も無理だしうちにお前を連れてくのも無理わかったか?」
「そっか…」
「ちなみに言うと今俺の家にいるウォルド君(パラレルワールドで作った自分)は2番だよ」
「……あのさぁ…もしかして…2番にすればそのウォルドくんと同じ世界に入れてもられる?」
「まぁ…」
「じゃー2番でー」
「どんだけ俺といたいんだよ…」
「えへ!」
「まぁいい…じゃあ2番ってことで…冒険者ギルド行くぞ…」
そして俺らは冒険者ギルドへと向かう