6話 転生
「ただいまー!」
「えっ?ウォルド!?どこか行っていたの?」
あっ…行きはワープで行ったら知らないのか…
「ん?ああーえっとー朝早く起きちゃったからちょっとお散歩に行ってきたー!!」
「そうだったのね!…それで本当は?」
さすがお母さん…察しがいい…
(「何やってるのよウォルド!絶対に魔法の練習なんて言っちゃだめだからね!」)
「もしかして!朝早くから働いているアリスちゃんに会いに行ったのかしら!w」
(「よかったじゃない!お母さん勘違いしてるわよ!そう言うことにしちゃいなさい!」)
うーん…アリスに会いに行ったっていうのは恥ずかしいけどしょうがないか…
「…なんでわかったの?恥ずかしんだけど…」
「あらあらーまぁまぁ…ほんとにウォルドは可愛いわねぇー!!ちょっと早いかもしれないけどウォルドにも春が来るのね!」
「いや…そんなんじゃないよ…」
「もぉー照れちゃってぇー」
「そんなことよりお母さん?朝ごはんまだ?お腹すいたんだけど!」
「退もうすぐできるから!手を洗ってきなさい!」
「はぁーい!」
そしてその日はいつもどうり進み終わりろうとしていたまぁいつもと違うところといえば明日が誕生日ということで何が欲しいか朝ごはんの時に聞かれたぐらい!…まぁ欲しいものは何故かメデナが注文してきたのでそれにした!
そして今僕は寝ており時計の針が12時を迎える
「ぐっ…がぁーうぁーぁあー!いだいーいだいー」
すると脳みそが溶けるほどの痛みを僕に走るその痛みは何度ケアルをしても治らず体感で1時間続きその間は何故か時間は止まっていた…
そして頭痛が終わるとそこには俺の記憶が蘇ったウォルドがいた…
「いてぇー…おいクソ女神…転生がこんなに痛いなんて聞いてないぞ!」
(「えっ?えっ?待って?なんかあんたキャラ変わってない?ほんとにあの戸村和也だよね?」)
「あぁ…そうだよ!夢かと思ってくそ女神の誘惑をOKした結果今ここにいる戸村和也だよ!いいから元の世界に戻せ!」
(「えっ?無理だよ?だって転生したんだからあなたの魂はもうこの世界のものだもん!」)
「はぁ…だよなぁ…まぁそれは薄々わかってたからいいとして…なんで俺がキレてるなわかるか?」
(「わかんない…かな?」)
「くそ女神!お前なぁー転生前に俺の体のこと鍛えすぎだろ!なんだよ!メテオラッシュって!もう魔王退治とかイージーモードやん!そんなんロマンないやん!」
(「えっ?そんな簡単にまじで魔王が倒されるはずない…はず…それにさぁー強くて困ることないでしょ!まったく!」
「あぁ確かにワープとか基本魔法は嬉しいよ!でもさぁー超上級魔法とか時空停止はやりすぎだろ!」
(「嫌だってーあなたどんどん覚えていって可愛かったんだもん」)
「はぁ?それでも限度があるだろ…ポンコツ女神!」
(「なんで…ぐす…あんたのために…ぐすやったのに…ぐす…怒られないと…いけないの」)
「……ごめん…怒りすぎた…まぁすぎたことはシャーない…これからひっそり魔王退治するかー」
(「えっ!?勇者なのにひっそりやるの?」)
「まぁ少なくとも15まではなー」
「そっそっか!」
そしてウォルド(戸村和也)の冒険ははじまった!