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3話 魔法

「おねぇちゃん!それ僕のお肉だよ!」

「うるさいわねぇ!私のフォークで指したんだからもう私のものよ!」

「おかぁさん!おねぇちゃんをどうにかしてよぉー」

「ほらほらーケンカしないの!私のお肉あげるから!」

「嫌だよ!これで僕がおかぁさんのお肉とったらそれこそおねぇちゃんと同じじゃん!」

「おぉ!ウォルドは男の子だな!そうだぞ!男なら人のものなんて取っちゃいけないんだぞ!」

「あらあらウォルドはかっこいいのねぇー」

「じゃー優しいウォルドならこのお肉も食べても怒らないわよね!」

「それ…最後のお肉……うっ…うっ…」

「何?そうやってすぐ泣くの?」

「ながないもん…ぼぐはおどごのごだもん!」

「ほんとにウォルドは偉いわねぇースウィカは怒られない分からないみたいねぇーあとでお母さんの部屋に来なさい!」

「うぇ!?……(顔面蒼白)」

(「ウォルド!これじゃ見てる人が何がなんだか分からないから自分とみんなを紹介して!」)

「ん?…うん!わかった!僕はヘレン・ウォルド4歳!そしてこの意地悪なのがスフィカおねぇちゃん!8歳だよ!そしていつも優しいリュカおかぁさん!年齢はぁたしかぁえいえんの18歳だよぉ!そしてスフィルドお父さん!厳しい時もあるけど優しいし面白い自慢のお父さんなんだ!年齢は27歳でおかぁさんとは幼なじみなんだって!」

「どうしたんだ?ウォルド?急に自己紹介なんて初めて?」

「え?…今女の人がみんなを紹介してって!」

「何それ?…もしかして私の弟は頭おかしいのかしら…そんなのの姉なんて嫌なんだけど…」

「ウォルドもしかして熱でもあるんじゃない?今日はもうゆっくり休みなさい!あと!スフィアはそんなに私とお話がしたのね!お部屋でゆーーーーくりお話しましょうね!」

「うっ…(顔面蒼白)」

「…………わかった…みんなおやすみなさい!」

「「「おやすみ」」」

あーあーぼくおかしいのかなぁーもう寝よでもさっきのなんだったんだろう?

(「これは魔法よ!あなたの頭に直接話しかけてるの!」)

「うわぁ!まただ!…魔法?」

(「そう!魔法!あなたそろそろ5歳でしょ?だからその前に教えておこうと思って!」)

「…えっ?誕生日まだまだだよ?」

(「えっ?でも4歳になってもう半年もたったでしょ?」)

「はんとし?」

(「あーえっと…4歳になって5歳まで半分ぐらい来たでしょ?」)

「うん!そうだね!」

(「なら5歳なんてすぐじゃない!足りないくらいだわ!明日から私が魔法を教えるわ!」)

「そうかなぁ?でも魔法ってなに?」

(「あっそうか!まだ4歳だから魔法のこと教えてもらってないか!あの!あなたのお父さんとかお母さんが暖炉に火をつけたり食器を洗う時水を使う時とかに手から出してるでしょ?それが魔法よ!」)

「あれが魔法なんだ!でも前お父さんにやりたいって言ったら大きくなったらって言われたけどそれが今なの?」

(「…………………………そうよ!今なの!……でも一応急に使うとみんな驚くから……みんなの前では10歳までは使わないようにしてね!」)

「ん?…うん?わかった!」

そしてそなの日からウォルドの魔法の練習が始まった!


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