表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いつか、また  作者: jmmpvp
3/9

愛する人2

放課後になり、遊佐は正門前で今か今かと夢香を待っていた。

隣のクラスだから教室前で待てばいいのにと思ったが、夢香が用事があるから正門で待っててと言ってきたので、仕方なく正門で待つことにした。


しばらくしたら夢香は、走って正門にやってきた。


「ごめんね遊佐。」


「大丈夫だよ、よし行こうか。」


歩くこと数十分、二人は最近できたケーキ屋に来ていた。


「以外と遠かったな」


「そうだね。でも、最近できたばかりだからケーキ屋さん外見綺麗だしここから見ても中の雰囲気も結構きたできるかも」


二人は、店内に入った。確かに中の雰囲気は、よかったが遊佐は人があまりに少なすぎることに疑問に思った。

最近にできたのに、人がいない?最近だからといっても目につかないところじゃ無いはずなのに。

遊佐は、その疑問を中にいた店員さんに問いかけた。


「それが、わからないのよ。私も結構いいところに店構えしたはずなのに」


店員さんは明らかにガッカリしている様子だった。


二人が話している間に夢香が、


「そんなこといいじゃん。早く頼も!」


と、言ってきたので遊佐はすぐに頭を切り替えた。

二人は、それぞれ定番のショートケーキやチョコレートケーキなど計4個買い店内で半分ずつ食べていった。


「やっぱりおいし〜。ここのお店とてもいいね!」


「うん、そうだね!きてよかったよ」


味よく、店の雰囲気や外見もいい。だから、遊佐はさっきの疑問が頭から離れなかった。

何か嫌な予感がするなぁ。

その心配もつかの間すぐに夢香が話しかけてきて、思い違いだろと思いまた頭を切り替え夢香と仲よく話した。

そのあと、二人は満足しながら帰路についた。



だが、今は思いもしなかった。そして後悔した。

あの時疑問に思ったことを頭の片隅でもいいから入れとけばよかったと。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ