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緊急強化補講が終わって

 ゴブリン討伐の次の日から、また師匠との修業が始まった。朝起きてから夜寝るまで、すべてが修業に当てられた。やっぱり、剣術と弓術の修業がメインだった。師匠によると絶対的に戦闘力が足りない、とのことだった。師匠は「弓術は苦手だ」とか言いながら、連射、遠距離狙撃、曲射など多彩な技も使用できた。

「とりあえず、連射はマスターしろ。このスキルを修得すると敵の殲滅力が増える。あとは遠距離狙撃のスキルだ。これは弓使いには必須だな。」

 ゴブリン討伐で未熟さを痛感した俺は必死で頑張った。頑張った。残りの1週間頑張った。俺的には頑張ったんだが、師匠は渋い顔をしていた。師匠が思ったほどの成長はしなかったようだ。

「まあ、こんなもんか。今日の昼に学校のギルドに集合になっている。もちろん、それまでは修行だ。」

 こうして、午前中修業した後、ギルドに向かった。


「ブレット君、あれから大丈夫だった?更新するからギルドカードを貸して。」

 カーネさんにギルドカードを渡す。どれだけ強くなったんだろうか?不安だが楽しみでもある。周りを見るが他の生徒はいない。どうやら一番だったようだ。しばらくすると、カーネさんが血相を変えて帰って来た。

「ねえ、ブラディポ。ちょっと聞きたいことがあるんだけど。」

「なんだ?」

「どんな無茶な授業をしたの?」

「ああ、ペコラに一人前にしてくれって言われたが、時間がなかったんで、ちょっと無茶したぐらいだぞ。」

 ・・・やっぱり無茶な修行だったんだ。おかげで強くなれたが。

「それでここまで成長しているのね。」

 カーネさんはそう言うと俺にカードを手渡す。



 学生冒険者カード

 ブレッド

 職業 なし

 ランク 学生

 スキル

 剣術Lv3 魔術Lv3 弓術Lv5 格闘術Lv2 

 new後衛術Lv3 探索Lv4 隠密Lv3 野営Lv3 

 指揮Lv3 調剤Lv3 魔力操作Lv4 魔力付与Lv3 

 new身体強化Lv1 new罠解除Lv2 料理Lv3

 new能力(ステータス)付与料理Lv1 薬草の知識Lv3 

 探索の知識Lv3 魔術の知識Lv2 

 魔力操作の知識Lv3 new罠の知識Lv2


 スキルがすごいことになってきている。ぎりぎり身体強化Lv1も取れたし、弓もLv5になった。そして能力(ステータス)付与料理Lv1も修得できた。板前長に報告に行った方がいいかな。師匠は不満そうにしていたが、これなら実力的にはランクFぐらいにはなってないだろうか?なんで師匠はこれで不満なんだろうか。

「師匠。俺、結構成長してると思うんですけど、まだまだ、なんですか?」

「当たり前だろ。お前の実力はランクFぐらいだ。冒険者で一人前と呼ばれるのはランクDからだぞ。」

 ランクD?それは中級冒険者レベルでは?隣でカーネさんがため息をついている。

「ブラディボ。彼は学生なの。ランクFでも十分強い部類に入るのよ。」

「そうなのか。知らなかった。」

「ブレット君。十分強いわよ。たぶん、スキルだけで見ると学生の中でもトップ5には入ると思うわ。」

 ・・・そんなに強くなってなんだ。


 その後、他の生徒も帰って来た。ゴブリン討伐で一緒だったリオンはあれから更に鍛えられたようだ。現在、魂が抜けた状態になっている。

「ブレッド。ひっさしぶりー。」

 この声はアルエットか。相変わらず元気がいいな。

「アリエット。久しぶり。元気だった。」

「うん。ボクは元気だよ。新しい魔法もいくつか覚えれたしねー。ブレッドはどうだった。」

「ボクは死にかけた。強くはなったけど、師匠の修業はきつかった。」

 と師匠を指さす。

「えっ。伯爵様じゃん。ブレットの教官って伯爵様だったの。」

 アリエットはとても驚いていた。そういえば、師匠は伯爵だったな。



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