第バレンタイン話:ホームシックとチョコレート
本編で、ちょうど来て数週間後程度に遡ります。
はたしてユウキたちとシキミたちのバレンタインの過ごし方はいかに。
あれから一週間。少し冬華さんの調子が悪いことが多くなった。原因はみんなより先に寝たときにいっていた寝言でわかった。
「お父さん、お母さん......」
そう、ホームシックだ。異世界と言う世界になれたからこそ、本当の自分達の家に帰りたくてたまらないのだ。俺たちだって出来れば帰りたいけれど帰る方法がわからないうちはがんばってもがくしかないのだ。でも、なにか慰めになるようなものを用意してあげた方がいいかもしれない。なにか、なにかないかなぁ......いや、僕一人では少し難しいな。みんなを呼んで会議しよう。夜、冬華さんが眠った後僕たちは事前に借りた会議室に集まることにした。王さまに事情を説明したら
「わしらが呼んでしまって親と離ればなれになってしまったんじゃ。まだ幼いあの子には心に辛かろう。何かあったら何でも用意しよう。」
と言ってくれた。罪悪感はあるらしい。
勇「えっと、皆さん集まってくれてありがとうございます。今日は冬華さんのホームシックを何とかしてやわらげることはできないかということを話し合いたいです。」
ヴ「確かに、冬華ちゃんとっても寂しそうよねぇ。」
海「俺達ができることがあるといいけど」
エ「お菓子を作るとかどう?」
お菓子かぁ。それなら僕ら男二人でも手伝えそうだ。
勇「じゃあ、どんなお菓子を作りますか?」
エ「お砂糖はないから蜂蜜や糖蜜で作れるものがいいわね」
確かに、今まで砂糖を見たことないな。それなら何がいいかな。こうして俺たちは真夜中まで話し合った。
翌日、王様に用意してもらったのはクッキーの材料だ。これなら作ることができるからね。さっそく手伝いながら僕たちはクッキーを作っていった......
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はいどうも!シキミですよ!どうやらこの世界は日付だけは同じらしいので今日はバレンタインデーです。リア充爆ぜろ。それをグラズさんにポロッとバレンタインのことをいってしまったばかりにグラズさんに菓子クレコールをされまくるはめになった。ぢぐじょ゛う゛!!こうなったら神様にお願いしてやるぅ!神様なんか力をください!お願いしますぅ!
『いいでしょう』
「えっ」
『私はチョコレートの神、チョコレート・カカオマス神です。あなたにチョコなる力を授けましょう』
え、えっと、チョコレートの神様?てか、聖なる力ならともかく、チョコなる力ってなんやねん......。
『あなたにチョコなる力を授けました。これであなたはチョコなる力が使えます』
ま、まじかー。チョコなる力使えんのか~。どうやってだろ?とりあえずそこの器に指を乗せると器にみるみる茶色い液体が......か、鑑定!
【チョコレート】チョコなる力で産み出されたチョコレート。嗜好品にもなり、栄養価も高い。そして何より甘くおいしい。
あ、本当にチョコレートできちゃった......。よ、ようし!チョコレートが用意できるならチョコつくってやんよ!どうせならみんなにもおすそわけしてやる!
こうして、魔族領にチョコレートは伝わり一種の高級な嗜好品になったあと、栄養補給にいいと判明して兵士たちにも食べられるようになった。また、人間界でも噂は伝わり密輸するものが現れたのはまた別の話......。
ネタに走ってしまった・・・




