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第十七話:再会と理想

短いかも・・・・

相手が振る刃を杖で弾いて、こっちの魔法を相手は相殺する。お互い一歩も譲れない戦いが続く。え?杖壊れないのって?大丈夫!杖は所有者が生きてる間は何があってもぶっ壊れないようになるのだ。最悪鈍器にも使える便利アイテムになったりするってすごいよね......っと、そんな悠長に話してる場合じゃなかった。思いだせ私、フードの下のその正体を......!!聞いたことのある声なんてこの世界に数えるほどじゃないか!特に、人間はな!そんな中で、追放されてて、女の子......女の子っ......あ!


「ま、まって、君ってもしかしなくてもナスタチウムちゃん!?」

「?確かに前の名前はナスタチウムだけど......今の名前はアルニカだよ~?私のこと、知ってるの?」

「わ、私だよ、ほら馬車で一緒だった!」


慌てて私はフードを脱いで顔を見せる。すると、ナスタチウムちゃん......じゃなかった、アルニカちゃんはすぐに嬉しそうにフードを脱いでくれた。


「わ、あのお姉ちゃんじゃん!あのときはありがとう!大好き!」

「ん!?」


だ、大好き?突然告白されてしまったけど......ともあれ仲良く二人で帰路につくことにした。その道中でアルニカちゃんの今までを教えてもらったところ、ユグル君と同じく別の集落に引き取られたのはいいものの、リィン王国とは全く違う生活に感化されてかガッツリ殺人鬼としての才能を発揮、一匹狼としてここら辺まで飛び出してきたのだそう。そして、記念すべきはじめての獲物が私だったようだ。ちょっと怖かった......歩いてダヴィルさんのもとにもどって事情を説明しても、帰ってきた答えは「好きにしろ」。うーん、ならば自分好みの殺人鬼にしちゃってもいいよね、これ......。よし、私と同じように毎日四人のところに一緒に行って勉強しよう。理想は、普段はおしとやかメイドタイプでいざとなると本性を現す系殺人鬼!!!戦利品を集めるタイプならもっとよし!よぉし、私がんばっちゃうぞー!うへへへへ......。

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