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第十六話:奇襲

ネコマタの集落へは徒歩で行く。ゾンビを出して運ばせた方が早くないってか?だって魔力使うんだもん。だから歩くよ健康第一!それにそんな遠いわけでもないし、こんな場所で襲うバカもいないもんね!はぁ~、癒しのネコマタにゃんにゃんパラダイスまであと少しだぁ~......っと、なぁーんか妙な気配がするなぁ。つけられてるな、この感じ。でも、襲う気はないみたいだし、無視してネコマタの集落へ向かった。そこから二時間くらいはひたすらネコマタと戯れたよ!草魔法を駆使して猫じゃらしとマタタビをだしてあんなことやこんなことをやりまくったよ!癒しですわぁ......


━━━━━━━━━━━━━━━━━


すっかり暗くなってしまった。早く帰って寝ないとグラズさんと同じように廊下にだけは立ちたくない......!そんな私の心配をよそに敵は背後に静かに現れ、私の首を刺し......ってな分けないでしょ!防御魔法発動!首を狙った刃は惜しくも届かず、弾かれる。


「チッ」

「逃がすか!蔦よ!敵を動けなくして!」


すぐに蔦が奇襲をしてきた奴にむかって伸びていき、四肢を拘束しようとするが、その前に目に求まらぬ早さで切り刻まれてしまった。


「なっ......」

「アクアバレット!」


奇襲者の言葉と共にそいつの回りに小さな水球が5つ現れ、弾丸のごとく私にむかって飛んでくる。


「くっ、ストーンウォール!」


杖を地面で叩くと目の前に岩の壁が生成され、即座に弾丸を受け止める。


「この魔族領は【破壊の鬼人】ダヴィル様の足元で暴れるとはずいぶんと命知らずだな人間!」

「きゃはは、ダヴィルって誰よ?ここは私の縄張りだよ!」

「ん?」


まて、この声聞いたことがある。けど思い出せない。誰だっけ......っと!考えてるうちに相手がナイフで切りつけてきた。間一髪で避けて、相手の顔を見ようとするが相手もフードで隠してて見えない。ちなみにあのダヴィル様~の下りは自分がどこの配下であるとかを、伝える場合に言うセリフみたいなもんな。やだよ普段からあんな風に言わなきゃいけないのは。ともかく私はこいつと渡り合わなければならない。



......そしてその間にこのフードの下の人間の正体を思いださなければならない。

戦闘もどき回です。

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