表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/61

第十四話:夜襲と再会

感想三つ目!タグの追加をおすすめされましたが、どんなタグがいいでしょうか?

ワーウルフの背中はもふもふでとても楽しい。スピードも申し分ないね!ひとっ走りして、今日は野宿して明日にはダヴィルさんのいる拠点につくかなぁ。こんな群れを襲いに来るバカはいないし今は人間領を攻めるのが第一優先だから無視されるしね。あ、ちなみになんで人間領を侵略してるのかっていうのは魔王がかなり老齢になってしまったから、次期魔王が経験を積んで強くなる前に人間に攻められて全滅するのを避けたるため一時的に領地を広げて時間を稼ぐためだそう。人間達からすれば、突然襲ってきたと思われるけど一番よくやる理由なんだって。っと、今日の夜営地はここにするかぁ。ワーウルフ達がテントを建ててる間に私は三羽のゾンビカラスを召喚してエルルーシュさん、リリムさん、グラズさんに人間が要らないか聞いてみる。最悪三人とも要らなかったら全部私が魂もらってゾンビにしちゃえばいいんだしね。私は悠々とワーウルフが設置してくれたテントの中に入って、簡単なスープを作るのを眺めておく。あれから草魔法も成長していろんな植物を生やせるようになった。ってことで仕留めておいてくれた鹿肉と大根、ニンジンを適当にナイフで切って煮込んでスープ完成!味は薄いけど美味しいからいいや。熱々のスープを食べてる間に、偵察兵のワーウルフが帰ってきた。


「おかえり~」

「シキミサン、コッチノヨウスミテルニンゲン、イタ。」

「夜襲するつもり?」

「オソラク。」

「ふーん」

「ドウシマスカ?コチラカラキシュウシマスカ?」

「んーん、放っておいていいよ。」


お土産が増えてホクホクになるだろうしね。ってことで夜襲されるまでおやすみなさーい!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


夜襲。それは闇に乗じて敵を穿つ戦略。昼間なら誰もが起きて警戒するだろう。だが、夜はそうにはいかない。寝なければ判断は鈍ってしまう。かといって見張りもなく眠れば格好の的になってしまう。だから少数でも見張りは必要だ。でも、見張りも眠くなるし昼間よりも警戒心を強くしてしまうため疲れてしまう。......そして、そこを狙って一人、また一人とはぐれた者から始末して、目を覚ましたトップに絶望を与えるもの......なのだがぁ!ゾンビに監視させてたら関係ないよねー!そして、夜襲を仕掛けたもの達はあっさりお縄に......って、一人だけじゃん......あれ?よく見たら見たことある人間だな......あ、思い出した。もしかして......


「ユグル君?」

「......なんで俺の名前知ってるんだ、魔族のくせに」

「違う違う、私だよ私」

「......あ、あのときのねーちゃんじゃん」

「久しぶりだねぇ、あれから二年か」


しかし、ユグル君めっちゃ成長したなー。ひょろひょろだったのに、今やたくましい青年ボディで顔も悪くない......仮面を除けば。


「その仮面は?」

「【夜を駆る梟】の証だよ」

「【夜を駆る梟】?」

「シキミサン、オレタチ、シッテル」


ワーウルフの説明によると【夜を駆る梟】は夜襲や暗殺に特化していて、こっそりと使う人間の上層部も少なくないようだ。そして、熟練者は単独行動でもこれくらいの夜営地は潰せるらしい......が、ユグル君はまだひよっ子。相手を甘く見すぎた。おかげで私に会えたみたいだけどね。まあ、捕まえたし連れていくかぁ。さあて寝よ寝よ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ