第十話:魔族たち
うぉおおお短いよぉ
どうも、樒です。私が今どこにいるのかというと......魔族に捕まって檻の中にいまーす!夜にぐっすり眠って起きたらこのざまだよ!自業自得だね!そして何やら私への対応をどうするか話し合ってる模様。ゴブリンは食べるって言ってるし、オーガは奴隷、オークは......R-18だ!で、この三匹?以外にいるのがラミア、角が生えている男、人間?の女性、バジリスク。明らかに後半四人はむちゃくちゃ強い。だって三匹とも怯えてるもん。ちなみに荷物は全部手元にあるよ。逃げたら殺すだけだって意味だよなぁー怖い。
で、どうやら話し合いは終わったようだ。
角が生えているのが、こっちにやって来る。
「選べ。」
「え?」
「猶予は日没。道は二つ。」
「......。」
「誰かの配下につくか、下等魔族に弄ばれるか。異世界の者だから、情けをくれてやる。」
うーん、ある意味一択じゃないですかこれー!やだよ、ゴブリンもオーガもオークも!
「質問を一つ許す。必ず回答はしてやる」
「......なら、四人の種族と利用目的を教えて」
「......」
男は三人のもとへ向かい、その事を伝えに言った。すると、まず先にラミアがやって来た
「私はラミアよ。【這い寄る毒密】エルルーシュ。あなたが来たら実験に付き合ってほしいわ。死にはしないわよ」
つまり五体満足とは言ってないわけだ。
次はさっきの角男
「......種族はバルバロス。【破壊の鬼人】ダヴィルだ。奴隷落ちを強要はしないが、こきはつかわせてもらう。」
ここも無事とは言えないなぁ......
次は人間に一番近い人
「種族はサキュバス。【堕落の指先】リリムよ♪来たらねぇ、魔法を練習させて上げるしぃ、私たちのテクニックも教えてあ・げ・る♥」
甘い話には裏がある......
最後はバジリスク。
「俺はバジリスク。【無慈悲な石眼】のグラズだ。
来たら石像として飾ってやるよ!」
うーん、論外!ともあれ、四人の種族と利用目的はわかった。久々の人間だし弄びたいのだ。襲っても逃げられるし、侵略した人間は全く面白くない。魔族まみれの森で図太く寝るような私みたいなのが一番面白いのだろう。さて、一人づつ検証してみよう。
まずラミアからだ。
魔法や薬を使って人体にどんな影響があるか調べたいって感じだった。つまり死ぬ。却下。
バルバロスは、本当に奴隷落ちしなくても働いていいのだろう。保留。
サキュバスは、言葉が甘い。同族にしたりとか、ろくなことにならなさそう。でも、その言葉通りなら願ったり叶ったりだ。
バジリスク?即却下だよ。
うーん、こうなったら道は一つしかない。誰を選ぶかはもう決めた。日没、ダヴィルがやって来た。
「答えは決まったな?答えろ」
「私は配下になる。選ぶのは━━━━━━」




