表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夕食屋  作者: プリン
13/32

新店舗起動

卵、マスタード、唐辛子、チーズ、オリーブオイル、パセリ、ジャガイモ、トマト、ナス、レモン、ニンニク、サワラ、イカ、塩、砂糖、赤ワイン、白ワイン


「結構買い込んだな。これで全部か?」

「ええ、全部よ。荷物持ちありがとう、ロバート」

ロバートと市場まで買い出しにやってきた。


「鼻がムズムズするなぁ…痛!」

「唐辛子を触った手で目や鼻の粘膜を触ると痛いから気を付けてね」

「先に言え!」

市場から歩いて7分、結構な距離だ。手伝ってくれるのはありがたい。

本当に、感謝しているのよ。ロバート。


「クリス、ただいま。お客さんの反応はどう?」

パン屋も今日から始めている。昼の反応はどうだろうか?

「さっきからチラホラ入っては来る、ただ見るだけの人が多いなあ」

「これからが勝負。様子を見ましょう」

夕方になると、港で干物を作っている奥様方が店の前を通って住宅街に帰る。

売れなかったら、明日の賄いはチーズフォンデュかパングラタンだ。


夕食の下ごしらえを始める。

ニンニクを薄切りにしてザルに並べて天日乾燥させる。

レモンを絞って、残った皮を千切りにする。

ボールに卵黄、レモン汁、塩、砂糖を入れて混ぜて、オリーブ油を少しずつ加えながら充分に攪拌する。

攪拌する係をロバートにやってもらう。

「重くなってきた。まだ続けるのか」と聞かれたので、もう少し頑張るよう言っておく。

しばらくするとマヨネーズの完成である。

あらかじめ煮沸した保存容器に、先ほど出来たマヨネーズを入れて氷室に保存する。


イカのスミを口を取り除き、肝と身を分けて、身を千切りにする。

白ワインと多量の塩、種を除いた唐辛子を混ぜて塩漬けにする。


レモンの皮を少し残して残りを茹でて、これは砂糖をまぶしてレモンピールにする。


今夜のメニューにうつる。

鉄板に油を敷く、サワラにマスタードを混ぜた手作りマヨネーズをかけて、野菜と一緒にオーブンで加熱。

サワラのアラとトマトとニンニク少量を煮込む。これは今日のスープ。

全ての準備が終わった頃には、日が落ちていた。

これからが私の勝負時間。

今夜から、夕食屋マルセオ店の営業を始めます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ