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星の降る夜に…  作者: Rufre
5/13

文化祭準備






カナタ「今年の文化祭どーするー?


おでん屋って… ホストとかやりたかったのにおでん屋って真逆じゃねーか!


今年もサボるかー?」



















ユウヤ「奏太(カナタ)がホストは無いな(笑)


(シン)みたいなやつのほーモテるんだよ!」





















カナタ「心がホストはダメだろ たまにわけわかんないこと言い出すし!」



















シン「わけわかめ〜」



















カナタ「ほら(笑)

真顔で言うなよ!」



















毎日のように健太の家に集まって変わらない日々を過ごし 気がつくと流れ星をみてから1ヶ月近くたっていた。





すっかり学校は文化祭ムードだ!





















カナタ「でもさー 放課後学校で準備とか面倒くさいよぉ」




















ユウヤ「太田っちに言われただろ!


お前らは遅刻が多いからその分放課後残って準備してろ って!」




















カナタ「太田っちの真似すんなよ(笑)



でも泣きながら言われてもな…」



















相変わらず怒ると泣く太田っち…



















シン「まぁ俺らに任せるクラスの人もなー 」












ユウヤ カナタ「それもそうだ!」






































サヤ「やほ!お疲れみんな」

















振り返ると紗夜がいる。


ここ1ヶ月結構な頻度で会っていたから お互い呼び捨てするくらいの仲になっていた。



















「おぅ!」 みんなして返事すると 俺らの間にチョコンと座る。



















学校ではそんなに会わないのもあるが たまに廊下ですれ違っても相変わらず浮かない表情をしてる。


でも放課後俺らのところに来るとき表情は明るいからあまり気にしてなかった。






















カナタ「紗夜帰らなくていいのかよ!


愛しの美哉が待ってるぞー!」




















サヤ「私も文化祭の準備ー」


















ユウヤ「なら教室戻らなくていいの?」


















サヤ「いいのいいの!


それとも私がいたら邪魔なのー?」
















カナタ「あー裕也酷いんだー 」

















ユウヤ「そういうことじゃないだろ!」


















サヤ「ならいいじゃん。」
















この時は気づかなかった 紗夜の笑顔の裏に隠された暗闇に。



























……





カナタ「よし!そろそろ帰るか!」

















ユウヤ「だなー。」





















サヤ「健太の家行くんでしょ? 私も一緒にいく!」
















みんなして学校をでて自転車を漕ぐ。





















サヤ「ちょっとあんたら 制服でタバコ吸うなら離れてよー


私まで仲間だと思われるじゃん!」



















シン「仲間だろ」




















サヤ「そういう事じゃなくてー!」



















カナタ「おい 裕也タバコ吸うな!」







ユウヤ「心と奏太もな!」























カナタ「俺のはあれだ!あのー…シガーチョコだ!」















サヤ 「それだと煙でないから(笑)」


















カナタ「け…煙が出るタイプなんだよこれ!!」



















みんなして はいはい(笑)なんて言ってたら健太の家についた。

















「っよ!」

「おぅ」





















相変わらずのやりとりをしながらみんないつもの位置に座る。

紗夜も美哉の隣に座った。


















サヤ「ねぇ 美哉 聞いて!


今帰ってくるとき奏太がさ…」
























ミヤ「あぁ…」



















美哉の機嫌が悪そう。
























サヤ「……なんで機嫌悪いの?」

















ミヤ「別に…」



















みんなして先に一緒にいた健太の方を見るが健太もよくわからないと首を横に振る。





















ユウヤ「美哉なんかあったのか?」























ミヤ「何も。 俺、帰るわ」


















呆気にとられているみんなの前を通り美哉が部屋を出てった。



















ケンタ「なんかしたのか?」















シン「わからん…」













カナタ「まぁ美哉 たまに機嫌悪い時あるから!うん!」











ユウヤ「そーだな 俺が茶髪なだけで怒るくらいだしな… 自分もいま髪染めてるくせに(笑) だから大丈夫だよ!」











なんて、耐えきれず泣きそうになっている紗夜をみんなで元気づけた。



本当はただ泣き顔を見たくなかっただけかもしれない…



























カナタ「…俺らも帰るか!さすがにさ」













ケンタ「おぅ! またな!」










奏太が重い空気を壊す。
















ユウヤ「…紗夜 送ろうか? さすがに遅いし…」



















サヤ「ううん 大丈夫!

泣きそうになってごめんね



みんなまたね!」


















ユウヤ「おぅ!」





















目を潤ませながらも笑顔な紗夜に誰も何も言えずただ背中を見送っていた。














何分たったかわからないが ふと奏太が口開いた。




















カナタ「よし!帰るか!」
























…その夜だった。


また美哉から話しがあると呼び出されたのは。




いい思い出もない公園も今はいろいろ聞きたいことがあって早く行きたくて仕方がなかった。




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