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原田杜雄の真実



 CM撮影の日に先輩の真実が分かった。できれば知りたくなかった

 

 原田杜雄。その生い立ち。彼の歩んできた壮絶な道のり。

 

 知ってしまった今、僕は自身の言動を全て恥じる


 彼は独りで立ち続けていた。いや、すでに倒れていたのかもしれない。とてつもなく重くて、冷たいものを抱き抱えたまま


 


 三田凪子さんを起用したCMは順調すぎるほど順調に進んだ。全て三田さんのおかげだ。これがプロフェッショナルかと、ただただ感嘆するばかりだった。監督スタッフ以上にこちらのイメージを明確に汲んでくれた。

   

 ただ、近寄りがたい。大柄とか偉そうにしているわけでもない。誰に対しても挨拶をしてくれるし、受け答えも丁寧だ。

 ただ、愛想笑いといったものが一切ない。真っ直ぐ相手を見て話す。蛇に睨まれている心持ちになる。

 緊張するが、どこか懐かしい感じもする。


 先輩みたいな人だな。


 この場に先輩がいたら、どんなことになっていたのだろうか。意外と意気投合していたかもしれない。


 

 全ての撮影が終了し、帰り支度をしていた時だ。僕もいよいよコノエをやめる。明日から就職活動だ。


 その前に先輩に報告だ。

 

 ん?なんだか外が騒がしい


「三田さん!三田さん!どうしたの!!」 


 コノエ社員用の控室のドアが大きな音を立てて開かれる。


 三田凪子さんが、肩で息をしながら、部屋中の人間を1人1人睨みつけてくる。


 誰かを探しているいみたいだ。握られているのはCM撮影用の資料だ。


「あの・・・何か」


「この人はどこ?」


 握っていた資料を差し出してくる。


「え?」


「モリオ・・・原田モリオはどこだって聞いているの」

 

 ドライヤーに関するコノエの資料だ。開発者は僕で、開発責任者に先輩の名前を書いていた。

 

 先輩、この人に何したんですか 


「今はいませんが」


「どこにいるの?」


「あの・・・申し上げにくいんですが」


「あなたの恥ずかしい話聞いてんじゃないの。すぐに答えなさい」


「・・・あの」


「あんたの耳、飾りなの?」


「病院です」


「病院?」


「失礼ですけど、原田とはどういったご関係で」


「すぐにその病院に連れて行きなさい」


「あとで説明します。モリオに会わせなさい」



 三田さんの車に乗せられて、一緒に病院に向かった。


 車内で今までの経緯と先輩について知っていることを話した。

 

 三田さんは黙って聞いていた。


「モリオはもう目を覚さないの」 


「お医者さんは0ではないと言っています。ただ」


「可能性は低い」


「はい」


「・・・そう」




 日本を代表する女優が先輩を見下ろしている。


 先輩の顔色はいい。今にも起きがってきそうだ。 


 仕事終わりの海子さんが入ってきた。少しやつれている。


「岸くん、こちらはどちら様・・え?」


「あの・・・僕もよく分かってなくて」


「あなたが海子さん?」

 

 海子さんの目つきが変わる。好戦的だ。


「そうですけど、モリオとはどういったご関係で」




 初めまして。原田凪と申します。



 原田杜雄の姉です



「!?」


「ちょっと待ってください。モリオには家族がいないと聞いています。そんな、突然現れて、姉だって言われても」


「そうね。今からお話しします。でも、ちょっと待って」 

 

 三田さんが海子さんを抱きしめる。


「ありがとうね。あなたがいてくれてモリオがどれだけ救われたか」

 

 海子さんの瞳から涙が溢れる。 


「あなた、少し顔色悪いわ。ちゃんと食べてる?」


「あの・・本当にモリオの?」


「場所を移しましょう。この子、聞いているでしょ。起きたら、余計なこと言うなって私が怒られる」


 

 屋上は少し肌寒かった。日が沈みかけ、遠くの公園では花見用の灯籠の灯りが見える。もうすぐ桜の季節だ。

 

 そこで誰も知らなかった先輩の生い立ちを聞いた

 





 母親はそれぞれ父親の違う子を3人産んだ。私が長女で、モリオが真ん中で、一番下にテツオっていう弟がいたの。

 

 母は女優を目指して上京したんだけど、見た目でチヤホヤされて、甘やかされて育ってたから、少しでも上手くいかないと、すぐに周りのせいにする。当然、そんな甘い世界じゃない。すぐに夜の街の人間になった。銀座のホステスね。


 高級店のNo.1

 

 それが彼女の唯一の勲章。  

 

 私の生物学上の父親とはそこで出会ったの。妻子のいる政治家。政界のホープと持て囃されていた男で、今も気持ち悪いと笑顔とゲロみたいな言葉を撒き散らしながら官房長官をやっているわ。

 

 ・・・・


 母が私を産んだ途端に、捨てられたの。端金でね。それでも、母は銀座の一流店に勤めていたから、生活には困っていなかった。母1人娘1人で自由気ままに暮らしていた。

 

 私が5歳の時に、モリオが生まれた。父親は世界に近いと言われていたプロボクサー。責任感のある人で、母にも私にも、いいお父さんだった。

 生まれたばかりのモリオを本当に可愛がった。母も仕事をやめて、家族4人で小さな家で暮らしてた。今から思えば、私たち唯一の幸せな時間だった。


 でも、男は日本王者防衛戦で負けるはずのない相手に負けて、しかも、網膜剥離になって引退。

 

 男は仕事を始めたけど、どれも長続きしなかった。そこからお酒に溺れて、口数が少なくなった。でも、酔うと負けたのはお前らのせいだって暗い顔してネチネチ言い続けるの。


 どんどん家の雰囲気が悪くなった。

 

 母は銀座で再び働き始めた。でも、お店のレベルが下がったから、生活は苦しくなっていった。

 

 モリオは3歳になったばかり頃かな。あの子は本当に優しい子なんだけど、もの凄い泣き虫でね。いつも誰かがそばにいてあげないといけなかった。いつも私の後をついてくるの。友達の家に遊びに行くのについてくるのよ。

 

 ある日、男とモリオがいなくなった。どうやら、酔ってふらっと出ていった男の後をついて行ったみたいなの。モリオは男のことが大好きだったから当然よね。

 

 母はもう男に対して何にも思ってなかったし、トラブルとかに対処できるような人間じゃなかったから、面倒なことから現実逃避するの。そのうち戻ってくるでしょって、出勤した。

 

 私は必死で探した。駅で保護されているモリオを見つけた。モリオの顔がうつろなの。何があったのって聞いても上の空。

 

 男はホームから電車に飛び込んで、もうこの世にいなかった。モリオの目の前でね。


 モリオは独りホームで泣きづつけた。

 

 その日から、モリオは泣かなくなった。


 そこから下町の古くて小さなアパートに引っ越した。母は、少し前から些細なことで客や同僚とトラブルを起こすようになっていた。当然、銀座の店を辞めさせられて、場末のスナックで働き始めていた。

 

 私が10歳、モリオが5歳の時に母がまた妊娠した。今度の父親は分からない。母は大企業の重役だって言ってたけど、嘘。不摂生からどんどん容姿が衰えてきて不安だったのよ。それしかない人だったから。酔って褒められたら、誰とでも寝るようになっていたの。

 

 真夜中に男連れてきて、あんた達ちょっと外に行って来なさいって。そんなことが頻繁にあった。

 

 ある時は、雪が降っててね、公園のドカンの中で2人で抱き合って寒さを凌いだわ。私は辛くて泣いていた。

 

 でも、モリオは泣かなかった。5歳の子がそんな状況でも泣かなかった。「大丈夫、大丈夫」って私を慰めてくれるの。5歳の子が。

 

 そして、テツオが生まれた。お金がなかったから、母はすぐに仕事に復帰した。


 だから、2人でテツオを見たの。私が小学校に行ってる間はモリオが面倒をみた。母はいたけど、寝てるだけだったから。

 

 モリオは小学校に入学しても、行かなかった。テツオが心配で。

 

 私も中学を休もうと思ったんだけど、僕が見るからって、私には学校に行けって。


 私はそれに甘えちゃった。本当は行きたかったんだと思う。時間があると教科書を隅々まで読んでいるの。

 

 たまに行政の人とか家に尋ねてくるけど、モリオはもう誰も信用していなかったから、居留守とかしていたみたい。

 

 私が中三の時に母親の新しい男がアパートに転がり込んできた。どこかのチンピラね。

 男は毎日働きにも行かず、母親とやるか暴力をふるうかのどちらか。私たちがいても関係ない。救いようのないクズ。

 

 地獄ってまであるのかって思った。まだまだ序の口だったけどね。


 その男の私を見る目が気持ち悪いの。当然、私は警戒してた。絶対に2人きりにならないようにしていた。

 

 3人で公園で遊んでいる時にね、テツオがパンツを汚しちゃったの。私がアパートに着替えを取りに行った。母もいるから大丈夫だと思って。

 

 案の定、部屋に戻ったら母と男がいた。で、私を見た男が母に合図を送ったの。


 そしたら、母が「私が持っていってあげる」って言って出ていった。


 そこで私が襲われた。

 

 必死に抵抗したけど、何度も殴られて無理やり。


 終わったら男は口笛吹きながら外に。


 あの時、私が殺していればって今でも思う。

 

 私は公園でタバコを吸っている母親を見つけて、叩きながら泣いて訴えた。


「娘を売ったのか」


 でも、母親はもう壊れていたのよ。

 

「減るもんじゃないだろ」

「お前も少しは私を助けろ」だって。

 

 あれ以上の絶望はない。もう何だか笑えてきた。

 

 その夜、モリオがね、「姉ちゃん逃げろ」「このままじゃ姉ちゃんが殺される」って言って無理やり私を外に連れ出した。

 

 私は必ず2人を迎えに来ると約束して、逃げた。


 すぐに仕事を見つけて、2人を迎えに来るつもりだった。


 

 ここからは、後から警察に聞いた話とモリオ本人に聞いた話。


 「警察?何があったんですか」


 海子さんの目には涙が溢れていた。腕を組んで必死で耐えていた。


「もうやめる?」


「・・・いえ、聞かせてください」


 男の暴力は水が低いところに落ちていくようにモリオとテツオに向かった。


 ますますモリオはテツオを残して学校には行けなくなった。


 目を離したら何をされるか分からなかったから、幼いテツオを連れて教会やお寺で食べるものを貰って、時には生ゴミをあさって何とか生き延びていたみたい。

  

 私は、何とか住み込みのバイト先見つけたんだけど、共同部屋で2人を呼べる状況じゃなかった。

 

 時間があると様子を見に行ったの。でも、そんな状況だとは知らなかった。

 

 モリオは「何とかなってる。大丈夫だ」「姉ちゃん無理しなくていいから」って。

 


 ある日、母親がこっそりお小遣いをくれた。


 モリオの小学校で明日遠足があることをどこかで聞いて来たらしいの。


「これで遠足用のお菓子を買いなさい」

 

 モリオは学校にほとんど行ってなかったから、当たり前だけど、遠足になんか一度も行ったことがなかった。


 「遠足」


 それはモリオにとって夢のような響のする言葉だった。

 

 でも、モリオはテツオを残してまで遠足には行きたくなかった。


 それでも母親が男は明日競艇に行くはずだからって。

 

 万が一戻ってきても男からテツオを守ると約束してくれた。

 

 モリオは生まれて初めての遠足に行った。


 学校に行ってなかったから友達もいなかったけど、平気だった。

 

 バスの車窓から初めて世界を見た気がしたって。


 持って行ったお菓子には手をつけず、帰ってテツオと一緒に食べながら、見てきたことを話してあげるつもりだった。


 



 帰ってきたら、テツオは冷たくなっていた





 ・・・男と

 


 ・・・そして母親も一緒になって朝から折檻し続けた結果だった。




 蜘蛛膜下出血と内臓破裂。原因はトイレでの粗相だった。




 そして、モリオは台所にあった包丁で男を刺した




 致命傷にはならなかった。




 俺にもっと力があったらなって。今度やる時は絶対にしくじらないだって・・・

 


 お腹から血を流してわめき散らす男に母親は抱きついて、大丈夫、大丈夫って泣いてるんだって。



 動かなくなったテツオはほったからしのまま。



 その時に、モリオは誓った。俺はこんな大人にはならないって。

 

 自分たちの父親みたいな無責任な人間

 

 弱いものイジメしかできない目の前でわめき散らす男みたいなゴミみたいな人間


 自分では何も決められない母親みたいな弱い人間には絶対にならない。



 クソみたいな人間には絶対ならないって。



 小学4年生の子供が考えることじゃないよね。


 

 それ以来、モリオはお菓子も食べれなくなったって。



 男と母親は捕まった。


 

 モリオは施設に入り、海子さんの小学校に転校してきた。



 私はたまたまバイト先の常連さんが劇団関係の人で、その縁で芸能事務所にスカウトされたの。


 興味はなかったけど、アパート用意してくれるって聞いて、飛びついた。


 これで迎えに行けるって。3人で幸せに暮らせるって思って。


 迎えに行ったら、モリオもテツオもいなかった。

 


 警察に聞いたり、児童相談所に行って、なんとかモリオの居場所を探し出した。



 モリオを迎えに児童養護施設に行ったの。

 

 一緒に暮らそう。テツオのお墓を建てようって言ってもモリオは首を縦に振らなかった。


 その意思に圧倒された。もう、何を言っても無駄だって分かった。でも、会いに行くし、中学を卒業したら、一緒に暮らそうって一方的に言ったの。


 モリオは黙って聞いていただけ。

 

 モリオが中三の時に会いに行った。私も舞台中心だったんだけど、映画とかにも出始めた頃で、生活にも余裕ができていたの。


 モリオを高校大学に行かせるぐらい大丈夫だからって。施設長ともうまくいっていないのも聞いてたし、何がなんでも引き取るつもりだった。

 

 モリオは次の日いなくなった。多分、自分のやったことで私に迷惑をかけると思ったんだと思う。

 


 本当に消えちゃった。手がかりは何もなかった。




「歌舞伎町で先輩のこと、聞いて回ってたっていうのは」


「私よ」


 何年か前にね、事務所に入った若い子が昔のヤンチャ自慢してたの。どうでもよくて、聞き流してたんだけど、そこでモリオの話が出たの。歌舞伎町にはモリオさんっていう、すごい人がいたって。


 それを聞いて、すぐに歌舞伎町に行ったわ。


 でも、モリオがいたのは随分前の話だって。


 どこに行ったかは誰も知らなかった。

 

 私はいつも手遅れなの。


「あの、お母さんとその男は」


 母は出所後に精神病院に。私が入れたわ。だいぶ良くなって、スーパーでパートを始めて、今は・・・再婚して、ささやかだけど幸せに暮らしている。


「・・・」


 言いたいことは分かるわ。でも、正気に戻したかったの。


 正気になって罪の意識を待たせるためにね。


 今、彼女は張り裂けそうになっている。


 子供を見る度に辛くて、自分のしたことが襲いかかってくるのね。


 自由な世界で一生苦しめばいい。 

 


 男は一度私のところに来たわ。金よこせって。昔のことをバラすぞって言ってきた。

 

 何を?本当にバカって一生バカなのね。出所してから、ずっと監視しているのに。ちょっと費用はかかるけど、人生が上手くいかないように、全ての可能性を事前に摘んでいるの。


 あいつは運が悪いと思ってるだけかもしれないけどね。


 あいつだけは絶対に許さない。

 

 でも、モリオをあんなクズのために犯罪者にするわけにはいかない。


 モリオはあいつに会ったら絶対やるわ。


 だから、2人が出会わないようにするためでもあるの。 

 


 あいつは私の見ている前で無様に野垂れ死んでもらう。


 

 私はモリオにもテツオにも何もしてやれなかった。



 だから、復讐だけは私の役目。 


 


 子ども食堂のこと聞いたわ。

 

 モリオはテツオにしてあげたかったけど、できなかったこと。子供達の姿とテツオを重ねてる。それで、ギリギリのところで正気を保ってたんだと思う




 


 入院費は全て三田凪子さんが持つことになった。


 子ども食堂の支援も約束してくれた。

 

 海子さんは先輩の手を握りしめたまま、眠っている。


 壮絶な過去だ。


 聞いているだけで、とてつもない疲労感だ。

 


 僕は病院を出て、気がつけば先輩の部屋に来ていた。


 お花を新しいのに替えて、テツオくんのお骨に線香を手向けた。

 


 運命の分岐点があるとするなら、兄弟が幸せに暮らしている世界があるのかもしれない。


 でも、その世界の先輩はやっぱり僕の知っている先輩で、ただ弟がいて、お姉さんもいる。


 綺麗な彼女と喧嘩しながら幸せに暮らしている。


 出来の悪い後輩を叱りつけて、たまにご飯を奢ってくれる。

 

 きっとそんな世界もあるはずだ。そう思いたい。

 


 僕は僕のやるべきことをやる。僕は父親に罵られて育った。出来の良い兄達と常に比較されて。岸家の恥とまで言われた。就職して以来、会っていないし、会うつもりもなかった。でも、そんなことは、どうでもいい。 

 

 父親は責任を取るべきだ。端金で捨てた母娘のことだ。全ての発端はあなたにある。

 

 記者会見で綺麗事を並べて、日本の将来について憂う前にすべきことがある。








 楽になった。生きること全てが苦痛だった


 あのオヤジのおかげだな。上出来だ。思いっきりやってくれた


 一瞬、何か思い出して避けようと思ったけどな 

 

 さて、俺はテツオに会えるだろうか


 会えたら、ちゃんと謝らなければならない

 

 お腹いっぱい食べさせてやれなかったこと、


 1人だけ遠足に行ったこと、


 そして守ってやれなかったこと

 


 これからは兄ちゃんがついている

 

 あの時食べられなかったお菓子を2人で食べるんだ

 


 あぁそうか、思い出した


 海子との約束か 


 飯奢らないといけなかったんだ


 結局、海子には何も伝えることができなかったな


 まぁあいつが幸せになってくれるのが一番だ 


 俺のような人間には所詮無理な話だ


 


 


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